阿弥陀岳北稜＆横岳大同心・・バリ道をガイド山行で

2017年12月23日(土) ~ 2017年12月24日(日)

• GPS: 09:24
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,706m
• 下り: 1,108m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:52
• 休憩: 1:56
• 合計: 5:48

10:17 スタート地点
10:48 10:48 堰堤広場
11:26 12:20 赤岳鉱泉
12:50 13:09 行者小屋
13:16 13:16 阿弥陀岳分岐
13:31 13:53 中岳のコル登山道水場
15:02 15:21 阿弥陀岳
15:42 15:42 中岳のコル
15:49 15:50 中岳のコル登山道水場
15:57 15:57 阿弥陀岳分岐
16:01 16:02 行者小屋
16:05 宿泊地

2日目

• 山行: 2:09
• 休憩: 1:14
• 合計: 3:23

7:11 赤岳鉱泉
7:17 7:17 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
8:28 9:40 大同心
10:27 10:27 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
10:31 10:33 赤岳鉱泉
10:34 ゴール地点

天候

1日目：曇り後晴れ
2日目：曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口の駐車場に車をとめ（500円／日）、美濃戸までガイドさんの車で移動

美濃戸口まではスタッドレス推奨（この日はノーマルでもOK）で、美濃戸までだと4WD必須

コース状況／危険箇所等

阿弥陀岳へは、行者小屋から文三郎道方向に進み、途中からトレースに従い北稜へ取付きました・・コンディションによってはもう少し手前から取付くとのことです

樹林帯の急登を進み、樹林帯を抜けた辺りでショートロープ、岩稜から3ピッチのスタカットでクライミング・・スタンスやホールドはしっかりあって自分でもOKでしたが、確保が無かったら危険度高過ぎの印象

雪は全般に少な目で中岳沢の下山も雪崩のリスクはありませんでした

横岳大同心稜へは、硫黄岳への途中の大同心沢から入ります・・本日トレース有り

横岳大同心稜は雪が少なくてアイゼンでは歩きにくい状態でした・・所々登りにくい岩場やルートが判りにくい部分もあり、自分レベルが安易にソロで踏み込むべきでないルートとの印象

その他周辺情報

中央道諏訪湖ＳＡのハイウェイ温泉（590円）・・小さな湯舟の温泉ですが、サッパリするだけなら十分（帰路もスムース）

写真

12/23 11:21

アプローチの北沢から横岳が見えてきました

12/23 11:26

赤岳鉱泉に到着してバリ道に備えた装備調整

12/23 12:49

目指す阿弥陀岳

12/23 13:47

樹林帯を抜けた所でショートロープのコンティニュアスに

12/23 14:19

岩稜が現われここからは3ピッチのスタカットでクライミング

振り返ると硫黄岳〜横岳

12/23 14:26

横岳をズーム

12/23 14:26

その右には主峰の赤岳

12/23 14:41

2ピッチ目のリードクライミングをするガイドさん・・カッコいい！

12/23 15:06

3ピッチ目を終えて最後のヤセ尾根をクリアした地点・・写真中央の岩稜を上がって来たということで、これはソロでは自分にはリスク高過ぎ（「命をかける程のルートではないでしょう」とはガイドさんの言葉）

12/23 15:17

阿弥陀岳山頂に到着

12/23 15:17

やはり赤岳が存在感タップリ

12/23 15:17

長い裾野を広げる富士山も印象的

12/23 15:18

北岳〜甲斐駒〜仙丈

12/23 15:19

北には北八の蓼科山〜天狗岳

12/23 15:19

南に権現岳

12/23 15:20

一応登頂写真

12/23 15:23

下山の中岳沢へ

12/23 15:27

権現〜南アは絶景でした

12/23 16:00

宿泊する行者小屋に到着

12/23 16:02

登った阿弥陀岳

12/23 16:03

北稜をズーム・・バリ道から登れて満足

12/23 18:17

夕食のシチューを美味しくいただきました

12/24 7:08

2日目は赤岳鉱泉から横岳大同心へ

12/24 8:17

大同心基部をコンティニュアスで進む前パーティー・・雪が少なくて歩きにくい

12/24 8:33

右手に小同心と奥に横岳最高峰の奥の院

12/24 8:39

所々キビしい部分もあり

12/24 8:47

振り返ると昨日登った阿弥陀岳

12/24 8:49

アイゼンを履いたクライミングのいいトレーニングに

12/24 8:54

（確保してもらっているので）死なないまでも、落ちたら血だらけ間違いなし

12/24 9:02

いよいよ大同心ピーク

12/24 9:03

大同心ピークから横岳奥の院

12/24 9:03

硫黄岳

12/24 9:03

峰の松目〜霧ヶ峰〜美ヶ原の奥に北アルプス

12/24 9:05

赤岳〜阿弥陀岳

12/24 9:05

入笠山の奥に中央アルプス

12/24 9:52

空木岳〜木曽駒

12/24 9:52

主峰の木曽駒をズーム

12/24 9:05

御嶽山

12/24 9:05

乗鞍岳

12/24 9:05

穂高槍をズーム

12/24 9:05

鹿島槍〜白馬三山

12/24 9:06

この日登れなかった赤岳は年末に

12/24 9:06

権現岳と北岳

12/24 9:06

甲斐駒ヶ岳

12/24 11:51

下山中に大同心

12/24 11:51

中々立てないピークに立てて満足の山行となりました

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

Optio WG-1 ペンタックス

感想

sht

今回は、八ヶ岳の雪のバリエーションルートをガイド山行で登ってきました。ここ数年の目標だった三百名山に区切りがついて、新たな展開を模索する一環です。

7年前に雪山基礎技術を教わった有名ガイドに2度目の師事で、両コースとも、赤岳を一般道から普通に冬期登頂できる方が対象のコースです。

初日は阿弥陀岳北稜で、高度感のある岩場やマーキングのないバリ道ルーファイなど、ソロの自力のみだったら難しい部分も所々。ガイドさんのサポートのおかげで何とか無事クリアでき、いつものソロ山行では味わえない、困難さ故のバリエーションルートの魅力を感じることができました。

岩登りやロープワークなどクリアしなくてはいけない課題は多いですが、自分なりにこれからもtryしていこうと思います。