鏡台山〜天狗山〜鐘原ヶ岳【榛名山前衛】、氷室山〜天目山〜三ッ峰山【榛名外輪山】

2017年12月07日(木) [日帰り]

• GPS: 16:00
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,125m
• 下り: 1,104m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:33
• 休憩: 1:37
• 合計: 9:10

6:40 榛名神社
7:20 鏡台山（北峰）
7:32 7:40 鏡台山（展望ピーク）
8:28 8:56 天狗山（東峰）
9:02 9:05 天狗山（西峰）
9:46 小鐘原ヶ岳
10:10 10:19 大鐘原ヶ岳
10:50 10:55 地蔵峠
11:20 0:00 榛名神社
11:50 0:00 七曲峠
12:11 12:16 天目山
12:40 13:00 氷室山
13:29 13:34 天目山
13:50 七曲峠
14:32 14:46 三ッ峰山
15:50 七曲峠

榛名神社下山後、七曲峠へは車で移動

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

★榛名神社登山口の駐車場
参道沿いに何ヶ所かある店舗所有地の一つに停める。
参拝者は無料だが、登山者については鷹揚なようだ。

★七曲峠の駐車スペース
カーブの西側に4〜5台停められる。

コース状況／危険箇所等

鐘原ヶ岳から地蔵峠へは急な尾根の下りとなる。
ずっと尾根上の踏み跡を追うと、見晴らしの良い断崖上で降りられない。
途中で左下に下りるのだが、断崖上から戻る場合は右下へ下ることになる。
右下へは二ヶ所に踏み跡があり、ザイルを張ってある所を下る。
地蔵峠からの上りでは問題なし。

七曲峠から三ッ峰山へは、松之沢峠分岐点から先は整備されていない。
目印はあるが踏み跡の薄い笹尾根で、下りでは尾根を間違わないよう要注意。

写真

12/7 7:21

鏡台山（北峰）1079mピーク
展望不良

12/7 7:21

標識は天狗山方向

12/7 7:35

鏡台山（展望ピーク）
1072.9m地点だが、1079mと書かれた看板あり。

12/7 7:36

地形図では三角点記号だが、標石の頭には円形の銅盤が埋め込まれている。

12/7 7:36

浅間山と残月

12/7 7:37

左奥は四阿山、右奥は志賀高原の毛無峠周辺の山〜本白根山
中央の雪のない山は菅峰

12/7 7:37

（毛無峠周辺のズーム）
左から土鍋山〜破風岳〜毛無山〜御飯岳
手前の左は菅峰、中央右寄りのピナクルは高ジョッキ

12/7 7:38

浅間山、右手前は浅間隠山

12/7 7:38

奥秩父
三宝山〜金峰山〜御座山方面

12/7 7:40

浅間山方面

12/7 8:34

天狗山（東峰）

12/7 8:35

東峰の石碑

12/7 8:37

東峰の岩場からは南側が絶景
奥は奥秩父〜八ヶ岳

12/7 8:37

八ヶ岳全山
手前は妙義山

12/7 8:37

奥から北岳〜甲斐駒〜赤岳
　　　四方原山〜茂来山
　　　毛無岩〜荒船山
　　　妙義山・白雲岳

12/7 8:42

十合目と書かれた標柱と小さな神社

12/7 8:43

天狗山・東峰の奇岩

12/7 8:43

奥多摩〜奥秩父〜八ヶ岳

12/7 8:44

もやに覆われる関東平野
右奥は秩父山地

12/7 8:44

もやに覆われる関東平野
左奥は赤城山

12/7 8:46

笠取山〜古礼山〜雁坂嶺〜破風山
古礼山の奥に富士山

12/7 8:46

奥秩父の手前は御荷鉾連山

12/7 8:47

天狗山東峰から西峰

12/7 8:47

山頂の鳥居と小さな神社

12/7 8:52

東峰には石碑が多い。

12/7 8:54

石碑

12/7 8:55

こんなものまで

12/7 9:05

天狗山（西峰）1179m
展望不良

12/7 9:04

ニホンカモシカの親子

12/7 9:43

小鐘原ヶ岳への笹原斜面にも石碑が多い。

12/7 9:47

小鐘原ヶ岳頂上
展望不良

12/7 9:56

稜線は所々に展望の良い所がある。
浅間山〜浅間隠山

12/7 10:03

幡矢ヶ岳〜榛名富士

12/7 10:03

三ッ峰山

12/7 10:14

大鐘原ヶ岳頂上
展望不良

12/7 10:15

大鐘原ヶ岳頂上
セルリアンブルーの大空

12/7 10:26

鬢櫛山〜烏帽子ヶ岳

12/7 10:37

杏（すもも）ヶ岳から掃部（かもん）ヶ岳まで
同じような高さの山が幾つかある。

12/7 10:38

地蔵峠の南東側は大きく開ける。
左は覗岩

12/7 10:38

覗岩（ズーム）

12/7 10:38

幡矢ヶ岳

12/7 12:03

天目山への途中から
鬢櫛山〜烏帽子ヶ岳

12/7 12:03

平標山〜仙ノ倉山〜エビス大黒ノ頭〜万太郎山

12/7 12:04

谷川朝日岳〜利根川源流域の山々

12/7 12:04

鬢櫛山

12/7 12:05

榛名湖湖岸の建物は国民宿舎榛名吾妻壮
奥は岩菅山〜白砂山方面

12/7 12:13

天目山

12/7 12:15

展望は木の間越し

12/7 12:39

関東ふれあいの道なので、よく整備されている。
角材の木段はまだしも、丸太の木段は歩きにくい。

12/7 12:54

氷室山の看板は壊れて地面に落ち、案内板に手書きされている。

12/7 12:55

榛名富士〜二ツ岳〜相馬山

12/7 12:56

掃部ヶ岳東方の硯岩

12/7 12:57

氷室山頂上の北側から鬢櫛山〜烏帽子ヶ岳

12/7 12:58

木段にまき散らされたような雪は全く解けていない。
（氷室山頂上北側）

12/7 13:13

手摺りがなくても危険性はない。

12/7 13:52

七曲峠の駐車スペース

12/7 13:59

榛名富士
時折、RWの案内放送が聞こえていた。

12/7 14:01

落葉樹で広がる榛名湖、山は掃部ヶ岳

12/7 14:09

一瞬 ここが三ッ峰山？かと…
三ッ峰山と松之沢峠への分岐点

12/7 14:37

三ッ峰山頂上
展望不良

12/7 14:37

ひっそりと鎮座する石祠
少し先まで行ってみたが展望の良さそうな所はない。

12/7 14:43

三ッ峰山の空
天気予報は晴れ後曇りだったが、終日快晴で日が暮れる。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

感想

たかやま

上毛三山の登山道のある山では、榛名山の地蔵峠以南の山と、天神峠〜松之沢峠間の三つの山、その他に二つの山が未登となっていた。
何年か前の12月、榛名神社から鏡台山〜天狗山〜鐘原ヶ岳を目指したことがあったが、降雪直後でトレースはなく、天候も予報より悪く、途中で引き返したことがあった。
今回、この順路で周回して分かったことだが、大鐘原ヶ岳から地蔵峠への下りは、雪があると危険度が高いということ。
もし雪のあるシーズンに行くなら地蔵峠から上がるか、大鐘原ヶ岳登頂後は来た道を戻る方が安全だろう。

鏡台山は北と南、天狗山は東と西にそれぞれ二つのピークを持つ双頭峰であるが、鏡台山の北峰と天狗山の東峰は雑木林の中で展望は良くない。
鐘原ヶ岳の大小二つのピークも展望が良いとは言えない。
標高も1000m〜1300m以下であり、木の葉が落ち切った初冬向きの山と言える。

榛名山外輪山の氷室、天目、三ッ峰は三座とも頂上からの展望は良くない。
登山道は関東ふれあいの道としてよく整備されているので、紅葉シーズン向きの初心者コースと言えよう。
稜線上で樹林の切れ目からは北側の展望が良い。
私にはもう無理だが、健脚者なら榛名湖を取り囲む多くの外輪山を日帰りで周回可能だろう。

三ッ峰山からの下りで、東西の稜線から北側への下降点を行き過ぎ、地形図で1300m台のコンターラインのピークで道間違いに気付く。
このまま下って車道へ出、七曲峠まで戻ることにしたが、下る途中で地形図にはない登山道へ出た。
目印はあるが、道はすっかり荒れ、流れのない小沢に架かる丸太橋は朽ち果てていた。
七曲峠への車道が拓かれる前に歩かれていたのだろう。

榛名で登山道のある未登は居鞍岳と蛇ヶ岳だけとなったが、どちらも展望は良くないらしい。
山地図に登山道が記載されてなくても、現地に行ってみれば道のある山は多い。
鏡台山から見えていた北軽井沢の山で、地図には道が出てない好展望の山を探し出したので、機会があれば行ってみたい。
頂上からの展望の良し悪しは登頂達成感に強く影響するような気がする。