2018奥多摩初日の出山行(御岳山〜大岳山〜鋸尾根〜奥多摩駅)
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- GPS
- 07:51
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,386m
- 下り
- 1,860m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 8:58
天候 | 快晴微風(午後より一時曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・復路:鋸尾根よりもえぎの湯へ、奥多摩駅まで徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大岳山頂から鋸山への下降路、初っぱなの急斜面が岩混じりで歩きにくく、スリップ注意。 ・鋸尾根の後半、天聖神社前後の区間は岩稜の急降下が続き、疲労時やルート凍結時の下降は滑落注意。 |
その他周辺情報 | 奥多摩駅より徒歩10分、日帰り温泉「もえぎの湯」あり(冬場は18:00最終入館;大人780円)。露天風呂、土産品等売店、食堂あり。 |
写真
感想
今年は末っ子の大学受験のため、3年ぶりに東京での年越し。合格祈願を兼ね、年に1度の終夜運転をフル活用、電車・モノレール・バス・ケーブルカーを乗り継いで、元旦夜明け前に御岳山駅へ楽々到着。初詣客で大賑わいの山頂神社でまずは参詣、破魔矢とお守りを調達し、ご来光待ちの人の余りの多さに嫌気し、お気に入りの長尾平の展望台へと急ぎます。今年は水平線上の雲も殆どなく、思ったより早く06:50前に初日が昇って、展望台手前の茶店前で滑り込みセーフ!久々に完全無欠のご来光を仰ぐことが出来ました。
持参のお湯で作ったお汁粉で身体を温め、一転して静寂に包まれた大岳山方面への縦走路へ。風もなく、寒さもさほど感じられぬ絶好のハイキング日和です。芥場峠手前の分岐から、案内標識に惹き込まれるように上高岩山(小生未踏…)方面への尾根道に入り、展望のない上高岩山頂を過ぎて暫し岩稜を進むと、そこには立派なあずまやの建つ素晴らしい展望スポットが。遠く日光連山から筑波山の尾根、スカイツリーや都心のビル群、相模湾と丹沢の山々までのほぼぐるり半周の大パノラマを独り占めでき、新たな小生のお気に入りスポットとなりました。
分岐に戻り、次第に険しさを増す大岳山手前の岩混じりのルートを登り詰めると、自身5〜6回目ながらお初の無人状態の山頂から、本年初の「白妙の富士」大展望を独り占め。程なく登ってこられたハイカーの方々と「素晴らしい構図ですね」などと言葉を交わしつつ、記念のスナップを撮り合います。
弁当昼食を済ませ、帰路は鋸尾根経由の少々タフなルートを選択。行き交うハイカーの数もグッと少なくなり、ヘロヘロ状態で到達した鋸山山頂(小生未踏)ではこの日多数見かけた外人さんカップルに証拠写真をお願いしました。一昨年に続き2度目の鋸尾根下山路は、前半こそさほどキツさは感じなかったものの、下界の集落が見えて「里心」ついた後半の天聖神社手前あたりから途端に厳しさを増し、最後の愛宕山神社からの“オーバーハング”状態の急な石段では、思わず「ああシンド…」と泣きが入りました。それでも何とか午後2時前には、実質的なゴール地点の「もえぎの湯」にたどり着き、予想ほどは混雑していない露天を含む湯舟で、今年の初風呂をほっこり楽しめました。奥多摩駅からの電車も1日数本の「ホリデー快速」にドンピシャで間に合い、こちらもラッキー!
ということで、今年の初ツアーは滑り込みの初日の出、大岳山頂で富士の大展望独り占め、未踏の奥多摩2峰をちゃっかり踏破…とプチ慶事が続き、「コイツは春から縁起がエエワイ!」という感じでした。昨年は夏の北ア・島々谷古道での転倒・骨折といったトラブルに見舞われましたが、一年の計は元旦にあり。今年こそは事故・トラブルなく、家族一同にとっても善き年であれかし、と何度も山の神に祈念した、麗らかな新春の一日となりました。小生も、今年こそは「マジック1」の300山踏破と日本海→太平洋足跡繋ぎの両大願成就を目指しますが、ヤマレコユーザーの皆様にとりましても、今年1年がどうか良い年となりますように!
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