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Yamareco

記録ID: 1366127
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

富士見登山の筈が…戦慄の愛鷹山鋸岳

2018年01月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:45
距離
9.5km
登り
918m
下り
908m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:59
合計
6:44
7:22
106
9:08
9:24
39
10:03
10:19
109
12:08
12:35
6
蓬莱山
12:41
59
13:40
26
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山神社の駐車場利用。簡易トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
■位牌岳〜蓬莱山(鋸岳)
廃道にはそれなりの理由があった。一般登山道と思って行くと恐ろしい目に合う。鎖・ロープに頼らざるを得ないのが怖い。何より、高所恐怖症の者には高度感満載で恐ろしい。
なお、裾野市では現在通行を規制しています。
登山口へ向かう途中、ちょっとだけ姿を見せた日本一。これが最初で最後の富士山であった。
2018年01月21日 06:50撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 6:50
登山口へ向かう途中、ちょっとだけ姿を見せた日本一。これが最初で最後の富士山であった。
山神社から暫く林道歩き。ここまでは普通車でも来れるが、これを渡るのは余程走破性の高い車でないと無理。
2018年01月21日 07:29撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
2
1/21 7:29
山神社から暫く林道歩き。ここまでは普通車でも来れるが、これを渡るのは余程走破性の高い車でないと無理。
やたらに積石が多い。ケルンとしての意味は無さそう。
2018年01月21日 07:42撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 7:42
やたらに積石が多い。ケルンとしての意味は無さそう。
前岳・位牌岳への分岐。よく調べて来なかったんで、前岳が何処か分からない。
2018年01月21日 07:51撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
2
1/21 7:51
前岳・位牌岳への分岐。よく調べて来なかったんで、前岳が何処か分からない。
暫くの間、広い谷の苔ゴーロを行く。
2018年01月21日 08:01撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 8:01
暫くの間、広い谷の苔ゴーロを行く。
出合いから中尾根を登る道に変わる。だから前岳ってどこさ。
2018年01月21日 08:07撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
1
1/21 8:07
出合いから中尾根を登る道に変わる。だから前岳ってどこさ。
谷の向かいに白いのが見えた。遠くてよく分からなかったが、氷瀑か?
2018年01月21日 08:30撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 8:30
谷の向かいに白いのが見えた。遠くてよく分からなかったが、氷瀑か?
前岳到着。P1336の事だった。
2018年01月21日 09:08撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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前岳到着。P1336の事だった。
ちょっとだけ陽の射す事もあった。
2018年01月21日 09:27撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 9:27
ちょっとだけ陽の射す事もあった。
越前岳にも横線の晴れ間。
2018年01月21日 09:28撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 9:28
越前岳にも横線の晴れ間。
位牌岳到着。
2018年01月21日 10:03撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 10:03
位牌岳到着。
平たい山頂。
2018年01月21日 10:04撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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平たい山頂。
おお! 小っちゃいけど霧氷が見られた。桜えびの尻尾って感じ。
2018年01月21日 10:08撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 10:08
おお! 小っちゃいけど霧氷が見られた。桜えびの尻尾って感じ。
さて、いよいよ禁断のルートへ。最初はなぜ此処が廃道なのかと思うほどまともな道。
2018年01月21日 10:29撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 10:29
さて、いよいよ禁断のルートへ。最初はなぜ此処が廃道なのかと思うほどまともな道。
で、いきなり現れる鎖。尾根を外して北に下る。丸くて掴み所の無い岩の為、鎖に頼るほかない。
2018年01月21日 10:35撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 10:35
で、いきなり現れる鎖。尾根を外して北に下る。丸くて掴み所の無い岩の為、鎖に頼るほかない。
そしてトラバースして尾根筋に戻る(振り返り)。鎖が無けりゃヤバくて歩けない。
2018年01月21日 10:46撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 10:46
そしてトラバースして尾根筋に戻る(振り返り)。鎖が無けりゃヤバくて歩けない。
これ登って尾根復帰。
2018年01月21日 10:47撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 10:47
これ登って尾根復帰。
ここからも山神社へ戻れるみたい。
2018年01月21日 10:55撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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ここからも山神社へ戻れるみたい。
正面は大岳みたいね。左上の線は駿河湾の海岸線。晴れてれば良い眺めだったんだろな。
2018年01月21日 10:56撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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正面は大岳みたいね。左上の線は駿河湾の海岸線。晴れてれば良い眺めだったんだろな。
ここも振り返り。あのロープ一本に命を預けるなんてねえ。
2018年01月21日 11:25撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
27
1/21 11:25
ここも振り返り。あのロープ一本に命を預けるなんてねえ。
滑落したらチーン間違い無し。ロープを握る手に力が入る。
2018年01月21日 11:29撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 11:29
滑落したらチーン間違い無し。ロープを握る手に力が入る。
あの平らな所がゴールなんだけど、直ぐそこなのに遠い。文字通り山あり谷あり。
2018年01月21日 11:29撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 11:29
あの平らな所がゴールなんだけど、直ぐそこなのに遠い。文字通り山あり谷あり。
この頃には鎖へ体重を預けるのに抵抗が無くなってた。
2018年01月21日 11:38撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 11:38
この頃には鎖へ体重を預けるのに抵抗が無くなってた。
ここが一番怖かった。切り立つ岩を避けてスラブ状のルンゼを下り、向こう側のルンゼを這い登る。凍ってる所あるんですよ!
2018年01月21日 11:46撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 11:46
ここが一番怖かった。切り立つ岩を避けてスラブ状のルンゼを下り、向こう側のルンゼを這い登る。凍ってる所あるんですよ!
漸く安全地帯に立ち振り返る。位牌岳はもう雲の中。
2018年01月21日 12:06撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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漸く安全地帯に立ち振り返る。位牌岳はもう雲の中。
はぇ? 鋸岳に着いたと思ったら、いつの間にか通り過ぎてる。蓬莱山?
2018年01月21日 12:08撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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はぇ? 鋸岳に着いたと思ったら、いつの間にか通り過ぎてる。蓬莱山?
答えはこれだった。P1296は蓬莱山で、通って来たギザギザが鋸岳と言う事。またやってくれたな、国土地理院。
2018年01月21日 12:11撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 12:11
答えはこれだった。P1296は蓬莱山で、通って来たギザギザが鋸岳と言う事。またやってくれたな、国土地理院。
ああ、こんなのあると歴史を感じるねえ。
2018年01月21日 12:09撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 12:09
ああ、こんなのあると歴史を感じるねえ。
簡単に昼食を済まし、速攻で帰路に就くため下山する。ここ真っ直ぐ行くと突き当り。
2018年01月21日 12:39撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 12:39
簡単に昼食を済まし、速攻で帰路に就くため下山する。ここ真っ直ぐ行くと突き当り。
割石峠とはよく名付けた。ここ南に下るルートも在るみたい。地形図見るだけで恐ろしいけど。
2018年01月21日 12:41撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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割石峠とはよく名付けた。ここ南に下るルートも在るみたい。地形図見るだけで恐ろしいけど。
反対の大沢ルートはこう。始めは只の涸れ沢下り。
2018年01月21日 12:46撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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1/21 12:46
反対の大沢ルートはこう。始めは只の涸れ沢下り。
杉の巨木があった。武甲山表参道の大杉と同じ位かな。
2018年01月21日 13:22撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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杉の巨木があった。武甲山表参道の大杉と同じ位かな。
名前はそのまんま。
2018年01月21日 13:23撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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名前はそのまんま。
何だかよく分からないが、要するに私有地を示しているらしい。
2018年01月21日 13:26撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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何だかよく分からないが、要するに私有地を示しているらしい。
地形図のP954付近。
2018年01月21日 13:28撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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地形図のP954付近。
到着。雰囲気あるねえ、ここ。
2018年01月21日 14:06撮影 by  DMC-FZ1000, Panasonic
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到着。雰囲気あるねえ、ここ。
撮影機器:

感想

本当は先月行くつもりだったのだが、親戚の不幸があったりで延びてしまった。年賀状用に富士山の写真をと思い計画したものだ。埼玉在住のため、南から撮った富士山の写真は少ないので、愛鷹山からという事にした。ついでに鋸岳がどれほどのものかも体験したい。

折角の機会なのでカメラを新たに購入した。α5100も良いカメラなんだけど、ズーム域が狭い。だからって登山中に一々レンズを付け替えるのも面倒。そこで高倍率ズームの一体型を選ぶ。一昨年同じ理由でキヤノンのSX530を買ったが、三合落の時、顎から滴り落ちる汗を被り壊れてしまった。一年しか持たなかったなあ。

今回はもうちょっと良いカメラにしようと、撮影素子1型のモデルから選ぶ。防塵・防滴だと言う事なし。ソニーのRX10M4がピッタリのスペックだが、高過ぎて手が出ない。もう一つ、キヤノンのG3 Xも防塵・防滴だが、2015年のモデル。何だかなあ。価格コムをあれこれ見ていたら、状態の良いFZ1000の中古品が出品されてた。防塵・防滴性能は無いみたいだが、値段はRX10M4の3分の1以下。重量も軽量一眼+パンケーキレンズ程度。これに決めた。

準備万端で臨んだ撮影登山だったが、あいにくの天候で計画通りとは行かなかった。曇って富士山が見えない。時間稼ぎで逆回りにしてみたが、12時になっても一向に回復せず、益々雲が厚くなるばかりだ。これ以上は行くだけ無駄だなと思い、行楽客の帰宅渋滞に巻き込まれる前に帰った方が得策と、割石峠から途中下山と相成った。またいつか改めて行こう。今度は十里木から越前岳の簡単登山にしようっと。

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