白馬岳 大雪渓から栂池へ縦走
- GPS
- 10:22
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,017m
- 下り
- 1,425m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 8:00
天候 | 1日目 晴れたりガスったり 2日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓は所々所クレバス。 |
その他周辺情報 | 白馬八方バスターミナル向かいの八方の湯 |
写真
感想
梅雨の合間、どうしても大雪渓を登りたかったので、ヤマテンの天気予想に一喜一憂しながら決行を決意。というのも、昨年の大雪渓は9月に閉鎖されてしまっていた事もあり、まだ本格的シーズン前だったが6月末のこの時期を選んだ。
想像を超えるスケールの初めての大雪渓は素晴らしいの一言。雪渓というよりここは氷河なのだろう。急斜面もあり、アイゼンと滑落防止のピッケル、落石から身を守るヘルメットなど、絶対に必要と自分には思われた。しかしながら、恐らく今後問題になるのは、幾つかのクレバス。大きな所で50cm位か?落ちたらただの怪我では済まないだろう。
仮に、もしもあまり危機意識のない方が無謀にもチャレンジし、その結果クレバスに落ちる事故がひとたび発生すれば、直ちにコース閉鎖になることだろう。そして数年後には大雪渓は立ち入り禁止措置となり、「以前は登れたそうだよ」などと、昔話になってしまうかもしれない。そうならない事を祈りたい。
温暖化がそうさせたのかもしれないが、ここは我々登山者自身のリスク管理と責任ある行動が望まれる所だと、思った。
追記;2日目下山日の同時刻、大雪渓で滑落事故が生じた。栂池から登り、私と逆回りのルートを取ったらしい。大雪渓は登りより下りが難易度高く遥かに危険。理由は
‐紊ら無音で落ちてくる落石に気が付きにくい
∪磴ザれていて、下りは特に滑りやすい
➂クレバスを見つけにくいし、超えるのに難渋する
なので、もしどうしても大雪渓を降りるルートを取りたいのであれば、猿倉からのピストンを選択し、登る際よくinspectionしておくのがよいでしょう。どれだけやばい斜面なのかよく分かります。
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