本社ヶ丸 宝鉱山起点
- GPS
- 04:46
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 973m
- 下り
- 971m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所は有りませんが、この時期落葉で道を失う箇所が何ヵ所か有りました。GPSで確認しながら慎重に進みました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
快晴との予報で、秀麗富岳十二景の12番目の本社ヶ丸に向かいました。登山口の宝鉱山バス停は都留ICから10分程とアクセスは楽々です。宝鉱山バス停には広い無料駐車場がありました。到着時、駐車場には1台のみ。
宝鉱山バス停からは5分程車道を登って行きます。右手に本社ヶ丸への登山口が有るはずですが、見つけられずに「けいごや橋」に達してしまいました。ここに三ツ峠山への案内板が有りましたが、本社ヶ丸の案内は有りません。GPSで確認すると、少し戻った所が登山口の様です。
少し戻って、踏み跡を見つけました。上に野鳥の観察舎が見えます。とりあえず観察舎まで登って見ると、その裏に登山道らしき道が有りました。この道を進むと、道は沢に沿ってトラバースして行きます。登山道は途中から右折するはずですが、右折箇所に気付かずに、通りすぎてしまいました。かなり行き過ぎてから気付き、戻って「登山道」の表示を発見。ここまで、出だしから少々時間をロスしました。
急登を登っていくと間もなく最初の鉄塔に到着。ここでも少々迷いました。地図を確認すると、登山道は鉄塔の上に続いているようですが、鉄塔の左右を確認しても上に行く道が有りません。鉄塔の下の登りやすい所を登っていくと、樹脂製の階段が現れ、登山道に復帰できました。本来は鉄塔の下を左方向にトラバースしてから右折するのが本来のルートだった様です。
ここからも急登が続きます。途中2つ目の鉄塔の足元を越えて、緩急を繰り返しながら高度を上げて行きます。「からかさ岩」は、台座の岩の上に三角形の岩を乗っけた様な奇妙な格好です。上の三角形の岩を唐笠に見立てたのでしょうか?
からかさ岩からは、一旦左方向にトラバース。少し雪が現れましたが、歩行に影響は有りません。途中右折して急登を登り尾根に上がります。更に急登が続き、ようやく縦走路の尾根に達しました。ここからは10分程で本社ヶ丸山頂に達します。ここまで一人も会いませんでしたが、縦走路には新雪を踏んだ足跡が有りました。
山頂からは東側は樹木で少し見難いものの、ほぼ360度の展望。これまで三ツ峠山に隠されて見えなかった富士山がようやくスッキリと望まれました。残念ながら、南アルプス、八ヶ岳などの高山の山頂部は雲に隠されて、良く見えません。ここで富士山を眺めながらの昼食。
ピストンで戻る予定でしたが、急登を下るのは大変そうです。時間も多少余裕が有りそうなので、宝の山ふれあいの里に直接下る新道を下ることとしました。ヤマレコの奇跡を見ても、ほとんど歩かれていないようで、少し心配でした。
縦走路をたどって鉄塔下の新道分岐まで。ここまでは少し雪の多い所があり、スリップ注意でした。分岐からは隣の丸尾根までトラバースして行きますが、登山道は落葉に覆われ、良くわかりません。ピンクテープを頼りに進みます。
丸尾根はジグザグに急下降して行き、本日4つ目の鉄塔に達します。その先で暗いヒノキ林に突入、またジグザグに下って行きます。しばらく下ると沢に達し、対岸に渡ります。沢は水量が少なく、渡渉に問題有りません。
本社川の左岸を下って行きます。時々左の斜面にトンネルが現れます。後で調べると、かつての宝鉱山の坑道の様です。道は途中からは林道に代わり宝の山ふれあいの里の上部に達します。ふれあいの里の中の道を通って駐車場に戻りました。少し分かりにくい所は有りましたが、特に危険箇所もなく下山できました。
コメント
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無事のご帰還、ご好運でした。
水質保全の市民グループで、旧宝鉱山を定期チェックしています。
帰りに通られました、(尾根からの新道から、鉱山管理道路に入る)ムササビタワー脇は、11月の雨で赤棚沢の水路が塞がれ、溢れた水が道路下を洗屈したあと、再び道路上に出で路上を流れたところです。
先週、応急工事で仮復旧しましたが、それまでは厚さ10cmの道路表面のコンクリートの下は、まったくの空洞でその上を歩かれたことになります。
もし、道路の右端を通られていたら、崩壊したかもしれません。
この道路は、落石が多く、万一通るときには、簡易ヘルメットをし、上からの転石の音に耳をすませ、音がしたらその方向を確認して避けてください。
また、サルが非常に多く、上から浮石を転がされたこともあります。
なお、黄色い水の出ている旧鉱山西坑口からの廃水は、パイプが詰まって溢れた水が道路上を流れ、これによる道路の崩落が起きています。(鉱山管理道100m手前右)。
2/24現在、道路の3分の1が崩落し、いまも拡大しています。
なお、西坑口の上流で、水が出て来る古いトンネルは、(鉱山のある)赤棚沢上流の水を、本社川に転流させるためのものです。
危険なので、今後は他のルートをおすすめします。
鉱山管理道の現況については、
山梨県産業政策課 0552-23-1532 にご照会ください。
<2/26追伸>道路崩壊部分には応急柵をするよう、本日担当課に要請しました。
本格工事は、早くとも来年度になるとのことで、その際は全面通行止めになるようです。
要注意箇所の案内ありがとうございます。山と高原地図には一般登山道として紹介されていますので、利用される方もおられるかと思います。私は再度行くことは無さそうですが、これから行かれる方が、この注意事項に気づいていただけると、有難いですね。
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