高見山 美しき霧氷の山からHAPPY NEW YEAR

2018年01月01日(月) [日帰り]

• GPS: 04:12
• 距離: 8.8km
• 登り: 860m
• 下り: 848m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:42
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:08

距離 8.8km 登り 860m 下り 865m

9:52 たかすみの里
9:54 9:55 平野登山口
10:34 10:36 高見杉
11:05 11:10 杉谷・平野分岐
12:00 12:10 高見山
13:01 13:03 杉谷・平野分岐
13:23 13:26 高見杉
13:54 13:56 平野登山口
13:59 14:00 たかすみの里
14:00 ゴール地点

天候

■1/1
曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■行き
マイカーでたかすみの里駐車場へ。

登山口:たかすみの里
ルート:たかすみの里→高見杉→高見山 ピストン
下山口:たかすみの里

■帰り
たかすみの里からマイカーで帰宅。

コース状況／危険箇所等

■登山道
登山道は良く整備されています。
山頂直下はバキバキに凍った雪が堆積しているので、アイゼン(軽アイゼンで行けました)が必要です。

その他周辺情報

■日帰り温泉
大宇陀温泉 あきののゆ

写真

1/1 5:33

鳥羽の展望台で初日の出を待ちます。海岸の高台ゆえに強風で寒いなか、星の撮影をしながら待ちます。

1/1 5:35

北斗七星

1/1 5:56

薄明の東の空。星は次第に姿を消していきます。

1/1 7:02

雲間からやって来た

1/1 7:03

明けましておめでとうございます。

1/1 7:06

これは良い初日の出。

1/1 7:09

満員の鳥羽展望台。
このあと、すぐさま奈良県との県境へ向けて出発。2時間かかるので速やかに移動します。

1/1 9:50

2時間半かけてやって来ました奈良県東吉野村、たかすみの里からスタート。　
今日は温泉は休館日です。

1/1 9:54

平野川を渡ります

1/1 9:55

片隅にあり、看板が無いと気付かない登山口。　
この道は大丈夫なのか？といささか不安になります。

1/1 9:57

まずは杉林(檜だったかも)のなかをひたすら階段で登ります。

1/1 10:17

緩やかな尾根道。
終始尾根道の登山コースなので、急なところが少なくて良いです。

1/1 10:19

痩せ尾根をガンガン進みます。

1/1 10:25

杉のなかに松があると、こんな激しい存在感を醸し出します。

1/1 10:35

高見杉。樹齢700年とも言われる巨木です。

1/1 10:36

見上げる驚異

1/1 10:38

というか、この谷、木が倒れすぎじゃないですか？

1/1 10:48

尾根の直登。両脇にコアジサイ。花の時期は綺麗でしょう。

1/1 10:57

樹間から展望が。かなり高度を上げてきました。

1/1 10:59

階段の部分も多いです。
登山口が目立たなくて不安になりましたが、このような景色を見ると、この山が大切にされていて、しっかり登山道整備されていることが良くわかります。

1/1 11:02

お、場面が転換しそう。

1/1 11:05

杉谷平野分岐。ここで杉谷からの道と、私が通ってきた平野からの道が合流します。

1/1 11:06

しかしこの熊出没注意看板は怖すぎるだろ(汗)。

1/1 11:18

植生が変わりました。針葉樹から広葉樹の森へ。
樹種はウメバガシやヒメシャラでしょうか。

1/1 11:18

このあたりから山頂に直結する稜線を歩くので、とても強風になります。まだ霧氷の気配は感じられないですが、この強風ならば期待できそう。

1/1 11:20

道にうっすらと雪がついてきました。

1/1 11:21

霧氷登場。およそ標高1000mといったところでしょうか。

1/1 11:22

風強すぎてピント合ってないorz

1/1 11:24

いよいよ全体的に白くなってまいりました。

1/1 11:25

国見岩という巨岩。
このあたりから、名前のついた岩がいくつか続きます。

1/1 11:27

冷凍アセビ。

1/1 11:27

登るにつれてどんどん勢力を増していく霧氷。

1/1 11:29

白い森へ

1/1 11:32

ひたすら尾根の直登。霧氷のトンネルです。これは期待以上。

1/1 11:32

足元がパキパキの雪なので、慎重さが求められます。

1/1 11:32

見上げる白い森。

1/1 11:36

ここに至っても階段登場。

1/1 11:37

まだまだ続く。

1/1 11:44

さすがに積雪が増えてしんどくなってきたので、軽アイゼンを装備します。

1/1 11:44

アイゼンの力で加速。ガンガン登っていきます。

1/1 11:46

風強すぎて接写のピントが合わない件。

1/1 11:47

この鎖が出てくると、山頂はもうすぐです。

1/1 11:47

依然として続く霧氷の森

1/1 11:50

展望の良い笛吹岩

1/1 11:50

大峰山方面ですかね？

1/1 11:53

いよいよ先が見えてきた気がする。

1/1 11:53

青空も若干出てきました。

1/1 11:55

この山だけ凍てついた空間のよう。

1/1 11:59

山頂到着です。

1/1 12:00

雲間から

1/1 12:00

山頂の高角神社。

1/1 12:01

来た道を振り返ります。

1/1 12:02

東側の展望も素晴らしいです。

1/1 12:02

登ってきたのと反対側の東側への道。冬は通りたくないかな。。。

1/1 12:02

中央付近の目立つ山は曽爾村の兜岳と鎧岳でしょうか。

1/1 12:03

東側にもまだまだ続く霧氷の稜線。遠くに尼ヶ岳と大洞山。

1/1 12:03

二等三角点「高見山」

1/1 12:04

美しき霧氷の山から

1/1 12:04

良い元旦になりました。

1/1 12:05

高角神社と避難小屋の間が地味に怖い。

1/1 12:06

凍てついた避難小屋展望台。

1/1 12:06

大峰山方面を望む。　
左の雪が目立つ山が大台ヶ原でしょうか。

1/1 12:10

登山口の平野集落が見えます。　
またあそこまで下らないといけません。

1/1 12:11

強風のなか、速やかに下山開始。

1/1 12:18

繊細微妙な霧氷の造形

1/1 12:21

斜面をみれば、かなり下のほうまで霧氷が続いているのがわかります。　
たしか尾根筋は標高1000mくらいから霧氷が始まっていました。ここらは1200mを越えていますから、200m下と考えると、かなりのものですね。

1/1 12:22

笛吹岩から望む大峰山方面。

1/1 12:22

あちらもかなりの雪がありそうです。

1/1 12:23

大台ヶ原がかなり遠く感じます。

1/1 12:23

霧氷の稜線

1/1 12:23

分厚い雲に阻まれる太陽光

1/1 12:34

階段の場所まで下りてきました。

1/1 12:37

登りはアイゼンを付けるタイミングを逸して、アイゼン装着が遅くなってしまったのですが、ピストンゆえに下りは雪のなくなるポイントがわkっているので、しばらくアイゼンを付け続けます。

1/1 12:40

もうちょい

1/1 12:42

息子岩って、行きは気付かなかったなこの岩・・・　
このへんから霧氷が一気になくなります。

1/1 12:43

国見岩まで戻ってきました。もう問題ないでしょう。アイゼンを外します。

1/1 13:00

杉谷平野分岐。ひたすら来た道を下っていきます。

1/1 13:18

相変わらず倒木の多い谷。もしかして間伐のために伐採したものだったりするでしょうか。

1/1 13:22

高見杉を通過。

1/1 13:29

沢の流れ。非常に清流です。

1/1 13:34

青空が出てきました。

1/1 13:34

陽光の入る森。もう少し全体的に晴れてほしかったですね。

1/1 13:49

ぐねぐねぐね

1/1 13:53

脱出！！

1/1 13:54

登山口に咲くサザンカの花。

1/1 13:55

再び橋を渡ります。

1/1 13:56

平野川の清流。　
時期ゆえに魚影は見られないですね。

1/1 16:13

帰りに菟田野から見た高見山。　
周囲の山が濃い緑なのに対し、高見山だけは山頂部が霧氷により白くなっていることがよくわかりました。

撮影機器：

E-M10 Mark III OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25000地形図 ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 熊鈴(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) トイレットペーパー(1) ウェットティッシュ(1) フェイスペーパー(1) 日焼け止め(1) バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(2) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(1) スノーバスケット(1) 軽アイゼン(1) 水筒(1) 時計(1) カメラ(1) ズームレンズ(1) カメラメンテナンスキット(1) 予備カメラ電池(1) 予備SDカード(1) 非常食(1) おふろセット(1) 歯ブラシ(1) 靴下(2) 帽子(1) サングラス(1) マスク(2) スパッツ(1) ザックカバー(1) ジェットボイル(1) コッヘル(1) 予備ガスカートリッジ(1) マグカップ(1)

感想

hirokaz

明けましておめでたい元旦のうちに一年の計を立ててしまおうということで、霧氷の美しい高見山に登ってきました。

鳥羽で初日の出を見たあとで、そこから一番近くで無理なく登れそうで霧氷が見られる山を調べたところ、私の情報網(ただGoogle先生に教えてもらったなんて言えない)に引っ掛かったのがこの山です。
恥ずかしながら高見山のことをほとんど知らなかったですが、以前登ったことのある倶留尊山から近く、とても由緒正しい名山であることがわかりました。
日本三百名山にも選ばれているとのこと。こういう山をもっと調べて登りたいものです。

あいにく、曇りで太陽光と青空の霧氷を見ることはできませんでしたが、曇天下ながら美しい霧氷を楽しむことができました。
この勢いで2018年も良い年にしていきたいものです。


――EXPLORING RECORD――――――>>
ヤマレコ　145記録
3000m峰　10/21
日本百高峰　31/100
日本百名山　44/100
日本二百名山　57/200
日本三百名山　70/300(+1 高見山)
一等三角点百名山　21/100
都道府県最高峰　10/47
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