バリエーションルートの要倉山経由で陣馬山に登る

2018年01月27日(土) [日帰り]

• GPS: 07:34
• 距離: 14.3km
• 登り: 885m
• 下り: 931m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:27
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:39

7:21 関場バス停
8:03 8:03 452m峰(新多摩線78号鉄塔)
9:07 9:09 要倉山
9:13 9:13 要倉峠
9:37 9:37 中谷山尾根573m峰
9:55 9:57 御堂窪山(本郷山)
10:29 10:31 熊野神社本宮跡の碑
10:31 10:33 本宮山
11:10 11:10 メシモリ岩山
11:13 11:19 中谷山尾根(猪通り尾根)入口
11:34 11:35 和田峠
12:02 12:52 陣馬山
13:38 13:43 栃谷尾根登山口
13:57 13:58 栃谷
14:22 14:22 陣馬山登山口
14:24 14:25 陣馬登山口バス停
14:52 14:52 藤野神社
15:00 藤野駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

高尾駅北口より西東京バスで関場バス停下車

コース状況／危険箇所等

要倉山経由のバリエーションルートの入口は、私有地にあるため、地主に通行の許可を得てから通行すること、バリエーションルートは、今週初めに降った雪が解けずに粉雪のまま残っていた。特に危険個所は無い。

写真

1/27 7:18

関場バス停で下車

1/27 7:25

要倉山バリエーションルートへの取付先

1/27 7:26

ここは、私有地で「許可なく使用を禁ずる」という看板が立っていたため、入口の傍にあるお宅に立入の許可を頂き、要倉山ルートに出発

1/27 7:28

雪が解けた畑には蕗の薹が顔をだしていた。

1/27 7:47

登山路を登っていくと、足のサイズと同じくらいの指先がはっきり分かれている動物の足跡が!!　このサイズの足跡は、小熊か??　この寒さでも冬眠していないのかな??

1/27 7:51

いきなりの急登が我々を出迎えた

1/27 7:53

要倉山へ続く登山路には、動物の足跡や、猟犬の足跡が付いている。本日の先頭は、奥多摩仙人のTZ先輩。

1/27 7:56

今日は、7人のパーティー

1/27 8:02

78号鉄塔を通過

1/27 8:08

登山路で見つけた東電鉄塔巡視路の標柱

1/27 8:13

急坂は足元が滑り易く、足と手を使って登るシーンも!!

1/27 8:15

急坂を登り終え、なだらかな尾根道になる

1/27 8:20

右斜面が伐採された開けた空間にでると青空が眩しい!!

1/27 8:26

先程登ってきた鉄塔を振り返る、その先には都心の高層ビルが望まれた!!

1/27 8:40

登山路には20�冂�のパウダー状の雪が残っていた。

1/27 8:57

登山路にある要倉山手前の三角点を探すTZ仙人とMJさん

1/27 9:01

GPSの助けを借りて、雪の中から三角点を掘り出した瞬間!!

1/27 9:06

要倉山に到達し、木に括りつけられている要倉山の山頂標識を確認

1/27 9:06

要倉山で記念撮影の準備をするTZ仙人

1/27 9:13

左側が大規模に伐開された尾根道に出る。ここは、すっかり雪が解けていた。

1/27 9:15

雪の残った斜面がある山がこれから目指す本宮山

1/27 9:21

ポカポカ陽気の陽だまりで山座同定を楽しみながら休憩するTZ仙人とMJさん

1/27 9:21

正面左が景信山

1/27 9:28

右側が堂所山

1/27 9:37

正面は、本宮山

1/27 9:55

登山ルートから途中分岐して本郷山（650m）の山頂に立ち寄り

1/27 9:55

本郷山山頂で記念撮影の準備をするTZ仙人

1/27 10:01

奥に丹沢山塊の丹沢山が望まれた

1/27 10:12

大規模伐開された南斜面、奥の右側に八王子駅前の高層ビルが見えている。

1/27 10:12

本宮山に続くパウダースノーの急坂は滑り易く、雪との格闘が続いた

1/27 10:19

ややなだらかになってきた

1/27 10:19

中央左の奥に筑波山が望まれた

1/27 10:25

本宮山への最後の登り

1/27 10:30

本宮山山頂(732m)に到達、木立の間から富士山の雄姿が確認できた。

1/27 10:31

本宮山山頂標識

1/27 10:40

和田峠を目指して進む

1/27 10:45

1/27 10:51

1/27 10:51

急斜面が待ち構えている

1/27 10:56

ジグザグに登っても急な斜面を登る!!

1/27 10:56

木立のお世話になりながら急斜面を登る

1/27 11:10

1/27 11:13

和田峠の道路に出る

1/27 11:22

しばらく林道を歩く

1/27 11:26

生籐山への分岐

1/27 11:34

和田峠に到着

1/27 11:34

和田峠峰の茶屋

1/27 11:55

階段ルートを登るTZ仙人

1/27 11:58

陣馬山山頂が見えてきた

1/27 12:02

陣馬山山頂からの富士山。雲一つない奇麗な富士山

1/27 12:02

陣馬山頂

1/27 12:04

蛭ヶ岳＆丹沢山の丹沢山塊がくっきり見えている

1/27 12:39

大岳山＆御前山がくっきり見えている。ただし、男体山等の日光連山は、はっきり視認できない

1/27 12:39

南アルプスの悪沢岳＆赤石岳もくっきり見えている

1/27 12:39

大菩薩嶺

1/27 12:40

三つ峠山、黒岳＆釈迦ヶ岳

1/27 12:44

富士山もすっきりした姿を見せている

1/27 12:44

陣馬山山頂にて

1/27 12:50

今日登ってきた本宮山とお別れ!!

1/27 13:00

今日はいつもの一ノ尾根ではなく栃谷尾根を下る

1/27 13:25

栃谷と陣馬山の中間点を通過

1/27 13:25

TZ仙人＆T先輩は、今日も元気溌剌!!

1/27 13:49

富士山も徐々に見えにくくなってきた!!

1/27 14:30

栃谷尾根コースと一ノ尾根コースの分岐点の陣馬登山口に到着

1/27 15:00

15時丁度に藤野駅に帰着

撮影機器：

iPhone 6 Apple

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

matusan

山岳会のSさんとTZ仙人から八王子の夕焼け小焼けの関場から要倉山経由のバリエーションルートで陣馬山に登りませんかというお誘いを頂き、山岳会の仲間5人と陣馬山に登ってきた。
朝6:40に高尾駅北口に集合し、6:55発の陣馬高原下行きの西東京バス臨時便で登山口を目指した。7:18に関場BSで下車し、要倉山ルートの登山口に移動した。要倉山ルートの登山口は、雪に覆われた携帯基地局の先にあり、入口に「許可なく使用を禁ずる」地主という立て看板が立っていた。リーダーのTZ仙人が、敷地の脇にある民家の方に敷地への立ち入りの許可を求め、了解を頂いた後、雪に覆われた畑を横切って要倉山への登山路に取りついた。登山路には、今週初めに降った雪が積もっており、動物や猟犬の足跡が残っていた。ただし、登山者らしき足跡は無かった。動物の足跡の中には、人間の足位の5本の指の形がしっかり確認できるものがいくつかあり、小熊らしき足跡に見えた。
登山路は、いきなりの急登が待ち受けていたが、奥多摩で鍛えているTZ仙人は、スタスタと余裕を持って登っており、遅れないように後を追いかけて登った。8:03に東電のNo.78号鉄塔を通過し、8:20頃に右斜面が伐開された尾根道にでたため、ここで小休止を取った。都心方向の眺めが開けており、都心の高層ビル群がクッキリと見渡せた。その後、要倉山への急な登りを登りつめ、8:55頃に要倉山の手前に到達した。ここには三角点があると言われ、TZ仙人とTJさんと一緒に三角点を探した。三角点は、雪の下だったが、携帯電話器のGPS機能を利用することにより、三角点を雪の中から探し出すことができた。9:07に要倉山山頂に到達し、記念写真を撮っった。
その後、しばらく登ると、左斜面が大規模に伐開された尾根道にでた。ここまで樹林帯の中は、20�冂�度のさらさらした雪道だったが、伐開された尾根道は、雪がすっかり解けており、ポカポカした陽だまりの登山路になっていた。前方には、高尾〜景信山〜堂所山〜陣馬山に至る尾根が連なっており、更に奥に丹沢山塊の丹沢山が顔を見せていた。陽だまりで山座同定を楽しみながら小休止をとった。
小休止後、尾根道を登り、TZ仙人より折角なので本郷山に立ち寄って行こうと言われ、本郷山山頂に立ち寄った。山頂は樹林帯の中にあり、見晴らしは得られなかったが、樹間から笹尾根が見えていた。
元の登山道に戻り、尾根道を進むと、北斜面に掛かり、急斜面で粉雪が滑り易く、一歩一歩キックステップで登った。この辺りから遠く筑波山が視界に入ってきた。更にアップダウンを繰り返し、10:31に本宮山山頂に到達した。山頂の視界はそれ程良好ではないものの、樹間から真っ白な雪を頂いた富士山が見えた。記念撮影をした後、更にアップダウンを繰り返し、この日一番の急斜面を木立の助けを借りてジグザグに登りつめ、11:13に和田峠につながる舗装道路に出た。その後舗装道路を歩き、11:34に和田峠に到着した。和田峠に至る道路は冬季通行止めのため、雪に覆われており、陣馬山に至る階段は、15�冂�度の粉雪に覆われていた。和田峠から陣馬山に至る長い階段を登りつめ、12:00に陣馬山山頂に到達した。この日は、快晴の天気が続いており、山頂からは、富士山、丹沢山塊、南アルプスの悪沢岳＆赤石岳、大菩薩嶺、金峰山等の峰々が雲一つなく見晴らすことが出来た。また、北方の大岳山、御前山、鷹ノ巣山等の峰々がくっきり見えた。ただし、日光連山は、雪が舞っているのか視認できなかったが、360度素晴らしい眺望が拡がっていた。陣馬山までのバリエーションルートは、和田峠の手前で一方とすれ違ったほかは、誰とも会わなかったが、陣馬山山頂は、沢山の登山者で賑わっていた。
山頂で、昼食休憩と山座同定を楽しんだのち、12:52に栃谷尾根経由で下山を開始し、14:22に陣馬登山口に至り、バス通りを歩いて15:00に藤野駅に帰着した。なお、藤野駅手前のトンネルで落下物注意の看板に出会った直後、トンネル内の1m程の氷柱が1m手前の地点で落下してきて、最後まで危険回避の注意を怠ってはならないことを再認識させられた。
真冬の寒い日だったが、快晴の天気に恵まれ、要倉山〜本宮山経由で陣馬山に登るバリエーションルートの登山を楽しむことが出来、満足の山行となった。