標高差1900m 積雪厳冬の 南ア白峰南嶺【笹山(黒河内岳)】を登る

2018年01月13日(土) [日帰り]

• GPS: 10:33
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,974m
• 下り: 1,974m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:45
• 休憩: 0:48
• 合計: 10:33

5:49 奈良田吊橋前駐車場
6:56 6:57 1344
7:38 7:48 水場入口
10:08 10:18 2256
12:55 13:05 笹山 （黒河内岳）南峰
13:17 13:27 笹山（黒河内岳）北峰
13:35 13:41 笹山 （黒河内岳）南峰
14:50 14:50 2256
15:34 15:34 水場入口
15:51 15:51 1344
16:21 16:22 奈良田湖バス停
16:22 奈良田吊橋前駐車場

天候

快晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田吊橋前の駐車スペースを利用

コース状況／危険箇所等

1500m以上は普通に積雪

写真

1/13 5:42

装備はいつもの日帰り装備に『12本アイゼン』と『スノーシュー』を装着

1/13 5:47

奈良田の吊り橋を渡ってスタート

1/13 6:03

道には所々で標識あり

1/13 6:49

しばらく雪は無いが・・・

1/13 6:56

標高1360m辺りから雪が出て来た

1/13 7:43

早朝クラストしてるので『12本アイゼン』装着

1/13 7:44

【水場入口】通過

1/13 8:38

今回のダイレクト尾根はほとんどが急登を登る

1/13 9:10

標高2000mで脛辺り

1/13 9:39

標高2200m越えた辺りで膝下辺り

1/13 9:43

ダイレクト尾根 北側の眺望

1/13 9:43

アップで【鳳凰三山】

1/13 9:44

アップで真っ白な【北岳】

1/13 9:52

そしてついに雪は股下に　　Σ（・□・；）

1/13 10:04

ひえ〜っ！
まだまだ続くフカフカの急登の雪道

1/13 10:08

ようやく【2256m】標高点

1/13 10:12

ここからはzenithは『スノーシュー』を付けなくては太刀打ち出来そうもないようだ

1/13 10:32

さあ、ここからは『スノーシュー』の実力をとくとご覧あれっ！

1/13 10:37

こんなモフモフの雪でも・・・

1/13 10:39

わはは　沈まぬぞ〜

1/13 11:41

ぬぉっ！
それでも膝まで沈む所もしばしば・・・

1/13 11:51

途中、【悪沢岳】と【丸山】もよく見える

1/13 11:51

この上に積もった雪を落としながら進むのが結構時間が掛かりました　(;^ω^)

1/13 11:54

でもこの景色を見せられたら、何も言えない

1/13 11:55

そして目の前に目指す【笹山南峰】が

1/13 12:26

先行者はキツネかな？（笑）

1/13 12:27

ようやく【富士山】の景色を見ることができた♪

1/13 12:52

山頂付近は風が強いので『シュカブラ（風雪紋）』も

1/13 13:02

そしてついに【笹山南峰】山頂に到達

1/13 13:06

では【北峰】にも向かいます

1/13 13:15

風が強い〜ぃ

1/13 13:18

灰色の雲が覆う中【笹山北峰】に立つ
前方に【白河内岳】が見える

1/13 13:26

この日山頂は-17℃で風もかなり強い
体感は-30℃か・・・

1/13 13:28

【南峰】に戻るよ〜

1/13 13:42

さあ下山します
東側は雲がかからず景色が良い

1/13 14:19

本日初 登山者とすれ違った
【北岳】まで縦走するとか
頑張ってっ！！！

1/13 14:19

唯一の問題が斜度がキツイのでスノーシューだと雪が柔らかくスキーのように止まりません

1/13 15:04

結局本日は2パーティが歩いて来たので雪も踏まれてるので『スノーシュー』を外した

1/13 16:13

登山口到着

1/13 16:19

そして橋を渡ったら楽しかった雪の【笹山】も終了です
楽しかった〜♪

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

zenith

今回は雪山を登りに南アルプスは【白峰南嶺 笹山（黒河内岳）】へ。
年も明け、周りの山からみても南アルプスは真っ白。
今回は装備に『スノーシュー』を担いでの日帰り山行です。

am5:20
到着が少し遅くなってしまったが、【奈良田】の吊り橋前の駐車スペースに到着。
この時間でも誰も来てないのはやはりあまり人気が無いからかな・・・。

吊り橋を渡ってスタート
1300m辺りまでは枯葉が覆う登山道。
その先からは枯葉の上に雪が混じり、標高1500m位からは普通の雪道となる。
その先からクラストしてて歩きやすくなるので、早めに『12本アイゼン』を装着。
樹林帯の急登がひたすら続く。
標高2000m辺りからは脛辺りの高さに。

ノートレースの尾根で最近は誰も歩いていないようだ。先行者にキツネが歩いてはいるようだが・・・（笑）
2200mからは膝下辺りに雪が。
辛い登りもこの辺りから眺望が見えて来て、【鳳凰三山】【北岳】などが展望できる。
2256m標高点手前の急登では股下辺りの積雪に。
これ以上はさすがに無理だと思い、少し登った所で『スノーシュー』に履き替える。
ここからはやはり楽ちんです♪
それでも時折、膝近くまで沈む事も。
西側の方角が見えると【悪沢岳】【上河内岳】も展望できた。
【笹山南峰】山頂に着いた頃には西から灰色の雲が覆い、【塩見岳】方面は見えなかった。
【北峰】へ向かうと強風が吹き付け長い時間居られないほどだった。
温度計の針は−17℃を指す。
写真を撮ってすぐに戻る。
下山して少しの場所で本日初の二人組登山者とすれ違った。
【北岳】まで縦走との事。
その後も【2256m】標高点で1パーティテントを張っていた。
降りは2パーティが固めた足場のお陰で、登山靴で降ることが出来た。

スタッドレスタイヤが無いzenithでも雪山を楽しむことが出来、最高の一日を満喫する事が出来ました♪

コメント

munaita

雪山の百高山。流石ですね！
zenithさん、こんばんわ。

雪の1900の標高差を日帰りとは流石ですね。
それにしても快晴でこの雪景色は最高ですね！
気温-17℃はちょっとシャレにならないですが。
悪沢岳の写真もバッチリ！
今は無理ですが、自分もそのうちチャレンジしてみたいと思いました。

そんな私は今週も寸又峡に行きもう一つの寸又三山（沢口山）へ。
ルートの感じは朝日岳と似ていて、樹林帯で整備された登山道です。
景色は南アルプスや富士山を見る事ができす。
あと、zenithさんが先週ヤマレコのコメントでやり取りされていた、sumata33とも出会いました。
寸又峡はいろいろと面白い出会いがあり、記憶に残る地になりそうです。

zenith

Re: 雪山の百高山。流石ですね！
munaitaさん
こんばんは

ちょうど入れ違いでコメントしてましたね
【沢口山】からの【朝日岳〜大無間山】良いですねっ！
ワタシも登った時にはこの景色を是非みたいです

sumata33さんにお会いしたとは・・・スゴイですね。
山繋がりで引き寄せられるんですねぇ

今回zenithは南アルプス【白峰南嶺】を目指しました。
完全な雪山であったので、山頂に立てるかは微妙でしたが・・・なんとか
そしてこの山は眺望も良いですね。今回は時間的に間に合いませんでしたが、好天なら【塩見岳】が丁度向かいに見えます。
眺望の山として良い山を見つけてしまったかも♪
しかし、さすがは高峰。
寒すぎです

munaita

Re[2]: 雪山の百高山。流石ですね！
こんばんわ。
-17℃は寒すぎです。
恐らく自分は体感した事ない。
しかも強風って・・・
とにかくご無事で何より。
お疲れ様でした。

yokowv

ありがとうございました。
zenithさん、こんばんは！
笹山でお会いした北岳行きの男女2人組です。
トレースのおかげ様様で初日に南峰まで到達でき、その後の行程への大きなアドバンテージとなりました。
農鳥岳泊、北岳山荘泊を経て、風ニモ負ケズ、無事北岳の山頂にも立つことができました！
どうもありがとうございました！
またどこかでお会いできれば幸いです。

zenith

Re: ありがとうございました。
yokowvさん
こんばんは

すれ違ったのは何とヤマレコユーザーさんだったのですね
しかもyokowvさんの事は度々レコで見ていたので存じてましたよ

予定通りの北岳までの道のり。
御無事で何より。
下山後も、「あの二人行けたかなぁ・・・」と気になっておりました
写真も拝見しました
羨ましい垂涎の写真ばかり。
とくに今回【笹山】から目の前に拝む予定だった【塩見岳】の写真が羨ましいです。
ワタシは次回【塩見岳】を拝む事を誓っての下山でした。

今回は【笹山〜白根三山】周回達成
おめでとうございますっ！！！