山北駅から矢倉岳そして金時山へ。サボリーマン金太郎コース（ロング版）

2017年12月22日(金) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 23.1km
• 登り: 1,669m
• 下り: 1,219m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:54
• 合計: 7:00

距離 23.1km 登り 1,671m 下り 1,235m

8:26 山北駅
8:53 洒水の滝入口
8:59 9:05 洒水の滝
9:07 洒水の滝入口
10:00 21世紀の森テレビ塔
10:16 セントラル広場
10:58 10:59 山伏平
11:14 11:24 矢倉岳
11:34 山伏平
12:10 足柄万葉公園
12:21 足柄峠
12:49 足柄峠林道ゲート＆駐車場
13:04 13:05 丸鉢山
13:15 新柴分岐
13:38 14:14 金時山
14:39 長尾山
14:50 乙女峠
15:21 乙女駐車場
15:26 御殿場市温泉会館

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路：JR東海・御殿場線山北駅（Suica/PASMOは使えません）
■復路：御殿場市温泉会館16:00-御殿場駅16:20
御殿場駅16:30-横浜駅東口18:05（実際は渋滞で30分延着）高速バス1,650円
※御殿場駅（箱根乙女口）バス停前にはコンビニがなく、自販しかありません。

コース状況／危険箇所等

■洒水の滝〜21世紀の森：滝脇林道は以前の地図では通行止めでしたが、林道崩落地点と思しき谷筋の砂防工事が完了し、21世紀の森まで徒歩での通行が出来るようになっています。
■トイレ：山北駅、泗水の滝、21世紀の森（展望台付近）、足柄峠、金時山、乙女駐車場、御殿場温泉会館
■参考・金太郎コース：神奈川県、南足柄市が金太郎コースと呼んでいるルートは、山北駅ではなく地蔵堂を起点に猪鼻砦跡（丸鉢山）を経て、金時山までになります。

その他周辺情報

■コンビニ：山北駅の右手にヤマザキデイリーストア（6:00〜22:00）があります。大手に出店拒否され、地元の有志で運営している店だそうです。少しでも買って応援しましょう。
＜カナロコ記事＞ http://www.kanaloco.jp/article/161985
■御殿場市温泉会館：大人500円／3時間、御殿場駅までの無料送迎バスがあります（11:40、13:10、14:10、16:00温泉会館発・所要20分）。
http://gotemba-onsen.jp

写真

12/22 8:28

山北駅に来ました。今日はここから矢倉岳を経由し、箱根を目指してみます。

12/22 8:33

最初の目標は洒水の滝。駅から豊富に案内があります。

12/22 9:04

うーん、こんな滝ですか。しかも落石通行止で近づけず。

12/22 9:09

滝の横にあったお寺の方が、お地蔵様と風車がすごい。

12/22 9:11

少し手前の分岐に戻り、今度は21世紀の森を目指します。

12/22 9:32

山の斜面につづら折りにつけられた滝脇林道を行きます。

12/22 9:36

酒匂川の対岸には、枯草色の大野山と丹沢の峰々。

12/22 9:40

突然林道が終了？！真新しい砂防工事箇所の先に、歩道だけが続いています。

12/22 9:43

廃林道なのか、落ち葉の下に落石がゴロゴロ歩きづらい。

12/22 9:52

今度は、廃にミスマッチな21世紀の森の看板が出現。

12/22 10:07

急登を登り切ると公園風、でも賑わっている様子なし。

12/22 10:12

見晴台があって登ってみると、これまた微妙な富士山。

12/22 10:17

市町村の木の樹木園…県内の位置関係はあってますね。

12/22 10:20

こんな21世紀のはずじゃ…最後まで謎のまま広場で終了。

12/22 10:32

公園が終わり林道を進むと、またまた唐突に分岐で左へ。

12/22 10:43

整然とした杉並木。ようやく登山らしくなってきました。

12/22 11:01

いったん谷筋に下ってから登り返すと山伏平。矢倉岳への主要ルートに合流です。

12/22 11:33

このおむすび山、めっちゃ急で前に進めません。ヒィ〜

12/22 11:18

でも急登の先はぱっと開けて、広々とした矢倉岳山頂。

12/22 11:18

朝方の雲が取れて、すっきりした富士山を望みます。

12/22 11:19

こちらは相模湾。暖かくなってきてぼんやり春霞のよう。

12/22 11:26

少しばかり休憩してから、小さな祠に手をあわせて出発。

12/22 11:28

一度山伏平へ来た道を戻ります。下りは素晴らしい景色。

12/22 11:38

山伏平からは万葉公園・足柄峠方面に向かいます。

12/22 11:45

これまでの道と比べて、しっかりと踏まれている感じ。

12/22 11:59

遠ざかるおむすび山を振り返り。なかなか急です矢倉岳。

12/22 12:12

足柄峠越えの道に出ました。しばらく舗装路を歩きます。

12/22 12:14

季節運行の足柄万葉公園バス停。ここからが矢倉岳への最短コースでしょうか。

12/22 12:19

一旦県境を越えて静岡県小山町へ。激しく金太郎推し。

12/22 12:23

お寺でも金太郎が熊に乗ってます。あっ、熊鈴忘れた。

12/22 12:49

だいぶ公道を歩いてようやくゲート。いざ金時山へ。

12/22 12:49

道標でも何回も金太郎。この子は帽子がお洒落さん。

12/22 13:06

猪鼻砦跡（丸鉢山）から先は通常の金太郎コース。ここも好展望で知られる場所。

12/22 13:05

裾野まですっきりとした富士山が出迎えてくれました。

12/22 13:08

そして進行方向にはラスボスが。あれ登るんですか？涙

12/22 13:15

いよいよ車の通れる道の終点からは荷揚げ用の索道が。僕も乗せてください！

12/22 13:22

激急登は鉄階段の連続。まったく前に進めません。

12/22 13:29

標高差250mが、永遠に思えたこの日…

12/22 13:39

着きました金時山。疲れも吹き飛ぶ絶景です。

12/22 13:41

この風景を独占した金曜日の午後。

12/22 13:40

今日はとびきり晴れやかな箱根とその奥に煌めく駿河湾。

12/22 13:47

登山者は僅かで茶屋も店じまいの様子だったので、おやつのハーバーだけ食べて下山しようかと思ったところ、

12/22 13:57

金時娘の茶屋に入られた方がいたので、ついていったらなめこ汁を出してもらえました。味もボリュームも満点！

12/22 14:13

一緒に食べた方に写真まで撮ってもらいました。珍しい単独での山頂写真(笑)。楽しい思い出になりました。

12/22 14:25

金時山を満喫して下山します。箱根のカルデラを左手に見ながら外輪山を進みます。

12/22 14:25

遠ざかる金時山を振り返り。今日は太陽が祝福してる。

12/22 14:26

箱根らしい陽だまりの道が気持ちいい。

12/22 14:50

標識がいっぱい、稜線上の乙女峠に到着。

12/22 14:50

展望台から、今日は最後の最後までどーんと富士山。

12/22 15:06

後はひたすら下り、林道に出たら乙女駐車場方面へ。

12/22 15:15

最初踏み跡薄いですが、途中からは綺麗な公園を通過。

12/22 15:27

無事、御殿場市温泉会館にゴール♪さっと温泉につかって帰京しました（終）。

撮影機器：

GR DIGITAL 4 RICOH

arrowsM03 FUJITSU

感想

guru

今月に入ってから、身内の不幸があって葬式の手伝いをしたり、先週末は日記に書いた平出和也さんのトークショーに行ったりしていました。

12月17日「平出和也シスパーレ登頂を語る」＠イーアス高尾
https://www.yamareco.com/modules/diary/34323-detail-156277

まあ、だいたいクリスマス前あたりに三連休か、飛び石連休があるから、次に山に行くのはその時でいいやと思っていたら、今年は連休がない！（気づいてなかった）しかもまだ翌週もほぼ丸々一週間会社あるし、だったら休んじゃえばいいかと、連休のつもりだった辺りの金曜日に、会社をサボって出かけてきました。

出かけてと言っても、今年は例年以上に寒い（気温も、物入りで懐も…）ので地味に、西丹沢と箱根の間にある謎の赤線空白地帯へ。矢倉岳はレコでもその好展望ぶりを拝見していて、実際に登ってみて人気の理由を再確認しました。しかしその手前というか、普通そっちから来ないだろという方向にある神奈川県立21世紀の森という公園？は、誰のために中途半端に整備されているのか、県民としては疑問が膨らむ謎な施設でした。

今回歩いたコースは車道歩きが多い一方、矢倉岳と金時山への登りは、いずれも短距離ながらかなりの急登ぶりでした。階段1段1段が永遠かと思うほど足が前に進まず、自分の歩けなさ加減に改めてがっかり。近年は山行回数が減り、それを補うトレーニングもしていないので仕方がないのですが。

こうしてヘロヘロで辿り着いた金時山ですが、もう閉店して一度は食べれないと思った金時娘の茶屋の、なめこみそ汁を頂くことが出来て大満足。ご一緒した方とも楽しい時間を過ごし、すっかり元気を回復して御殿場まで下ることが出来ました。晴天の週末ならごった返す山頂からの大展望も、一緒になめこ汁を食べた4人だけで独占し、十分に会社をサボった元を取ることが出来ました。