西吾妻山 ワカンだとラッセル状態?
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- GPS
- 06:00
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 635m
- 下り
- 817m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:55
天候 | 晴れのち曇りのち小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
登りはグランデコスキー場のゴンドラとリフトを利用し、下りはゴンドラ利用(リフトの下りは利用不可だそうです)。 2人で回数券8枚×520円ですが、9枚券セットのほうが60円安く4100円でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■リフトトップ〜西大巓 この日はスノーシュー&スキーのトレースバッチリでした。 ただ、トレース上をたどってもツボ足では20cmくらい沈むので、ワカンにしました。ワカンだとほぼ沈みませんでした。 ■西大巓〜西吾妻山 西大巓からの下りは、ワカンで問題なく進めました。 西吾妻山への登りは、トレースがあるものの、私の体重(約70kg)ではワカンでも常時膝まで沈み、ところにより腰から胸まで沈むところがありました。子どもが先頭だと、子どもは10cm程度の沈みこみで済み、私の沈み込みは変わらない状況。 スノーシューのトレースがあってもワカンで歩くと沈むのか、体重の問題なのか、歩き方の問題なのか。。。 いずれにせよラッセル状態で進むことになり、非常に時間がかかりました。 なお、帰りはほぼ沈みませんでした。不思議です。 |
その他周辺情報 | 以前に行ったことがある、好きな酸性硫黄泉の沼尻温泉に行きました。 田村屋旅館 http://www.tamurayaryokan.com/ 施設は古びていて多少ほころんでいるところもありますが、泉質は素晴らしいです。 露天は白濁していて、ほどよい温度で雪見風呂を堪能します。 内湯は白濁する前の透明なお湯(湧出直後は透明で、酸素に触れると白濁するそうです)。入ると肌が少しピリピリするほどの強酸性で、最高の泉質でした。 土曜の夕方でも他の客はおらず、独り占めでした。 |
写真
この後、BCスキーの方が滑り降りていました。
ここから西吾妻山への登りが大変。スノーシューのトレースはあるものの、その上をワカンで歩いても膝上まで沈み、場所によっては腰から胸まで沈み込む状態。同じワカンでも子どもはあまり沈まず、先頭交代しましたが子どもについていけず、写真を撮る余裕もなく。
装備
個人装備 |
長袖インナー
長袖シャツ
ハードシェル
ダウンジャケット
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
ゴーグル
サングラス
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
ポール
ワカン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
笛
ヘッドランプ
予備電池
携帯
カメラ
アーミーナイフ
救急キット
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感想
1/13(土)は子どもの部活がないので、雪山に行きたいねと子どもと話していました。
子どもからは木曽駒という候補もありましたが、やや天気が悪そうなのと、降雪直後で雪崩の懸念あり。
昨年途中で引き返した西吾妻山の方面のほうが天気がよさそうなので、西吾妻山に行くことにしました。皆様のレコを見ると、それなりにスノーモンスターもできていそうです。
東京を4時に出て、途中仮眠を取りつつ8時前にグランデコスキー場に到着。
朝食をとって準備をして出発です。
スキー客やスノボ客に交じって、ゴンドラ・リフトを乗り継いでゲレンデトップへ。
スキーやスノーシューのトレースがしっかりついていて、これから悠々歩けるだろうとアイゼンをつけて歩き始めますが、ツボ足では膝あたりまで沈む状態です。
途中でワカンをつけると、ほぼ沈みません。
ワカンの偉大さを再確認して先に進みます。
雪山ではいつもそうですが、子どものペースが上がらず、ゆっくり登っていきます。
とは言え、西大巓まで2時間半以上。ちょっと時間がかかりすぎですね。
帰りのゴンドラ最終時間を気にしつつ、西吾妻山の山頂を目指します。
西大巓からの下りに入ると、BCスキーの人がいなくなるからか、一気に雪が深くなります。
鞍部までの下りはよかったのですが、登りに入るとトレース上にもかかわらず、常時膝上まで足が沈み、ところにより腰から胸まで沈む状態です。
これがスノーシューとワカンの違いか、と思ったのですが、先頭を子どもに変わったところ、子どもは10cm程度しか沈みません。
その子どもの跡をたどっても、私はやはり膝上まで沈んだり、ところにより腰から胸まで沈みます。
体重の差なのか歩き方の差なのか原因不明ですが、先を行く子どもに全くついていけない鈍足で何とか進んで、何とか山頂らしきあたりまでたどりつきました。
青空のもとでスノーモンスターをゆっくり堪能したかったのですが、時間はタイムリミットの1:30直前。
曇りで展望もないので、早々に下山開始します。
先ほどラッセル状態だったところも、下りだとなぜか10〜15cm程度の沈み込みでスイスイと進めます。
結果的に、登りに4.3時間、下り1.6時間と、3倍近いスピード差でした。
なお、下山はかなり急ぎ足です。
トイレに行きたかったのと、お気に入りの沼尻温泉に入るためです。
Webを見ると日帰り客は16時までと記載されていて、16時到着は絶望的でしたが、早めに着いて頼み込んで入らせてもらおうとしていました。
到着は16:05頃でいざ建物に入ろうとすると、17時までという表示。
特に頼み込む必要もなく、ゆっくりと入浴できました。
客が自ら水を入れて温度を下げないといけないのですが、それがなければ加水・加温なしの源泉かけ流し。何より泉質が最高。
露天の雪見風呂も堪能して温泉を後にしました。
フワフワの雪に苦しめられ、晴天のうちに頂上でスノーモンスターを見れなかったり、ラッセルで苦労したりしましたが、充実した登山はじめとなりました。
トレースを作っていただいた先行者の皆様、本当にありがとうございました。
先行者の方がいなければ、前回同様に西大巓まで行かずに撤退だったと思います。
ところで、ワカンをつけて沈み込みにくい歩き方というのはあるのでしょうか?
子どもは沈まず私が沈むというのは、単に体重差ですかねぇ?
ちなみに、私はエキスパートオブジャパンのもの、子どもはマジックマウンテンのものです。
子どもからは、足の外側に力を入れて(足の外側で着地するくらいにして)歩けば沈みにくい、と言われてやってみて、確かにある程度の効果はあるのですが、そんな変な歩き方は足が痛くて5分程度しかできません。
何かいい方法をご存知の方がいれば、教えてください。よろしくお願いします。
初めまして!
わんこ連れのwu-yanです!
山頂付近でのラッセル、お疲れ様でした!
お二人は親子様だったのですね〜(´∀`)
カップルかと思ってました!
帰りに道に迷って遭難しはぐりました
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
WU-YANさん、コメントありがとうございます!
雪深いところをほとんど先行いただき、トレースちょうだいして、ありがとうございました!
WU-YANさんのレコにもコメントしましたが、子どもがマハロのことをずっと「かわいい」「かわいい」と言っていました。
また、道迷いのところを救ってくれたマハロはさすがですね!!
お互いに気を付けて雪山を楽しみましょう!
モンスターにはちょっと早かったでしょうか。でもいい雪山です
沼尻温泉の田沼旅館にも入れて硫黄泉を楽しむことができましたね
この山はたおやかでのんびり歩く雪山にはうってつけです
私はなかなか再訪することはできないかもしれませんが、沼尻温泉にはもう一度入りたいです
Pinballさん、コメントありがとうございます!
確かにモンスターには少し早かったようですが、雪山を満喫できました。
また、沼尻温泉、やはりいいですね。
確かに飛騨高山からだと沼尻温泉はなかなか大変ですよね。
ちなみに、個人的に一番好きな温泉は、立山の雷鳥沢ヒュッテです。
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