白馬岳、鑓ヶ岳 信州百名山
- GPS
- 17:47
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,670m
- 下り
- 2,657m
コースタイム
1日目
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
猿倉登山口 12:57 1:14 0:00
白馬尻小屋 14:11
移動時間合計:1時間14分 休憩時間合計:0時間00分
2日目
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
白馬尻小屋 06:00 2:54 0:00
岩室跡 08:54 2:53 0:30
白馬岳 12:17 0:09 0:40
白馬山荘 13:06
移動時間合計:5時間56分 休憩時間合計:1時間10分
3日目
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
白馬山荘 06:29 1:27 0:00
杓子岳 07:56 1:17 0:00
鑓ヶ岳 09:13 0:19 0:16
鑓温泉分岐点 09:48 1:40 0:29
鑓温泉小屋 11:57
移動時間合計:4時間43分 休憩時間合計:0時間45分
4日目
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
鑓温泉小屋 06:30 1:40 0:00
小日向のコル 08:10 1:51 0:00
猿倉登山口 10:01
移動時間合計:3時間31分 休憩時間合計:0時間00分
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所 鑓温泉上部の鎖場と杓子沢のガレ上部 平地移動速度 /H 累積標高差+ 2,390m 4日間の合計 累積標高差- 2,381m 4日間の合計 沿面距離 20.0辧4日間の合計 |
写真
感想
1日目 登山口→白馬尻小屋
夏山と紅葉の間の端境期なのか猿倉の駐車場は半分強位の使用率で余裕を持って駐車出来た、駐車場から直に砂防工事専用道路には入れず猿倉荘前の登山口を通って砂防工事専用道路に出る。今日は白馬尻小屋泊まりだから急ぐ必要は全くなく時間つぶしの感覚で白馬尻小屋に到着、この小屋は春に組み立て秋に解体する夏季限定のためか設備がとても簡素なので寒さに弱い人はシュラフの薄いのを持っていった方が良いかも。
2日目 白馬尻小屋→白馬山荘
小屋を出て暫く登ると林を抜け出して右手に渓谷が見えてくる、下流の方は普通の水が流れているが上流の方は雪渓になっている、だがこの辺りはまだ割れている雪渓で歩けるような状態では無い。ザレ気味の右岸を登るが雪渓への取付地点には中々たどり着かない、いい加減歩かされた頃雪渓の縁に出る、雪渓はさざ波状態でアイゼン無しでも歩けそうに見えるが滑ったら止まらないかも知れない安全のためアイゼンを着ける。雪渓には3ヶ所ほどクレバスが有るが渡る場所は幅が狭いので落ちる事は無い。大雪渓とは言っても実際に渡るところは500m足らず直ぐ渡り終えてアイゼンを外す。
キツイ登りが待っていた、登るのに一生懸命になって写真を撮るのも忘れ岩室の写真は無い、岩室とか言っても私が見るところ単なる岩の窪みでしかないので表示が無いと見逃す。更に1時間弱登った所に避難小屋を発見このコースに避難小屋が有るとは知らなかったので可成りびっくりする、非常に綺麗なので未だ出来たてなのかも知れない、ただ一部しか開放されていないのは何故なのだろう開放されている部分にはドアが無いし…。避難小屋の前後付近から傾斜が緩み歩くのが少し楽になった感じがする、ふと気がつくと山小屋が見えている位置関係から頂上宿舎らしい、小屋が見えると元気が出る物だが今日のお宿は白馬山荘だからもう一寸上になる。
白馬岳も見えてきたがあまり格好の良い山では無いなあ、振り返ってみる鑓ヶ岳の方が格好良いかも(杓子岳を鑓ヶ岳と見誤っている)、ようやく稜線にでて最後の一登りとばかりに白馬山荘に到達する。小屋に荷物を預けGPSとカメラと冷えたビールを持って白馬岳山頂へ、山頂からの展望は天候が快晴のこともあって申し分なし360度遮る物が無い、ただ頂上部分にへばり付いて離れない人が居て頂上の写真が撮れない。仕方ないので先ずは展望を楽しみながら初北アルプスに乾杯。
3日目 白馬山荘→鑓温泉小屋
今日も快晴の好天に恵まれる、それに稜線を歩いた後は鑓温泉小屋に下るだけなので楽な気分で歩き出す、何時も写真を取り損なう事が有るので今日は最初のピークで最低限の写真を確保。一旦最低鞍部まで下って杓子岳の登りに掛かる、杓子岳は巻く道と山頂を通る道が有るが特に標識などは無さそうで何ヶ所か有る踏跡を適当に登る、小石の積み重なったガレの道なので足場が定まらず履いている靴がミスマッチで歩き難い。頂上からガレの縁を行く、下を覗くと100m以上も垂直に壁が切れ落ちその下部に所々雪渓が有るように見える、此処で写真を取り忘れるが多分写真にすると何の変哲もない絵になってしまうと自分を慰める、次のピークが鑓ヶ岳今日のコース最後の登りだ。約200m登れば鑓ヶ岳山頂、今山行きの最後のピークも展望は見飽きてきた感もあり割と早めに下る、南方向の直ぐ近くに見える小屋は何だろうこの近くにあるのは天狗山荘だけの筈だが昨日の避難小屋の件も有るので…。
鑓温泉への分岐点から鑓温泉には途中にお花畑を挟んでほぼ一気に下る、振り返れば赤く紅葉したお花畑の先に白い岩肌の今日歩いてきた山々のコントラストが美しい、森林限界を下回り鑓温泉小屋に近づくと鎖場が出てくる、基本的には難易度の低い鎖場だが岩の中に滑りやすい物が混じっているのが嫌らしい、靴底が濡れていないし岩の角度もたいした事も無いのに滑るとはっとする。鎖場を過ぎれば小屋が見えてくる、小屋は解体中で半分位は今日解体が済むようだ。小屋に着いたら早速温泉に入り3日分の疲れを癒す。
4日目 鑓温泉小屋→猿倉
今日もまたまた快晴、本当に天候に恵まれた4日間の山行きも今日最後、今年は天候に恵まれずフラストレーションが溜まった1年だったが先々週と今週と夏山最後になって好天恵まれました。小屋から1時間程のところの渓谷の縁で少し気をつけたい場所があります、その手前の何でもない所で先の方ばかり見て足下が留守になり道を踏み外して薮に半分転げ落ちました、体半分が落ちたのと臑を軽く擦りむいただけですがあまり気を抜いてはいけません。小日向のコルを過ぎると道は逆に小石だけになり足下が固定しないので歩き難い事著しい、捻挫しないように気を付けなければいけない道で又もや靴とのミスマッチを感じる。
そうこうしてるうちにも道ははかどり何時しか砂防工事専用道路に出る、此処まで来れば猿倉荘は目の前最後の最後で怪我などしないように気をつけて下る。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する