焼岳
- GPS
- 07:45
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 907m
- 下り
- 1,018m
コースタイム
天候 | 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山後タクシー運転手さんお奨めのファインビュー室山(500円)にて入浴。施設きれい。松本方面の眺望良。 |
写真
感想
mi-to師匠presents「山ガール養成登山」の開催です。
朝4時、上越南インターに集合。
自分は少し遅刻してしまいました。
それも前日にヤマレコ山行予定に「メンバーの昼食はおっさん二人がそれぞれ一品用意すること・・」と記載されているのを見てあわてて準備していたのが原因です。
mi-to師匠は口数が少ない所がいいところなのですが、少なすぎて困る時があります。
ここに記載しておいた・・、そんな既成事実のみ残して対応するあたり、奥様の苦労が伺われます。
さて、睡眠時間は少ないですがここのところ朝釣りで連日早起きしてしゃっきりしている私の運転で中の湯温泉を目指します。
メンバー構成はmi-to師匠、私mario-smc、今季二回目登場のmoriに本日の主役、mi-to師匠部下のkumaにその友人fuji。
4時過ぎの真っ暗な中ですが、この二人非常に仲が良く超ハイテンション。
少々師匠も心配になったのか、「君ら、少し寝てかなくて大丈夫か?」と聞いてみますが、勢いは止まりません・・。
が、5時も過ぎたころから車内に静寂が訪れました。雨降りだった上越とは違い、長野は星空まで見えて気候の違いを感じます。
高速道路を降り、山へ向かうと、登山バスや自動車がいっぱい・・。人気スポットなんですね、すごいです。
中の湯温泉まで自動車で行く予定でしたが、駐車場が無いと時間ロスするという師匠の采配により坂巻温泉バス乗り場付近に駐車。
アンタッチャブル山崎風の運転手さんのタクシーにより中の湯温泉登山口まで送っていただきます。
料金は定額で3500円。登山口付近は車でいっぱいだったので、師匠の判断は正解でした。
準備途中、師匠のHANWAGブーツを見たkumaが一言、「ガチだ・・・」。
師匠「こういう時は前のモンベルの靴履けばいいんだな、そうだ使い分けすればいいな」
とやたら気にしているのがおもろい。師匠ブーツは少々シルバーのピカピカ部分があるので、ガチ臭は確かにありますが・・。
記念撮影して登山口より山道にイン。
ワンデーハイクなので食材満載でも荷は軽いので、自分のシングルポールをFujiに貸与。kumaは叔母さんより靴やらステッキやらかりてきた模様。
師匠は工程を心配していましたが、二人とも20代前半に加え体育会系ガールズなので心配は無用でした。
暑くなってきたので各自上着を一枚ずつ脱ぐと、なんと二人とも「ケンケンポロシャツ」・・。
ぬ?これは俺の前回の登山スタイル。今回自分着てきませんでした・・、残念。
二人とも20代なのに、「山ガール」のガール部分が引っ掛かるらしく、「既にガールじゃねぇ・・レディだ」的なことを申されますが、自分の周辺だと30歳代中盤位までそう申される方々が多いので、なんだか新鮮でした。
前日まで雨だったとのことなので、結構ヌタ場が点在。
泥濘ポイントで渡り橋のような倒木一本のような所はkumaもfujiも真剣な表情を伺わせます。
時折同時に同じ一本の木に飛び載ってケラケラ笑っていたりもしますが・・。
1時間ほど歩いて休憩。女子二人は元気に漫談のような会話をつづけており、むしろmoriの体力が心配です。
こちらはメインの趣味がエレキギターとディアゴスティーニの鎧作り、3DSの「ゼルダの伝説」という根っからのインドア派。
しかし、今回は前日の内にmountain hard wearのパンツ、blackdiamondのポール、ingaのキャップを購入。
West 上越店で会員に入ったその日に商品券をいただいていました。
しかもポールはZシリーズの最高峰ウルトラディスタンスです。
高いけど、この重さ(片方270グラム)で14700円ってBlackDiamondって本当にコスパ高いですね。
休憩を終え、少し登ると焼岳が姿を現しました。
あんなに出ていていいのか?的噴煙のすぐ横が登山道になっています。
低木の緑と白い噴煙、赤・白の岩が青空に映えていて絶好の景色です。
下ってくる方々が「今日は最高よ!」と言ってくれるので最高の景色を期待していましたが、気温が上がってきているためか、ガスがあがるのも早く、頂上についたときには周辺視界は×。
こりゃダメだ〜と思っていると、遠くからだんだん景色が見えてきました。
寒いので下山開始。焼岳小屋で昼食を予定します。
登りは基準タイムで登っていた女子達も下りには以外にも苦戦を始めました。
小砂利のような路面に対して、体重が軽くて足が小さいから(kuma:23cm)なのか、グリップしないでズズズッと落ちてしまいます。
師匠たまらず「落ちる前に足を出せ」と水蜘蛛で修業する忍者のようなアドバイスをしますが、そう旨くはいきません。
後ろから見ていて、女の子は足首が柔らかすぎてグリップしねぇのかな・・などと思いました。
苦戦の下りツヅラを抜けてようやく山小屋へ。
ここでランチなのですが、師匠の飛び道具は何とタコス!しかも結構旨いし・・。
メキシコ滞在数回の私ですが、師匠のタコスは肉たっぷりでいけました。
自分はキャベツ丸々1個にホールトマト(タマネギ入り)スパムを持ち込み、「キャベツ鍋」。
ジェットボイルのアタッチメント火力では弱すぎたので途中から師匠のプリムスに交換して加熱。
暖かいので喜ばれたものの、今回は師匠にランチ対決で敗北した感がありました。
寒くなってきたので下山します。
途中ハシゴがいくつもあり、中にはえっらい高さを降りるものまで・・。
ここで渋滞も発生(うちの子らが原因ではありません)し、帰りの時間を結構押します。
高地の景色から、高木の目立つ低地の景色へ、さらに木々の隙間から梓川が見えるようになってきました。
師匠が時計を見ながらチラチラと後ろを気にし始めました。
そう、毎回問題となる師匠の門限が近づいてくるのです。
帝国ホテルから再びザキヤマさん似のタクシー運転手の車に乗り、駐車場まで。
距離はそれほどでもありませんが、山行時間はそれなりだったので、いつもと違う疲労感です。
白骨温泉を目指すも、途中で土砂崩れにより迂回路指示。
ナビにより20km程遠くなりそうだったので、ザキヤマさんお勧めの「ファインビュー室山」へ。
うちらが上越からだと知ったザキヤマさんが「そっちにあるなんとかっているダルマ温泉よりずっといいよ!」と私の故郷の温泉を直撃で否定されましたが、湯は雪だるまの方が良いです。
が、施設と庭、眺望はファインビューに軍配が上がりました。
直接交渉により帰りの遅れの許可をいただいたシンデレラ mi-to師匠の運転により上越帰還。
いつもと違う楽しい山行になりました・・。
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