吾国愛宕ハイキングコース
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- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 957m
- 下り
- 971m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標完備、2割が舗装道路、半分が林道レベルの幅広い登山道 冬型の気圧配置と強い寒気の影響で日向でも寒く、帰りの常磐線が遅れてました。 |
写真
感想
全く動かず飲み食いばかりの年末年始から脱するために、体慣らしの目的で暖かい(はずの)関東のハイキングコースへ。
横浜を通らない横浜線よろしく水戸を通らない水戸線は、常磐線の水戸駅へと向けて単線のローカル線とは思えない意外な高速で疾走し、ハイキングコース起点の福原駅に到着。
駅前から道の分岐ごとに完備された立派な道標を頼りに田上(たがみ)神社の建つ吾国山(わがくにやま)を目指す。
登山道をしばし登ると意外にもブナの林が広がり、頂上近くには花期ではないがカタクリの群生地と、大木と呼んでもよいブナの木が。
山頂は北と西方向の視界が開け、これから下る南東方面の足元には山頂付近に何で?と思える大きな建物も見える。
午前十時を回った山頂で、駅以来初めて人に出会う。
以降愛宕神社手前までにトレランと年配ハイカーそれぞれ十名くらいと出会うが、ほぼ全員が単独で、近所から裏山へ登るような気軽ないで立ちの様に見えたのは気のせいか。
そうえいば、全工程を通じて明瞭な道と整備された道標があるため、自身振り返ると地図もコンパスも見なかった。
視界が開けた伐採地を左に見つつ吾国山を下り、舗装された林道を横切ると洗心館の跡地を通過する。
十年前に営業をやめた県の宿泊施設らしいが、建物は完全に残っている模様だ。
左側の舗装道路と並走しながら下って行くと自動車の往来が頻繁な道祖神峠に出る。
ここからは防火帯のようなところを難台山(なんだいさん)に向けて、百メートル登っては50メートル下るような感じで進んで行く。
正月ボケのカラダにとってこの上下動は、しんどかったり丁度良かったり、時々の気分で勝手に変わる。
長沢のスズラン群生地へ下る分岐をすぎると、行程の最高所で小さな石祠のある難台山に着く。
そこから団子石峠までの間は見所(というほどでもないランドマーク)が頻繁に登場する様になる。ちょっとこれに名前を付けるのはどうなんだろう、と感じなくもないが、地域の人々の愛着が感じられる。
団子石峠の舗装道路から展望櫓のある南山までは一息の登りで、そこから先は神社の石段以外は車道のような立派な道か、舗装された車道となる。
愛宕山からまっすぐ降りてくると街灯がスズランの花の形をした駅前通りの「すずらんロード」に交差する。
人里から近く、コースのどこにいても人の生活の気配を感じるが、コース中のどこからも公共交通機関のアクセスは遠い。最高地点の標高553メートルは高尾山よりも低いが累積登行標高は千メートルを軽く越え、出会う人の数は高尾山の百分の一未満という不思議なところでした。
できればカタクリかスズランの開花期か、年末の愛宕神社悪態祭り www.kasama-kankou.jp/upsys_pro/index.php?mode=detail&code=450
の時期にすればもっと良かったか。
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