初冬の甲武信ヶ岳へ。絶景、富士山と雪の八ヶ岳
- GPS
- 08:46
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,652m
- 下り
- 1,645m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にないと思いますが、徳ちゃん新道の下りは足を滑らせて落ちないように |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ピッケル
|
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感想
今年最後、伊吹山へ行こうかと思ってましたが、天気が悪いので変更。
ここ最近気になってた奥秩父へ。
本当は金峰山に行きたかったのですが、ノーマルタイヤでは厳しそうなので、事前情報により安全パイの甲武信ヶ岳へ。
この時期に高い山へ登れるのでワクワクです。
前日夜、京都市内を出発し、朝4時半頃、道の駅みとみへ到着。
約1時間時半程車中で仮眠。
6時に起きたが、シャキッとぜす、食欲もない。
6時半頃、道の駅みとみから、西沢渓谷の駐車場へ移動し、準備。
見た感じ、雪は大したことなさそうだが、万一のためフル装備で。
先行者2名を見送り、7時を過ぎてからタラタラと出発。
この時期、朝はめちゃ寒いですね。
しかし林道歩きで身体は温まりました。
徳ちゃん新道、かわいい名前に似合わず、序盤からなかなかの急登。
雪は標高1500mを超えるまでほとんどありませんでした。
徳ちゃん新道、美しい樹林帯をグイグイ登り、周りの山の高さに近づいた頃、振り返ると富士山が。
単調でキツい樹林帯歩きでしたが、一気にテンションアップ。
前夜のヤマテンでは午後から霧。
下山時刻も含めて、何とか午前勝負したいところです。
1600mくらいから雪は多くなってきますが、フカフカで踏みやすく、結局下山最後までアイゼンなどまったく必要としませんでした。
樹林帯に雪、この景色だけ見れば普段登っている滋賀の武奈ヶ岳みたいですが、この時期の武奈ヶ岳ならもっと雪がある。
そう思うとやはり滋賀は寒いんだな。
そうこうしながら時々見える富士山を振り返りながら美しい樹林帯を歩き続けますが、ペースが上がらない・・・
寝不足が堪えてるか?それともここ2ヶ月の食べ過ぎ飲みすぎ運動不足の不摂生が祟ったか (^^;
ひとつ言えることは、遠征の際は必ず徹夜で運転、僅かな仮眠、これが多少ならずとも影響してるのでしょう。
槍ヶ岳に行った時は、前夜余裕の時間で駐車場入りし、完璧な準備態勢で行ったのですが、さすがに若い人達よりは遅かったですが、まあまあ歩けましたからね。
やはりこの辺りの健康管理は遭難対策にも重要課題です。
歩けなくなって救助要請なんてみっともないですからね。
いやぁ、しかし私は甲武信を舐めていたかも知れません。
ひたすらの樹林帯歩きが影響してるのかも知れませんが、甲武信は意外にキツい。
予め設定していたタイムに近いペースギリギリ。
木賊山山頂手前に、景色が開けた所に出ました。
ここがこの日一番の絶景ポイントだったかも知れません。
富士山が見事です。
普段富士山を目にすることのない京都人の私には、大変説得力のある富士山の景色でした。
本当に雄大で見事な景色でしたよ♪
木賊山に到着したのが11時10分。
ペース遅すぎる・・・しかも疲れた(笑)
甲武信が見える所まで下った。
ヤマレコでよく見る姿、やっとここまで来たか。
時間を見ると11時20分過ぎてる。
これまでのペースの遅さと、この登り返しを考えると心が折れそうで、これ山頂往復して時間間に合うかな、と弱気に考えましたが、4時には下山可能と判断し、進みました。
山頂手前に景色が開けた岩場。
雪と富士山が美しい。
山頂はもう少し。
そこからすぐに山頂に到着しました。
先行者がお2人。
山頂も凄い絶景です!
雪をまとった八ヶ岳が目の前に見える。
富士も八ヶ岳も近くて圧巻です。
甲武信の山頂は狭いですが、ここから見える景色はただただ美しい♪
今更ながらで恐縮ですが、めっちゃ寒い。
これまで必死で登ってたので熱かったのですが、止まるとまあまあ極寒。
山頂までひたすら樹林帯を歩いてきたことが報われた安堵感と、あまりにも美しい景色に魅了されましたが、この寒さと、残念ながら自分のペースを考えると、下山するという選択肢しかない。
いらっしゃった方に写真をお願いし、後ろ髪を引かれる思いで下山開始。
既に閉まっている甲武信小屋を見てから木賊山へ登り返し。
行きに立ち止まって、12時半までに戻れるか、なんて言ってましたが、きちんと戻れました。
腹が減っては下山も出来ぬ。
というわけで、木賊山で短めのランチ。
しかし、それにしても止まると極寒です。
ご飯のためにグローブ外しただけで手がかじかんだ。
お湯を沸かして余裕かます時間はないので、サーモボトルのお湯でドライフーズのかに雑炊とにゅう麺。
あまりにも寒かったので、何かしみじみ美味く感じた。
では急いで下山。
といってもペース上がらず。
でもひたすら雪の急坂を下りました。
徳ちゃん新道分岐手前で足が攣った。
水を飲もうとザックのポケットに手を伸ばすと、何かカラカラ音がする。
凍ってるし(笑)
温度計持ってないけど、なかなか寒かったと思いますよ。
少しだけ休憩し、下山再開。
一気に下りました。
徳ちゃん新道も途中からほとんど雪がなくなります。
この秩父の山、樹林帯を歩きますよね。
里山と変わらぬ景色ではあるのですが、山のスケール感は違う。
ちょっと登りは刺激が少な過ぎますが、まあまあ好きです。
何とか3時半に徳ちゃん新道を下りられ、そこから林道を歩き駐車場へテクテク歩いて戻りました。
無事、4時前には駐車場に帰還。
本日も、また本年の無事安全な山行に感謝。
これで本年の山登りは終了です。
最後にいい山に出会えて良かった♪
お付き合い頂き、ありがとうございました。
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