丹沢三峰(丹沢山・塔ノ岳)【蛭・トイレ我慢・最後はナイトハイキング】(三叉路BS→大倉BS)
- GPS
- 11:10
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,881m
- 下り
- 1,892m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:55本厚木駅→7:43三叉路BS かなちゅうバス 630円 ・帰り 19:08大倉BS→19:24渋沢駅 かなちゅうバス「丹沢・大山フリーパスB」範囲内 ※行き、始発の宮ヶ瀬行きバスに乗るために、本厚木駅前のビジネスホテルに前夜泊しました(1名3000円)。 ※前日、本厚木から七沢温泉に行きたかったので、2日間有効な「丹沢・大山フリーパスB」 (新宿からだと1480円)を購入。山行の帰途、渋沢→秦野まで行き、秦野からロマンスカーで帰った のですが、渋沢→秦野間の電車も範囲内です。 ※バスはどちらも空いていました。恐らく、行きは紅葉シーズンにはまだ早いため、帰りは時刻が 遅かったため、だと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・トイレ: 丹沢山みやま山荘、塔ノ岳尊仏山荘、大倉尾根途中の茶屋(全て有料) ※本厚木駅でトイレ逃すと丹沢山山頂までトイレありません。 ・水・食糧等の調達箇所: 本厚木駅の宮ヶ瀬行きバス停前にコンビニあり。丹沢山みやま山荘、塔ノ岳尊仏山荘、大倉尾根途中の茶屋 (みやま山荘では500mlペットボトルの水300円、尊仏山荘では400円) ・危険個所: 台風15号により三叉路BS→丹沢山区間は倒木が結構あります。登山道上でも崩壊箇所が幾つかありました。 (三叉路登山口入ってすぐの1か所、高畑山に行くまでの道沿い=道幅狭い崖沿いで幾つか) また、台風に関係なく、丹沢三峰手前の金冷ヤシは道幅狭く斜面になっています。注意。 他は、途中、高度感のある橋を渡るシーンが何回かあり、高所恐怖症はちょっと緊張するかも。 クサリはあったかもしれませんが、危険な感じのはなかったです。 ・その他:本厚木駅前の寿司居酒屋「七福」、安くてうまくて地酒も結構揃えていて気に入りました。 また、厚木はとん漬けという名物もあるようです(買えばよかった)。 |
写真
感想
([標高グラフ]タブでの距離は19厂にとなっていますが、実際は21kmくらいになると思います。
ともかくダラダラと長い距離で標高を稼ぐ感じです)
丹沢山に行くなら「山と渓谷社」出版の「神奈川県の山」に載っている丹沢三峰コースだ!という
相方の主張のもと、シロヤシオも紅葉も楽しめず、蛭が多い今の時期に、蛭が多くて有名らしき
宮ヶ瀬周辺から丹沢三峰を経由するコースを歩いて来ました。
案の定、蛭は多かったです。特に登山口から高畑山までの区間が。。
登山口にあった山ビルスプレーを足下にかけましたが、それでも大襲撃を受けました。
塩も靴や靴下含め足下にふりかけましたが、効き目は余り無し。
蛭のいないシーズンに行けばいいのかもしれませんが、蛭がいなくなる時期は日が短くなるし、春は春
で雪がいつ消えるかわからないで行ってきた訳ですが・・・
(シロヤシオシーズンの週末は混雑している可能性を危惧)
結論から言えば、静かな山旅を楽しめてとても良かったです。
丹沢山に着くまでは、上りは私ら含めて4組、下りは6組位にしか会いませんでした。
丹沢山の先、塔ノ岳経由でゴール大倉BSまでの区間は本来は大人気コースの筈ですが、時刻が遅過ぎ
て人は少なく、終始マイペースに歩けたという点では満足度は高いです。
これまで、丹沢山塊で1000m以上の山を歩いた時は、大山周回、塔ノ岳表尾根、鍋割山稜(寄BS→後沢
乗越区間を除く)は全て人が大勢いて、特に表尾根はすんごい混雑で、以降、丹沢というとマイペース
に歩けなさそうな印象が強かったのです。
しかしこれはコースと時期によるものだったのかもしれませんね。
自宅からアクセスが悪くとも、宮ヶ瀬三叉路からのコースで正解だったかも。
心配していた台風影響は少しはあったものの、登山道自体は問題なく歩けます。
倒木やら何やらで通常よりも少しだけ時間はかかるかもしれませんが。。
(事前にビジターセンターに電話してみたんですが、道の状況を把握できていないと言われ、もし、
登山道が崩壊していて先に進めない場合は引き返す覚悟で臨みました)
今回、本間ノ頭までのだらだら長い上り途中、相方が前日食べた揚げもののせいか胃腸の調子が悪くなり、
丹沢山まで非常に時間がかかってしまいました。
トイレが無い区間が長いのは織り込み済みでしたが、バス時刻に間に合わせるために、出発前にホテルで
トイレに入る時間を造らなかったのは失敗でした。
何よりも、胃腸が余り丈夫でない私ら夫婦は、厳しめの山行前日は、揚げ物は控えた方がいいみたいですね。
肝に銘じます。
(前夜入った居酒屋の料理がおいしくて安かったので、はしゃいで食べ過ぎたのもよくなかったかも)
まあそんな感じで、タイトル通り「蛭」と「トイレ我慢」により予定よりも1時間ほど遅い時刻から
大倉尾根の下山を開始したので、ナイトハイキングになるリスクを考慮し大倉に下りるプランを想定
していたのは、大正解でした。大倉尾根だったら、ヘッデンさえあれば危険個所は殆どありません
しね。
そして今回は、上りと丹沢山―塔ノ岳の間や高畑山山頂でお会いしたソロの方々、丹沢山山頂で
写真を撮って下さった好青年のおふたり、尊仏山荘にいた地元っぽい方々、駒止茶屋のオジサン
など、出会う人が少なかった割には何人もの方と楽しく交流できたのも良かったな〜。
お会いした皆さん、ありがとうございました〜
最後に、丹沢三峰は紅葉と冬の2月頃がいいと駒止茶屋のオジサンから教わりましたが、冬の丹沢山塊、
自分らにはまだちょっと厳しいかな。でも寒さ対策さえすれば、丹沢の本当の美しさが味わえるのは
真冬かもしれないなあ。
丹沢ロングお疲れ様でした
かなり大変な山行だったとお察しします。
ヒルは嫌ですね。
私が歩いた時もヒルに襲われるのが怖くてビクビク歩いてました
ぜひシロヤシオの時期に訪れてみてください。
日によるとは思いますが、私の時は全然人がいなくて寂しいくらいでしたから。
レコでご存じでしょうが、同じ日に私たちも塔ノ岳に行っていたのです。
時間的にはお会いするタイミングがなかったのは残念ですね
そのうちどちらかの山で。
ヤマレコバッチを付けた二人組を見かけたら気軽に声をかけてくださいね
コメントありがとうございます。
はい、今ちょうど相方とmasataroさん・clioneさんと同じ日だったんだね、って話をしていました。
(相方は、肉巻きおにぎりの人、とmasataroさんのことをお呼びしていますが)
masataroさんのシロヤシオ時期に丹沢三峰に行かれたレコも拝見していますよ♪
あれって平日ではなかったでしたでしょうか?
平日休みが取れたら、行ってみたいな〜
花シーズンの土日祝は結構混むようなので。。。
はい、蛭は今回ひどくて、足元ばかり気にして木に顔ごとぶつかってしまったり、厄介者ですね。
大倉尾根でも先週辺りは登山道から少し脇道に逸れて被害に遭った人が多かった、って駒止のオジサンが言ってました。
表尾根ですか!いいですね!大好きですが混雑が苦手なので、次回行くとしたら私たちは平日に行きたいと考えてます。
それとチャンプ、私たちも当日に大倉尾根の上の方でお会いしましたよ。
何か選択コースでmasataroさん方とかぶることが多いみたいですが、お会いした際は是非ともヨロシクお願いいたします
丹沢お疲れ様でした
こちらも蛭ケ岳から戻ってきましたが
昨日竜ガ馬場のあたりであの「白網」をみました
すごく不思議で気になってました
こんばんわ、蛭ヶ岳お疲れさまでした。
白網については、WeeklyClimさんの最新レコに記録があるようです。
(白い網、と丹沢山、の言葉でGoogle検索するとでてくるようですよ。ぐぐらなくてもヤマレコ内で検索した方が早いかもしれませんが)
「この向こうには・・・」とあれこれ想像が膨らむような道の写真がやっぱりいいです
もうそろそろ蛭は出ないものかと思っていましたが、まだ終わらないようですね。
同じ山でもルートによって生息数に大きな違いがあるのは不思議です。
もうしばらくは蛭の多く生息する山は避けたほうがよさそうな・・・
あたたかいコメントをありがとうございます。
丹沢の宮ヶ瀬湖付近は蛭が多いと以前から聞いており、最近では11月くらいまでいるとか・・。
宮ヶ瀬湖付近は日差しがささないみちも多いからかもしれません。
今年の8月、両神の登山口に近い場所でも蛭見ましたが、そこもジメジメして余り陽がささない道でしたね。
しかし蛭が多くて忌避されるみちの方が、人の少ない静かな山行は楽しめる可能性が高いため、一概に悪いとはいえないかもですね。
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