ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 136239
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

初雪&好天の後立山1泊縦走(遠見尾根〜唐松岳〜不帰ノ嶮〜旭岳〜白馬岳〜栂池)

2011年09月23日(金) ~ 2011年09月24日(土)
 - 拍手
GPS
32:35
距離
32.3km
登り
3,797m
下り
2,798m

コースタイム

9/23
テレキャビン駐車場4:25-6:10アルプス平-7:20小遠見-7:35中遠見-8:00大遠見-8:25西遠見-9:30分岐-11:15唐松岳山荘11:20-11:30唐松岳11:35-13:15不帰キレット-14:50天狗山荘

9/24
天狗山荘5:30-6:30鑓ヶ岳-7:35分岐-8:15旭岳8:25-9:05白馬山荘9:15-9:30白馬岳-10:30小蓮華山-11:25白馬大池11:30-13:00栂池自然園
天候 23日:晴れのちガス、次第に雪
24日:晴れ晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
テレキャビンのPに車を置いて栂池まで縦走、バスで白馬駅へ、
JRで神城駅へ。徒歩20分で車を回収。
コース状況/
危険箇所等
【テレキャビンを使わない場合】
スキー場のゲレンデの中を、管理用の道路がアルプス平まで続いています。
でも傾斜はかなり急。登山道より歩きにくいです。

【牛首】
唐松へ向かう場合は登りになるため、逆コースより恐怖感は少ないかな。
今年、逆コースで1名がなくなっているとか。

【不帰ノ嶮】
核心部の不帰ノ嶮曲北峰は下りです。
岩場に慣れた方なら呆気なく通過してしまうかも。
でも今年1名亡くなっています。

【天狗の大下り】
長い長い登り。
本当に長いです。(ここでの吹雪はつらかった!)

【旭岳】
清水尾根への道から岳南東側の尾根にガレた道があります。
踏み跡というより明瞭な登山道です。
この日も数人が登っていました。

詳しくは、HP「山歩きMy style」
http://www.happyisland-update.com/record2011/0923gotate/20110923gotate.htm
スキー場の中をどんどん登って行きます。
2011年09月23日 05:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 5:47
スキー場の中をどんどん登って行きます。
小さくて見えにくいのですが、カモシカが2頭。珍しく走って逃げていきました。子供でしょうか?
2011年09月23日 05:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 5:47
小さくて見えにくいのですが、カモシカが2頭。珍しく走って逃げていきました。子供でしょうか?
色づいたナナカマド
2011年09月23日 07:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 7:15
色づいたナナカマド
ガス越しに見えた唐松岳
2011年09月23日 07:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 7:17
ガス越しに見えた唐松岳
五竜、まだまだ遠くにある感じ
2011年09月23日 07:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
2
9/23 7:27
五竜、まだまだ遠くにある感じ
鹿島槍。カクネ里の雪渓がきれい。
2011年09月23日 07:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
2
9/23 7:51
鹿島槍。カクネ里の雪渓がきれい。
五竜にガスがかかりだしました。
2011年09月23日 08:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 8:45
五竜にガスがかかりだしました。
牛首通過はガスの中
2011年09月23日 11:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 11:07
牛首通過はガスの中
唐松岳山頂
2011年09月23日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 11:52
唐松岳山頂
不帰の嶮にとりかかります。
2011年09月23日 12:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 12:09
不帰の嶮にとりかかります。
景?
2011年09月23日 12:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 12:12
景?
一瞬稜線がこれから歩く見えました
2011年09月23日 12:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 12:18
一瞬稜線がこれから歩く見えました
八方尾根
2011年09月23日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 12:22
八方尾根
空中梯子、短いです
2011年09月23日 12:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 12:49
空中梯子、短いです
2011年09月23日 12:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 12:57
天狗の大下りが見えてきました
2011年09月23日 13:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 13:15
天狗の大下りが見えてきました
黒部側も一瞬見えました
2011年09月23日 13:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 13:30
黒部側も一瞬見えました
2011年09月23日 14:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 14:22
エビのシッポ
2011年09月23日 15:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/23 15:03
エビのシッポ
凍ってます。冷たい冷たい
2011年09月23日 15:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
1
9/23 15:04
凍ってます。冷たい冷たい
翌朝は一転、晴れ!(天狗山荘の前)
2011年09月24日 05:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 5:54
翌朝は一転、晴れ!(天狗山荘の前)
白馬鑓、朝日に照らされてます
2011年09月24日 06:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
1
9/24 6:00
白馬鑓、朝日に照らされてます
2011年09月24日 06:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
1
9/24 6:01
剣が見えます
2011年09月24日 06:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 6:05
剣が見えます
白馬
2011年09月24日 06:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
1
9/24 6:34
白馬
「影」鑓
2011年09月24日 06:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 6:35
「影」鑓
杓子の先に白馬
2011年09月24日 06:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 6:36
杓子の先に白馬
白馬が近づいてきました
2011年09月24日 07:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 7:12
白馬が近づいてきました
これから登る旭岳
2011年09月24日 07:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 7:48
これから登る旭岳
この尾根を登ります
2011年09月24日 08:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 8:05
この尾根を登ります
山頂は少しやせ尾根を歩きます
2011年09月24日 08:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
1
9/24 8:30
山頂は少しやせ尾根を歩きます
剣(左)、毛勝三山(右)
2011年09月24日 08:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 8:41
剣(左)、毛勝三山(右)
お隣の白馬
2011年09月24日 08:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 8:42
お隣の白馬
旭を下ります。ガレてます。
2011年09月24日 08:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 8:47
旭を下ります。ガレてます。
この小さなケルンが分岐点。左が清水尾根へ。右が旭岳へ
2011年09月24日 08:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 8:55
この小さなケルンが分岐点。左が清水尾根へ。右が旭岳へ
白馬山頂
2011年09月24日 09:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 9:48
白馬山頂
雪倉、朝日方面
2011年09月24日 09:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 9:59
雪倉、朝日方面
小蓮華山頂。立ち入り禁止です。
2011年09月24日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 10:42
小蓮華山頂。立ち入り禁止です。
「坂の上の雲」の道
2011年09月24日 11:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
1
9/24 11:13
「坂の上の雲」の道
白馬大池、吸い込まれそうな青色です。
2011年09月24日 11:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 11:25
白馬大池、吸い込まれそうな青色です。
大池
2011年09月24日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
9/24 11:52
大池
2011年09月24日 11:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 60, Canon
1
9/24 11:59
撮影機器:

感想

この時期テレキャビンの始発の時間が遅いので、
暗い時間にスキー場を歩き出しました。久々に
ヘッデンをつけてのスタートです。

基本的に歩くための道ではないので、勾配が急で、
アキレス腱をぐっと伸ばされる感じ。ここで飛ばし
てしまうと後に響きそうなので抑えて進みました。

遠見尾根からは五竜、鹿島槍が見事でした。
以前、扇沢から遠見尾根へ日帰り縦走したときは、
雨だったので、今回初めて見る景色にウキウキし
ながら稜線を目指したのですが、一転ガスに包ま
れてしまいました。

遠見尾根分岐は右へ。先を急ぐため五竜はカット
しました。牛首手前で本日2人目の登山者に遭遇。
牛首は逆ルートから来る人にとって下りになるの
で怖そうです。

唐松山荘の前は、八方尾根を登ってきた登山者が
たくさん。山頂も大勢の人。でも不帰ノ嶮に行く
人はほとんどいません。

今回、不帰ノ嶮について、あまり予習していなか
ったので、どこが核心部なのかよくわかりません
でしたが、喫まで来て、やはり先ほどの曲の
くだりだったのかと、わかった次第です。

キレットまでくると、雪が吹き付けるようになり
ました。ずっと顔を上げて歩くことができず、足
元を見ながら天狗の大下りをひたすら登ります。
濡れた鎖を握るたびに手が凍えそう。天狗山荘が
遠く感じます。

天狗山荘に続々と登山者が到着。乾燥室のストー
ブに皆、集まっています。皆凍えた身体を温めて
いました。アットホームでいい感じの小屋でした。

翌朝、天気は晴れ。一面、雪でまっ白。日の出を
見ながら出発しました。北アルプス、富士山、南
ア、ヤツ、全部丸見えで、昨日の天候がうそのよ
う。白馬鑓を越え、杓子はパスして、お目当ての
旭岳へ。清水尾根への道から、取り付くとしっか
りした道がありました。でも、ガレた急坂です。

旭岳の山頂からは富山湾、能登半島が眼下に見下
ろせました。周辺は草紅葉が始まりかけていまし
た。

大賑わい白馬岳から大池へ向かうと、両方向とも
たくさんの登山者。小蓮華山で今回3つめの百高
山をゲットしました。でも崩壊の危険があるため
山頂は立ち入り禁止でした。

大池までの道は、NHKの坂の上の雲のエンディ
ングのシーンの風景の場所。テーマソングを口づ
さみながら下りました。

当初は蓮華温泉に下るつもりでしたが、ゆっくり
温泉に浸かる時間もなさそうだったので栂池から
帰途につきました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1662人

コメント

寒そう!
Happiさん、今晩は!

なるほど、そう来ましたか
何処を狙っているか興味津々でしたから

ニュースで見ましたが本当だったんですね
寒そうを通り越し、危ない世界じゃないですか
よくぞご無事で

今回で何座目になりましたか?
まとめてやられたなあ〜
2011/9/25 21:36
凍えました
tailwindさん、こんばんは!

いやー、寒すぎでした
気圧配置を見て、テントは寒すぎるので小屋泊
に決め、距離を歩く作戦に出ました

が、不帰キレットからは吹雪状態に。鎖場で手袋
も濡れ凍傷になるのでは、と思ったほどです。
秋を越えて一気に冬でしたね

以前白馬三山はやっていたので、今回は唐松、
旭、小蓮華の3座ゲットで84座になりました。

天狗山荘の本棚で見つけたのですが、2004年
のヤマケイで百高山特集をやっていたんですね

私は冬はやらないので、今シーズンも終わりが見えて
きました あといくつ行けるかな。
2011/9/25 21:50
もう完全に冬ですね。
Happiさん、こんにちは。

下界はやっと秋になったなあ、と感じられるように
なったのにアルプスは冬ですね。
富士山も初冠雪だったようだし。

百名山、百高山狙いですか。
百高山はほとんどが長野、山梨、富山に集中しているので
百名山よりも行きやすいのですね。
登りづらそうですが。

何か目標が決まっている人は良いですね。
ずっと先の計画まで立てらるのでしょうか?
2011/10/1 15:26
アルプスもあと何回行けるか?
toratora48さん、こんにちは。

百高山は、アルプスにまとまっているので、
まとめて3つくらい登ることができるのは
いいですね。百名山ともだぶっています。

このところ、ただ、やはり千葉からアルプ
スへ行くのは遠いです 日帰り山行だ
と、確実にドライブの時間の方が長いです。

百名山、百高山の次の目標がアルプスの主
脈踏破なので、なるべく稜線をつなぎなが
ら歩いています。

あと、目標を立ててしまうと、どうしても
単独行が多くなりますね 時には、仲間
とも登りますが。

私は、雪が降ると、車も冬タイヤではない
ので、冬眠状態になってしまいます。
2011/10/1 15:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら