伊吹山 弥高尾根
- GPS
- 06:53
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 1,299m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは多少不明瞭なところはあるが、特に迷うようなところはない。 全区間にヒルはいるが、特に登山口から林道出合いまでがひどい。 数えてないが50匹とかそのオーダーで取り付かれる。 クモの巣が非常に多いので、ストックなり木切れなりが無いと歩けない。 弥高尾根と上平寺尾根との分岐からトラバース道に入るまでは登山道が草に埋もれている。 登山道は尾根の東よりを通っているので、ブッシュの中で迷ったら右に進めばルートに戻れるはず。 トラバース道は沢を越える辺りで足場が悪いが、ルートは概ね明瞭。 |
写真
感想
月例伊吹山。
秋になって草が枯れたら歩きたいルートがいくつかあるが、
そろそろ我慢できなくなってきたので、今回は弥高尾根から5合目へ抜けるルート。
駐車地は9:35スタート。弥高集落を歩き平野神社の右手をちょっと進むと登山口がある。
登山口付近だけは刈り払われているものの、その先は手付かずの様子でそこそこ茂っている。
今回は、前日の雨で足場が悪いことを想定して長靴を履いてきてみたが、登山靴+スパッツよりも草の中のすり抜けがやり易い。
歩き始めてしばらく、ふと足元を見ると伊吹山では珍しいヒルがワラワラと蠢いている。
長靴はヒルにもなかなか有効で、靴紐の中やスパッツの裏といった目が届かない場所がないので、見つけ次第のデコピンで対処できる。
段々慣れてきたので、途中で弾き飛ばしたヒルの行動を観察してみたが、まるで目があるかのように足へ向かってくる。
足を動かせば直ちに追従するし、これは手強い。しかし、スピードは遅いので、歩行中の足にどうやって取り付くのかは謎。
ヒルは一匹づつコンスタントに取り付いてくるわけではなく、突然何匹も取り付いていることが多いので、
ヒル密度が尋常ではない場所があって、そこに足を踏み入れるとアウトなのかもしれない。
登山道は途中で林道に合流し、林道の終点から弥高尾根を登るルートと上平寺尾根へトラバースするルートに分かれる。
しばらく登ると大門跡に到着し、ここからは遺構を歩く。冬の景色が印象的だった場所だが、夏でもまぁまぁ。
少し歩くと一番広い本堂跡に到着。ただの更地なので、素人目には見所はない。
弥高百坊から先の道は思いのほか良いが、それも上平寺尾根との分岐まで。その先は一見すると藪のよう。
一度切り開かれた道に草が覆い被さっているだけなので、無理やり歩けば歩けるが楽ではない。
ただ、道が悪いところはそれほど長くは続かず、ほどなくしてトラバース道入り口着く。
そのまま直進する踏み跡もあったが、躊躇せずトラバース道に入る。今思えば偵察くらいはしておけばよかった。
トラバース道の特に前半は良いルート。沢を渡るところや、後半になるとややルートが不明瞭になるが、
雰囲気を感じて歩けば、倒れた草木に赤テープが見つかることが多い。
思ったよりトラバース道は長く、いくつかの沢を越え、潅木の切れ間を縫うように登ると、ようやく5合目のリフト降り場跡?に出る。
ここから正面登山道までのルートは分からず、草薮を漕いで6合目避難小屋のちょっと下で合流。
避難小屋まで急いで移動してヒルチェックすると、長靴の両足に一匹づつ侵入していたが、吸われた場所は無い。
相当数に取り付かれたことを考えると上出来。
ここまで来れば今日の目標は達成したと言えるが、天気がよいのでそのまま頂上まで登る。
頂上はいつにない好展望。日没までは時間があったので下山してしまったが、居残っていればすばらしい夕焼けが拝めたかも。
伊吹山の正面登山道から見える弥高道、
気になってたんですが、状況が良く分かり
ありがたいです。
ぜひ挑戦したいルートです。
長靴用意しなきゃですね〜
ところで、帰路、上野登山道からスタート地点
まではバスで移動されたんでしょうか?
健脚なabeyさんのことですから、徒歩とか?
弥高百坊から5合目までのルートは最近になって拓かれたようですが、
あまり歩かれていないためか、弥高百坊までの道も含めて荒れ気味です。
晩秋になれば落ち着くと思いますが、ベストは新緑の時期ではないかと思います。
長靴は雨露とヒル対策には良かったですが、サイズの問題なのか、歩くのには適さないのか、
下山時はつま先が痛くなりました。降雨後でなければ、歩きなれた靴の方がいいように思います。
上野から弥高までは歩きました。 距離は1kmちょっとですし、
田畑に囲まれた気持ちの良い道なので、歩いても苦にはならないと思います。
長靴もピンキリですよ。
良いものは高いですし、シャンクの入っているもの、入ってないものがあります。
登山靴などにフィット感はかないませんが、インソールを変えると少しは改善できます。
かかと浮き防止やフィット感向上に、足首周りをゴムベルトなどで締めても良い様です。
ヒル対策には有効ですが、見つけやすいだけで、這い上がることまでは防げませんね。
水も少々の深さなら気にならないですし。
でも蒸れやすいので、真夏には向かないですね。
弥高は春か冬が良いですね。
ちなみに、トラバースルートの終点の平坦地が6合目リフト跡の様です。
長靴は登山用に用意したわけではなくて、持っていた安物を持っていっただけでした。
なかなか出番は無さそうですが、次の機会には別のものも検討してみたいと思います。
弥高尾根は歩く人が少ないから道が荒れ、ますます歩く人が少なくなるという悪循環に陥っているようです。
傾斜が緩く段差も少なくて歩き易い良いルートなだけにもったいです。
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