JWV やったぞ…念願の「不帰ノ瞼」を無事に通過する
- GPS
- 49:40
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 2,136m
コースタイム
ダム駅7:55=8:25八方池山荘8:40‐9:40八方池10:00
‐11:30丸山ケルン‐12:25唐松岳山荘13:05‐13:25唐
松岳13:40‐牛首14:00‐14:20唐松岳山荘(夕食17:30)
6日 唐松岳山荘5:55‐6:15唐松岳6:30‐7:15曲南峰7:25
‐7:40曲北峰‐8:25不帰のコル8:35‐11:30天狗の頭
11:40‐12:00天狗山荘12:40‐13:05鑓温泉分岐‐13:45
大出原13:55‐15:25白馬鑓温泉小屋 (夕食18:15)
7日 白馬鑓温泉小屋6:30‐8:25小日向のコル8:35‐10:20猿倉=
白馬ロイヤルホテル(入浴)
天候 | 5日 晴・一時曇 6日 晴・一時曇 7日 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
JR大糸線白馬駅 駐車場 白馬・猿倉にあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・八方尾根、唐松岳への道はよく整備されています。 この時期は雪渓は登山道にはありません。 ・不帰ノ嶮の岩場は、ルートもはっきりしており クサリ場も良く整備されております。 曲北峰から喫までの下りの岩場は、十分に注意をしてください。 ・唐松岳山頂から天狗の大下りの上までは、ストックは 使用はしない方が良いです。 ・鑓温泉手前の鎖場は、油断大敵です。最後まで気を抜かぬこと。 |
写真
感想
4日 雨のち曇り
雨上がりの蒸し暑い夜の新宿駅西口、都庁大型バス駐車場にバス組4名が集合。車組3名は朝出発し、神城の民宿に泊るとのこと。夜行バスは疲れるが我慢をする。バスは、談合坂、諏訪湖SAに立ち寄り白馬へと向かう。
5日 晴れのち曇り
白馬バスターミナルに早朝に到着し、朝食を摂る。10分ほど歩いてゴンドラのアダム八方駅に向かう。車組はまだ来ていない。片道乗車券1400円を購入。荷物が10kgを超えると荷物代がかかるとか。朝1番のゴンドラ乗り場は人が列をなしている。しばらくすると車組が到着する。ゴンドラとリフトを2回乗り換え八方山荘に到着。ガスが出始めてきた。八方池はガスの中、白馬岳、不帰方面は視界なし。扇雪渓を過ぎ丸山ケルンを通過し、稜線に出て唐松岳山荘に到着。手続きを済ませて唐松岳に偵察に行く。遠方はガスのため展望が利かないが、明日のルートは大体確認が出来た。山荘に降り牛首まで覗きに行く。山荘に入りO氏の持参した珍味を肴に酒盛りが始まる。夕刻には釼岳が正面に顔を出す。明日は快晴のようだ。
6日 晴れのち曇り
朝、山荘の外に出ると快晴である。素晴らしい天気だ。朝食を済まし出発準備をする。
H氏が体調不良を自己申告し、八方尾根を一人で降ることを申し出る。残念だが今日のコースを考えるとそれが最善と思う。H氏と別れ唐松岳山頂に向かう。山頂からの展望は360度である。釼岳、立山連峰、五龍岳が印象に残る。いよいよ不帰の嶮へ降って行く。景の取り付きまでは砂礫の急な降りだ。慎重に降る。岩稜の道を慎重に進む。曲の北峰から喫、コルまでが難所である。鎖、梯子、橋と岩壁を上り下りする。特に降りは真下に人が見えるところもある。やっと不帰のキレットに到着する。振り返ると曲の北峰、南峰がそそり立っている。よくあのような所を降って来たものだと感心する。今度は標高差300mの天狗の大下りを登るのであるが、途中わりと平坦な所もあれば、岩壁もあるので、それ程つらいとも思わず、天狗の頭に着く。やっと念願の不帰の嶮越えはこれで終了する。砂礫の道を天狗山荘へ向かう。天狗山荘で、昼食大休止とする。白馬鑓ケ岳に登り白馬連峰を眺めたかったが、時間がないので分岐から白馬鑓温泉に降る。長い降り道だが、お花畑と展望が慰めてくれる。温泉の手前の鎖場は慎重に降る。ここで事故ったらなんの為に不帰の嶮を歩いたか分からなくなる。やっと鑓温泉小屋に着く。お疲れ様。ご苦労さん。おめでとうございます。早くも缶ビールを飲んでいる仲間がいる。まだ手続きが済んでいないのだ、少し待てないのか。手続きを済ませ温泉にどっぷりと浸かる。汗を流し小屋前でまたまたO氏の持参した肴をごちそうになる。重い荷物を、アダム駅の秤で量ったら13kgあったが、皆のために担いで来られたことに脱帽する。感謝、感謝である。この気持がわからない奴は山に来るなと言いたい。夕暮れの鑓温泉小屋でのんびりと今日を振り返る。夜空は満天の星空である。明日も快晴であるようだ。
7日 晴れ
素晴らしい朝日を眺めながら、温泉につかっている者もいる。朝食を済ませ、猿倉へと降る。杓子沢付近は雪渓の上に崩落した土砂が積もり上からは時々石が落ちてくる。仮橋を渡りこれで一安心。小日向のコルを登る途中で振り返ると、白馬鑓ケ岳、杓子岳がパノラマのように見える。昨日、歩いたコースを振り返り一路猿倉へ向かう。猿倉にはH氏が缶ビールを買って待っていてくれた。体調は心配することはないと本人は言っている。ここで車組と別れ、タクシーで白馬ロイヤルホテルに行きここで汗を流し、帰路に着く。
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