南八ヶ岳周回(美濃戸口から阿弥陀岳〜硫黄岳)
- GPS
- 11:04
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,875m
- 下り
- 1,876m
コースタイム
- 山行
- 10:39
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 10:54
天候 | ピーカンの晴れ! 気温は最低-14度、最高-2度、平均-9度 風は、北西風が平均で10〜15m/s程度。文三郎分岐と硫黄岳でたまに20m/s超な感じだった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南諏訪インターから15分程度。一部凍結が残っている箇所があったが、路面はほぼドライだった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・御小屋尾根上の唯一の水場(不動清水)は、ルートからちょっと外れる。標識あり。この時期利用可能かは不明。 ・御小屋尾根は概ねトレースあったが、2500mくらいからは風で吹き飛ばされている箇所が多かった。 ・雪はサラサラしていたが、アイゼンはそれなりに利く感じだった。 ・阿弥陀岳の一般ルートは、この日は全く登られていない様子だった。 ・八ヶ岳山荘で摩利支天付近が凍っているとの情報を聞いていたが、着雪しており特に危険は感じなかった。ハシゴ・クサリも概ね出ていた。 ・阿弥陀岳から中岳コルまでは、鎖は完全に出ており、ステップも切られていた。 ・赤岳から硫黄岳までは良く歩かれておりトレースは完璧。鎖・ハシゴ等もほぼ出ている状況だった。 ・北沢の林道と、美濃戸口までの林道はアイスバーン多い。チェーンスパイクを強く推奨 |
その他周辺情報 | 八ヶ岳山荘 入浴500円 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:ドイター ACT ライト40+10
チェストバック:パーゴワークス スイングL
ポーチ:グレゴリー クイックポケットS
シューズ:スカルパ モンブランGTX
ハードシェル:ホグロフス ロック スピリット ジャケット
ハードシェルパンツ:マムート クァンタムストレッチパンツ
ソフトシェル:パタゴニア ナノエア フーディ
アンダーウェア:ファイントラック スキンメッシュT
ベースレイヤー:アイベックス ウーリーズ150クルー
ミドルレイヤー:パタゴニア キャプリーン サーマルウェイト
タイツ:CW-X スタイルフリー ホット
インナーパンツ:モンベル トレールアクションタイツ
ウィンターグローブ:ブラックダイヤモンド:ソロイスト ロブスター
グローブ:モンベル ウィンドストッパートレッキンググローブ
グローブ:マッキンリー インナーグローブ
靴下:ファイントラック スキンメッシュ
靴下:スマートウール マウンテニアリング
バラクラバ:ファイントラック メリノスピン
帽子:ブラックダイヤモンド ビーニー
ゲイター:アウトドアリサーチ クロコゲイター
アイゼン:ペツル バサック
チェーンスパイク
ピッケル:ブラックダイヤモンド ベノムアッズ
ピッケル(サブ):ブラックダイヤモンド レイブン ウルトラ
ストック:ブラックダイヤモンド トレイル
ロープ20m
スリング
ヘルメット
サングラス
ゴーグル
テルモス×2
地図(地形図)
コンパス
笛
ファーストエイドキット
保険証
ナイフ
ポリ袋
ティッシュ
日焼け止め
リップクリーム
カメラ
時計:スント トラバースアルファ
スマホ
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備考 | ベースウェイト 10.5kg アミノバイタルウォーター 500ml×2 ▲700ml お湯500ml ブラックサンダー ボルト5本 ▲3 フルグラ×柿ピーミックス(ナルゲン500ml分) ▲400ml分 ランチパック×1 小屋の利用はナシ。 ブラックサンダーは、低温下でもそれほど硬くならず、カロリーも高く、コスパ良い! フルグラと柿ピーのミックスは、腹に溜まって良い。若干パサつくけど。 |
感想
ひと月前に来たばかりでしたが、八ヶ岳で2017年の登山を登り納めてきました。
先週の奥白根山が想定以上にタフだったので、テント装備を背負う気力がわかず、また、年末の八ヶ岳はメチャメチャ混みそうだったので、日帰りに。
行程としては、歩いたことのない御小屋尾根から阿弥陀、赤岳を踏み、時間に余裕があったら硫黄岳まで縦走しようというもの。赤岳のリミットを11時に設定。
風がどんなもんか不安でしたが、思ったより強くなく、天気も終始快晴で、最高の登山でした。雪が少なかったのが残念と言えば残念。そのおかげで歩きやすかったというのもありますが。
御小屋尾根は、幕営者が2組いた以外は誰とも会わず、静かな登山を楽しめました。
上部の雪も少なく、摩利支天が危険箇所のようですが、特に問題なく山頂に。
しかしこの時点ですでに10時。結構体力も使ったので、硫黄岳までは無理かなと半ば諦め。
中岳コルまでの下りは心配していたような悪条件ではなく、アイゼンもそれなりに利いて、問題なく下りることができました。
文三郎分岐に合流すると一気に賑やかになりましたが、大所帯のパーティはいなかったので時間のロスもなく11時半に赤岳登頂。冬季は多分5回目か6回目。
ここで、まあ30分のオーバーなら日が暮れるまでには美濃戸口まで下りられるだろうと高を括り、硫黄岳まで縦走を決断。トレースも気象条件もそろっているし。
硫黄岳までの縦走路は、鎖・ハシゴが出ており、予想通りトレースもしっかり踏まれていました。
しかし、やはりこの縦走路は硫黄岳から赤岳に向かう方が、眺望が良くて良いですね。技術的には赤→硫黄の方が簡単なのかもしれませんが。
縦走自体は楽しいもんですが、時間の問題があったので、ちょっと時計を気にする感じになったのが残念でした。そして結局11時間近い行動…。夏山の軽量テン泊くらいの荷物を背負っていますので、疲れました。
2週連続で体力をかなり消耗。正月はゆっくり療養して、来年は甲斐駒や西穂で修行しようと思います。
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