槍・穂高の絶景と楽しい稜線歩き(燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳)

2011年09月23日(金) ~ 2011年09月24日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 32.3km
• 登り: 2,853m
• 下り: 2,789m

コースタイム

9月23日(金)
5:40〜5:53中房温泉
6:37第二ベンチ
7:41合戦小屋
8:44燕山荘
9:16〜9:23燕岳
9:44燕山荘
10:30大下りの頭
11:54喜作新道分岐
12:17〜12:51大井荘(昼食)
13:01〜13:07大天井岳
13:24大井荘
15:20常念小屋(泊)
1日目総歩数34,645歩

9月24日(土)
5:06常念小屋
6:00三股分岐
6:11〜6:42常念岳
7:45　2512mピーク
8:13　2592mピーク
9:01〜9:12蝶槍
9:28横尾分岐
10:14〜10:52蝶ヶ岳ヒュッテ(昼食)
10:56〜11:18蝶ヶ岳
11:44長塀山
13:03〜13:16徳沢
13:51明神館
14:21河童橋
14:25上高地
2日目総歩数37,039歩

天候

1日目:晴れ時々霧
2日目:雲一つない快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

●9月23日(金)往路
2:50自宅・・中央道、長野道(自家用車)・・4:31穂高駐車場
4:46穂高駐車場・・(南安タクシーのバス)・・5:40中房温泉
穂高駐車場は、JR穂高駅から330m、駐車料は無料(駐車スペースはとても広い)
バス料金は中房温泉まで1700円
※連休で乗客が多く、バス1台には乗りきれませんでしたが、すぐにマイクロバスが用意され全員が乗車。私が乗ったバスは満員のためどこの停留所にもよらず中房温泉まで直行しました。

●9月24日(土)帰路
14:40上高地・・(松本電鉄バス)・・15:50新島々駅
16:06新島々駅・・(松本電鉄)・・16:37松本駅
〇松本行きは新島々で電車に乗り換え　上高地〜松本:2400円
16:47松本駅・・JR大糸線・・17:13穂高駅　320円
17:23穂高駐車場・・・自家用車(長野道、中央道)・・19:00自宅

コース状況／危険箇所等

〇中房温泉〜第二ベンチ〜合戦小屋
6時頃、穂高方面からのバスが着くこともあり、またいきなりの急登であるため、最初の30分は少々渋滞した。道を譲ってもらいながら合戦小屋に。合戦小屋ではベンチに霜が降りていた。登山道はよく整備されていて危険箇所全くなし。
〇合戦小屋〜燕山荘
合戦小屋から道はは少しなだらかになる。所々で槍ヶ岳の槍が見えはじめ、燕岳や剣岳も見える。登山道はよく整備されていて危険箇所全くなし。
〇燕山荘〜燕岳〜燕山荘
立山・剣方面の眺望を期待していたが、ガスがかかり始め、北の方向は全く見えない。槍ヶ岳や笠ヶ岳、鷲羽岳、薬師岳などは時折雲に隠れるが、比較的よく見えた。
〇燕山荘〜大下りの頭〜喜作新道分岐〜大井荘〜大天井岳〜大井荘〜常念小屋
喜作レリーフの切通岩付近にクサリ場があるが問題なし。
快晴であれば最高の稜線歩き、この日は雲が槍の穂先を隠す
〇常念小屋〜三股分岐〜常念岳〜2512mピーク
常念小屋からは約400mの登り、約1時間かかる。朝起きがけには辛いが、山頂でご来光を見るには、日の出の1時間前にスタートしたい。(当日は5時30分頃)。2512ピークまでは樹林帯がなく最高に楽しい稜線歩き
〇2512mピーク〜2592mピーク〜蝶槍
蝶槍までは樹林帯で眺望無し、今は花もなく寂しい
〇蝶槍〜横尾分岐〜蝶ヶ岳ヒュッテ〜蝶ヶ岳
蝶ヶ岳で最も良い稜線。
〇蝶ヶ岳〜長塀山〜徳沢
ただただ長い下り。はじめはなだらかで湿地帯も多く、ぬかるみ多し。靴が汚れる。長塀山を過ぎると徳沢まで急激な下り
〇徳沢〜明神館〜河童橋〜上高地
一般の方々と楽しく歩きましょう

写真

9/25 6:18

穂高駐車場
穂高神社のすぐ近く、穂高駅まで330m。後から車を回収するのに都合が良い。

9/23 4:46

4:43発中房温泉行きに乗車

9/23 5:43

中房温泉着

9/23 5:53

燕は左

9/23 6:20

第1ベンチ

9/23 6:37

第2ベンチ

9/23 7:18

富士見ベンチ
富士山は見えず

9/23 7:41

合戦小屋ここで一息
ベンチには霜が降りていた。

9/23 8:04

おー槍の穂先だ

9/23 8:05

左は大天井岳でしょうか?

9/23 8:11

燕山荘が見えます。

9/23 8:11

燕アップ

9/23 8:12

これが剣岳だと教えてもらいましたが、
針ノ木岳でした。

9/23 8:13

だんだん槍がよく見えるようになってきました。

9/23 8:22

ガスがかかり始めました。先を急ごう

9/23 8:24

燕山頂の後方にも奇岩がたくさん見えます

9/23 8:34

大槍、小槍、孫槍、大喰岳、中岳、南岳まで見えます。

9/23 8:43

燕山荘に到着

9/23 8:43

双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳

9/23 8:44

燕山荘は洒落ています

9/23 8:44

槍ヶ岳の右に笠ヶ岳が見えます。

9/23 8:45

燕山頂方面にはガスが湧いてきました。

9/23 8:47

笠ヶ岳アップ

9/23 8:47

右からワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳(たぶん)

9/23 8:48

一番高いのが水晶岳でしょう。たぶん

9/23 8:54

ガスが湧いてきましたが、まだ何とか持ちそうです。真ん中の渓谷は高瀬川支流の湯俣川ですね。

9/23 8:54

西北方面の山頂にはガスがかかって山座が確認できません。

9/23 8:55

今日は冷え込んだので霜柱があちこちにありました。

9/23 9:11

東の尾根からガスが湧き出しました。

9/23 9:16

燕岳山頂

9/23 9:18

燕岳山頂登頂!

9/23 9:19

登頂記念プレートがありました。

9/23 9:19

ついにガスが

9/23 9:20

燕山頂

9/23 9:38

来るときにはイルカ岩の向こうに槍が見えたのですが・・

9/23 9:44

燕山荘の前で

9/23 9:45

安曇野側から凄い濃いガスが

9/23 9:47

燕岳山頂

9/23 9:50

燕岳

9/23 10:11

蛙岩(げえろいわ)の所の冬ルート

9/23 10:12

これが蛙岩でしょうか?

9/23 10:13

尾根の東と西で凄い違い

9/23 10:29

(大下りの頭から)尾根がガスを遮っています。

9/23 10:30

大下りの頭

9/23 10:30

(大下りの頭から)鷲羽岳方面にも雲がかかってきました。槍も雲の中に

9/23 10:43

鷲羽岳

9/23 11:25

素晴らしい稜線。快晴の時に歩いてみたい

9/23 11:25

槍・穂高はガスでイマイチ

9/23 11:32

大天井岳が見えてきました。

9/23 11:42

燕方面を振り返り

9/23 11:47

切通岩

9/23 11:48

喜作レリーフ

9/23 11:54

喜作新道(東鎌方面)分岐

9/23 12:17

大天荘

9/23 12:56

上高地の梓川が見えます。
向こうからも見えるはず

9/23 12:56

槍も穂高もガスの中

9/23 12:57

大天荘

9/23 13:01

燕岳方面を振り返れば見事に尾根がガスを遮っています。

9/23 13:01

大天井岳山頂2922m　今回の最高峰なのにガスで展望が悪く残念

9/23 13:01

あ、常念岳が見えました。

9/23 13:02

大天井岳山頂　パワーニー

9/23 13:07

槍・穂高方面
ガスがなければさぞ絶景

9/23 13:07

天気が良ければさぞ素晴らしい眺めでしょう

9/23 13:24

大天荘を後にします。ここに泊まれば山頂は10分ですから、良いでしょうね。ちょっと迷いました。

9/23 13:29

大天荘を望む。
素晴らしい稜線です

9/23 13:30

雲がなければ最高でしょうな

9/23 13:33

それでも時々槍が見えたりして

9/23 13:35

常念岳がだんだん近くに
素晴らしい稜線です

9/23 13:46

西側には常に槍・穂高が見える、ずーっとこんな稜線が続きます。贅沢だ

9/23 14:44

猿の群れです。どうやらコケモモなどの実を食べにこんな高山まで着ているようです。

9/25 6:32

常念岳のコルに常念小屋が見えてきました。

9/23 14:54

常念小屋です。
常念小屋着の写真を撮るのを忘れてしまいました。

9/24 5:06

翌24日(土曜日)
快晴です。5時6分出発

9/24 5:37

槍・穂高に朝日が当たり始めました

9/24 5:37

槍アップ

9/24 5:39

完璧な晴天です

9/24 5:40

日の出をちょっと過ぎた頃

9/24 5:40

大天井岳方面

9/24 5:45

常念岳の陰がはっきりと

9/24 5:46

常念岳の陰

9/24 5:46

南岳、大キレット、北穂高、涸沢、奥穂

9/24 6:00

三俣分岐です。常念小屋よりこんなに高い位置にあるとは知りませんでした。

9/24 6:06

あと少しで常念山頂

9/24 6:07

おおフジヤマ

9/24 6:07

八ヶ岳

9/24 6:11

常念岳山頂です。

9/24 6:12

右から南岳、大キレット、北穂高、涸沢、奥穂、前穂

9/24 6:12

右から北鎌尾根、槍、大喰岳、中岳、南岳、大キレットの長谷川ピーク

9/24 6:12

蝶ヶ岳　蝶ヶ岳ヒュッテが見えます

9/24 6:12

大天井岳の右側には立山と剱岳
感動!

9/24 6:13

鷲羽岳の左側の低いところが雲ノ平、右側のピークが薬師岳のようです。

9/24 6:13

槍のアップ

9/24 6:13

富士山と甲斐駒、仙丈、右端が北岳

9/24 6:14

八ヶ岳

9/24 6:14

南から北までのパノラマ

9/24 6:15

真ん中に横通岳、その左上が燕岳、後ろに針ノ木岳、蓮華岳、鹿島槍、白馬岳

9/24 6:15

再び立山・剣

9/24 6:16

鷲羽、薬師

9/24 6:17

八ヶ岳、富士山、南アルプス

9/24 6:18

クラブツーリズムの方々　記念撮影中
天候に恵まれ最高ですね。

9/24 6:22

北方面の山々

9/24 6:22

北西方面の山々

9/24 6:23

立山・剣

9/24 6:23

五竜、白馬岳方面

9/24 6:23

真ん中が雲ノ平らしい

9/24 6:25

常念岳登頂　やっと番が回ってきました。

9/24 6:31

たおやかな蝶ヶ岳

9/24 6:31

奥穂と前穂

9/24 6:34

南岳の獅子岩と大キレット、北穂
大キレットのピークは長谷川ピーク

9/24 6:37

北鎌尾根と槍

9/24 6:42

常念山頂でパワーニー

9/24 6:47

名残惜しいですが山頂を後にします

9/24 6:47

素晴らしいぞ穂高連峰♪

9/24 7:32

あそこが2512ピークのようです。遠くに蝶槍も見えます。

9/24 7:45

楽しい稜線歩きが続きます。

9/24 7:46

2512ピーク

9/24 7:46

2512ピークより

9/24 7:46

そのアップ

9/24 7:56

げげっ!　樹林帯突入

9/24 8:13

2592ピーク
蝶槍が近づいてきました

9/24 8:13

結構蝶槍も尖っています

9/24 8:18

2592ピークより常念岳

9/24 8:20

また樹林帯突入です

9/24 8:57

ようやく樹林帯を抜け蝶槍がすぐそこに

9/24 9:01

蝶槍頂上

9/24 9:03

蝶槍でパワーニー
TOPとペンキで描かれています

9/24 9:04

蝶ヶ岳〜穂高連峰〜槍ヶ岳〜常念岳の大パノラマ

9/24 9:05

富士山方面の景色(南東方面)

9/24 9:05

富士山と南アルプス(甲斐駒、仙丈、白根三山)アップ

9/24 9:05

東には八ヶ岳

9/24 9:05

東北方面には浅間山

9/24 9:05

北方面には常念岳と大天井岳

9/24 9:06

北西方面には大天井岳から伸びる喜作新道、その後ろは鷲羽岳と薬師岳でしょうか、

9/24 9:06

槍から前穂高まで、3000m峰8座一覧です。

9/24 9:06

槍ヶ岳

9/24 9:10

南西には霞沢岳(200名山)、遠くに御嶽山と乗鞍岳

9/24 9:10

これから蝶ヶ岳の楽しい稜線歩き♪

9/24 9:17

蝶槍と常念岳

9/24 9:19

これが蝶ヶ岳独特の二重稜線でしょうか。

9/24 9:19

蝶ヶ岳の稜線はたおやかで広いです。

9/24 9:28

横尾分岐

9/24 9:52

これが蝶ヶ岳独特の二重稜線ですね。

9/24 10:06

瞑想の丘

9/24 10:09

大キレットから北穂は急角度です。
先日の北穂高までのきつい登りを思い出しました。A沢のコルから北穂高までの登りがきつかった訳です。

9/24 10:09

穂高連峰、その左に焼岳

9/24 10:10

槍ヶ岳、大喰岳、中岳(結構尖ってますね)、南岳、獅子岩、大キレット、長谷川ピーク、北穂高岳

9/24 10:10

瞑想の丘から北方向

9/24 10:12

瞑想の丘　記念

9/24 10:14

蝶ヶ岳ヒュッテ

9/24 10:25

早い昼飯です。

9/24 10:52

こんな景色を楽しみながらのランチは最高ですね。

9/24 10:56

蝶ヶ岳山頂

9/24 10:57

蝶ヶ岳山頂より北方面

9/24 10:58

蝶ヶ岳山頂から北アルプス3000m峰8座一覧

9/24 10:58

右より涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳、西穂高岳

9/24 10:58

右より北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳

9/24 10:58

北鎌尾根から槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳、大キレット

9/24 10:59

南西方面　御嶽山と乗鞍

9/24 11:01

蝶ヶ岳山頂記念　
手足が逆

9/24 11:14

蝶ヶ岳ヒュッテ
残念ですが予定時間を1時間もオーバーしてしまったので下山します。

9/24 11:44

長塀山(ながかべやま)
展望無し

9/24 13:03

辟易するほどの下りを経てようやく徳沢に到着

9/24 13:07

徳沢名物ソフトクリーム

9/24 13:16

徳沢キャンプ場

9/24 13:24

やっぱり見えた。常念岳山頂と大天井岳
昨日と今朝、山頂から確認しました。

9/24 13:24

前穂の北尾根

9/24 13:51

明神館

9/24 14:21

河童橋から穂高連峰

9/24 14:21

河童橋

9/24 14:25

上高地　三連休で凄い人

9/24 17:23

上高地からバス、電車を乗り継いで穂高駐車常に帰還

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX7 SONY

感想

bekopapa

槍・穂高の絶景を見るならこの縦走と決めていました。

金曜日の秋分の日は、思ったよりは天気が良くなく、燕岳、大天井岳からの絶景はちょっぴり残念。

土曜日の24日は、写真の通り、朝から下山するまで雲一つない最高の晴天に恵まれ、絶景を見ながらの稜線歩きという最高の贅沢。
本当に満足

三連休ということで、常念小屋は6畳部屋に12人(布団1枚に2人)という混雑ぶりでしたが、談話室でお話しした女性3人、男性2名の方々に仲良くしていただいて、楽しく過ごせました。ありがとうございました。(レコ見ていただいてますか?)

20代の女性から70代の男性まで年齢バラエティのあるグループでした。どのようにお知り合いになられたのでしょうか?　なんかうらやましいですね。

私と同じコースを三泊四日でゆっくり楽しまれるとか、私のようにあくせくしないのが本当の登山の楽しみ方ですよね。私も60歳になったらそういった登山を楽しみます。

最年長の(確か)Kさんは登山歴50年の超ベテランで、殆どの山を登られているとか。貫禄と余裕が感じられました。私もそのようになりたいものです。ウイスキーごちそうさまでした。おかげで、ぐっすり眠れました。

また、このコースはsunameryさんのレコを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

コメント

massy

中房〜燕山荘までほぼ一緒です！
はじめまして、massyと申します

表銀座縦走お疲れ様でした
2日間とも天気良く稜線歩きは気持ちよかったですね
コースタイム見てビックリ！
私もほぼ同じ時間帯に合戦尾根を登っていました

それにしても第一ベンチまでの渋滞凄かったですね

bekopapa

コメントありがとうございます。
massyさん、50�劼砲盖擇崕珍�お疲れ様でした。

良いところばかりですぐにも行ってみたくなりました。

また、北岳、間ノ岳を一日で攻略するとは凄い体力ですね。

私の写真とmassyさんの時間を照合したら、合戦小屋でおあいしている可能性が高いですね。私は小屋の直ぐ近くのベンチで朝飯を食べていました。

燕山荘では、massyさんがビールを味わっている時には、燕岳に向かっている途中でした。微妙にニアミスでしたね。

私は、酒には強いのですが、高山では酔いが回って心臓ばくばく になってしまうので、登山中はとてもビールは飲めません。massyさんがうらやましいです。

またどこかでお会いできたらよろしくお願い致します。