雨なので不帰はあきらめて普通に白馬(猿倉→大雪渓→白馬岳→栂池)
- GPS
- 26:03
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,865m
- 下り
- 1,283m
コースタイム
猿倉6:00→白馬尻小屋6:53→頂上宿舎10:40→白馬山荘11:00/11:40→白馬山頂12:00→白馬大池14:10
■9/18(日)
白馬大池6:30→栂池ヒュッテ8:25
天候 | 9/17:雨→曇→雨(夕方土砂降り) 9/18:晴→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:栂池→長野=バス 長野→上野=長野新幹線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■白馬尻→大雪渓→頂上宿舎 ・雪渓はかなり後退していて(尻近くは崩壊)上を歩くのは実質30分くらい ・秋になり気温が低くなっているためか、曇りで日差しがない日は雪が緩まない。 雪渓表面は堅いままのため、アイゼンは必須。アイゼンを着けていても前爪のないものは、つま先部分が滑りやすいので、登りでも慎重に。 ・雪渓上は赤い塗料でコースがマーキングされているが、ガスっていると道を失いやすいので注意。 ・雪渓上のふみ後のない部分は、硬いうえにスプーンカットがそのままなので滑りやすい。なるべく踏跡上を歩くほうが良い。 ・とにかく落石が多いコースなので(歩いているときもガスの向こうでパラパラ崩れる音がしていた)、休憩は大きな岩の陰などですると良い。 ■大池→栂池 ・岩が多いコースで歩きずらい。濡れていると滑って足をくじくので注意(2回滑りました)。 |
写真
感想
前々から懸案だった不帰縦走をやるぞ!
と意気込んで出発したわけですが、台風が近づいているので、当然のように雨・・・
濡れている岩場は嫌だな
迷わず、栂池コースに変更。このルートは3度目だけど、まあいいや。
頂上宿舎でテントを張るのは、風が強そうだな。
今日みたいな天気で、稜線のテントは避けたいな、ということで、白馬大池まで行くことに。
2日目の行程が栂池に下るだけになってしまうが、三連休の最終日は他の用事があるので、早めに帰ることにした。
・・・・・・・・・・・
時間があるので、大雪渓コースはゆっくり歩くことにする。
秋なので雪渓上を歩くのは短め。私のペースで30分くらいだった。
ガスで何も見えない。面白くない、ただ歩くだけの雪渓だった。
12年前の9月の連休に初めて登ったときは、ものすごく天気が良かったのだが。
4時間半強で稜線に到着。時間があるので、白馬山荘のレストランでカレーを食べた。
学生時代は山小屋で食事をとるなんて発想自体なかったなあ・・なんて思い出しながら。
急いでも仕方ないので、自分にとってちょうどのペースで歩く。
白馬山頂からの稜線は、栂池方面からの人がそこそこいたが、連休にしては少なめだった。
この天気だから当然だ。たまによろけるくらいの風が吹く。
途中、雷鳥ファミリーを二組目撃し、2時間ちょいかけて大池へ。
テントを張っていると、雨が強くなる。それから午後8時くらいまでは結構な強さの雨が降った。
その後は止み、ずっとガスの中だった。
翌日、空はうそのように晴れ渡っていた。遠くの山までくっきり見える。
惜しいが、栂池に向けて出発。
乗鞍岳山頂にはケルンがある。
学生時代の合宿で来たときに、ポポポーンと駆け上がったら、近くにいたおじさんに
「猿みたいな速さだなあ」なんて笑われた、なんてことを思い出した。
大池から天狗原までは、その場所によって大きさは違うが、岩がゴロゴロしている
ところが多くて歩きにくい。
栂池まではロープウェーで上がれるが、この岩のせいで結構疲れるんじゃなかろうか。
白馬山頂を目指すなら、雪渓から行ったほうが楽なような気がする。
日焼けしそうな日差しの中、天狗原を降りると、すぐにガスの中に入った。
それからはずっとガスの中で栂池自然園に到着。
ロープウェーで下る最中は、さらに濃いガスだった。
乗り継いだゴンドラの中間駅手前になるまでずっとガスだった。
ふもとに降りて、お土産を買って、10時20分発の長野行きバスに乗る。
14時過ぎには家に着いた。
体力的にも気分的にも不完全燃焼だったが、まあこういうときもあるよね。
また行けばいいんだよ、山は動かないし。
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