荒島岳（旧勝原スキー場から）

2018年01月20日(土) [日帰り]

• GPS: 04:53
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,307m
• 下り: 1,300m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:16
• 合計: 4:53

距離 10.5km 登り 1,307m 下り 1,308m

7:57 勝原スキー場
8:56 トトロの木
9:18 深谷ノ頭
10:17 もちが壁
10:41 前荒島
10:58 11:03 荒島岳
11:13 11:14 前荒島
11:25 11:26 もちが壁
12:14 12:21 深谷ノ頭
12:31 トトロの木
12:48 12:50 勝原スキー場
12:50 ゴール地点

行きは、しゃくなげ平手前からトラバースし、もちが壁手前の鞍部へ。
帰りは、もちが壁の少し先の鞍部から沢沿いに標高を下げ、深谷の頭へ復帰（雪の状態も悪く登り返しあり）

天候

曇り時々晴れのち小雪（下界は雨）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧勝原スキー場前に20台程度は駐車可能
ただし、朝遅いとスペースがなくなりそうです。

コース状況／危険箇所等

登山口〜旧勝原スキー場内：スキー場があっただけに樹木も少なく歩きやすい。新雪時以外は人も多そうなのでトレースもしっかりありそうです。勝原スキー場内には桜の植樹がありますが、特に通行には問題なさそうです。
旧勝原スキー場トップ〜しゃくなげ平付近：樹林帯の登りですが、樹間も広く、快適です。今回は数日前の雨等で雪面も硬く、ツボ足で一気に歩きました。チェーンスパイクくらいあるとよいかもしれません。
しゃくなげ平手前〜もちが壁：このあたりは、雪面は硬いものの、トレースを外すとたまにブーツくらいの深さで入り込むような雪質でした。もちが壁からは滑りになりそうになかったので、壁の手前の鞍部にスノーボードをデポし、アイゼン歩行に切り替えました。もちが壁はアイゼンが必要だと思いました。1か所急なところがあるので…。ピッケルはあったほうが良いと思いますが、私はストックで大丈夫でした。雪面が硬い春先は必要だと思います。ウィペットを装備されている方も多かったです。今回はしゃくなげ平の小ピークをトラバースしましたが、トラバースしないほうが絶対に歩きやすいと思います。斜面上の雪は、締まり切っておらず非常に歩きにくい雪質でした。スノーシューが必要です。
もちが壁〜荒島岳：普通の稜線歩きという感じで、危険個所もありませんでした。

その他周辺情報

九頭竜温泉「平成の湯」：大人６００円
登山口から少し岐阜側に国道を進むと左手にあります。
非常に綺麗な施設で良かったです。
モンベルカードで飲み物サービスがあるようです。

写真

1/20 7:51

旧勝原スキー場登山口
近くにコンビニもなく、ここのトイレも冬季使用不可のようで、手前のコンビニで用を足してきたら、ほぼ満車状態…
なんとか駐車できましたが、戻ってきたら進入路も縦列駐車状態でした。

1/20 8:02

旧勝原スキー場の登りは、雪がしまっており、ツボ足で全く問題ありません。
しかし斜面の雪の少なさに愕然とします。はたして雪がつながっているのか？

1/20 8:27

高曇り的な天候…
すっきり晴れないものでしょうか。
写真のような大穴がところどころにありました。視界不良時の滑走は要注意です。

1/20 8:29

旧勝原スキー場トップ。
この先樹林帯に入ります。左奥に搬器の残骸があります。

1/20 8:31

たまにピンクリボンが取り付けられています。明瞭な尾根なのでそんなに問題はありませんが。

1/20 9:08

雪面は硬くしまっています。帰りが不安です…

1/20 9:18

もちが壁が左手に見えてきました。

1/20 9:33

青空が出てきました。このブナ林といい、尾根の登りといい、登り初めの急登（スキー場内ですが）といい、会津駒ケ岳に似ているとおもいました。雪質が良ければ滑りも快適そうです。

1/20 9:50

しゃくなげ平ともちが壁の鞍部に到着。この先の壁の手前にボードをデポ。

1/20 10:09

稜線を歩きます。ここも雪面はしっかりしていてサクサク歩けます。

1/20 10:09

この時点ではまだ大野盆地も小荒島岳も見えましたが…

1/20 10:23

一気にガスってしまいました。若干雪も交じっており、さっさと登るモードに切り替えます。

1/20 10:38

中荒島岳の標柱。しかしヤマレコに地図を登録すると前荒島となります。不思議です。

1/20 10:54

頂上に着きました。何の写真かパッと見わかりませんが、頂上の写真はこれしかありません。荒島大権現の神社の上がちょこっと出ているようです。

1/20 11:40

帰りもしゃくなげ平をトラバース。
しかし深谷の頭付近で登り返すハメに…
ツボ足だと急斜面はずぶずぶ沈み約20分のロス…
この後、下りの尾根は雪面が硬すぎて、標高900m〜700m付近までは手にボードをもって歩きました。とても山ボードとは思えない山行となりました。

1/20 12:36

スキー場に戻ってくる頃にはガスが広がっていました。
まわりのボヤボヤはカメラについた水滴です。

1/20 12:38

唯一、滑りになった斜面。

1/20 12:42

このあたりも何とか滑れます。
旧スキー場斜面は滑ったと言っても良いと思います。

1/20 12:45

何とか戻ってきました。

撮影機器：

TG-620 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ アイゼン

感想

posurf

中京圏に行く用事があったので、ついで？にと福井の荒島岳に足を延ばしました。
天気と暮らすではA判定が出ていましたが、まるで受験の結果のように、まさかの悪天？（それほどでもないかもしれませんが）ガスと途中から小雪に変わる天候とで、景色は楽しめませんでした。
直近の降雪もなく、雪面は硬く締まっており、登山の様相を呈していました。
登りはサクサク登れましたが、下りは今までに類を見ないレベルの修行系となり、山ボードで、傾斜があるにもかかわらず滑りにならないためツボ足で一部下るハメになりました。この下りを経験していればストップ雪レベルであれば、[快適斜面]と言ってしまいそうです。
雪の状況が良ければ滑走も楽しめそうな山だと思います。
直近の天候も考慮していけば、帰りも登り返しが必要なところもなく、良さそうです。