奥多摩の周回縦走「御岳山⇒大岳山⇒鋸山」［行き：古里駅、帰り：奥多摩駅］

2018年02月18日(日) [日帰り]

• GPS: 06:25
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,616m
• 下り: 1,570m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:43
• 合計: 6:23

5:18 古里駅
5:25 5:27 御岳山登山口
6:22 6:22 中ノ棒山
6:37 6:38 大塚山
7:05 7:10 御岳山
7:13 7:13 長尾平分岐
7:17 7:23 長尾平展望台
7:27 7:27 長尾平分岐
7:54 7:56 奥の院(甲籠山)
8:10 8:12 鍋割山
8:21 8:21 鍋割山分岐
8:52 9:12 大岳山
10:08 10:09 鋸山
10:17 10:17 天地山分岐
11:02 11:02 天聖神社
11:24 11:26 愛宕山
11:36 11:38 町営氷川有料駐車場
11:41 奥多摩駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

奥多摩駅に車を駐車して古里駅まで電車を利用
・奥多摩駅の駐車場は、1200円/日（土日）
　https://times-info.net/P13-tokyo/C308/park-detail-BUK0033193/
・奥多摩駅5:07の始発に乗車し、5:16古里駅で下車（160円）

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2〜4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3.5（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：2〜3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：3.5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：約15人】


◆登山道の状況（古里駅〜御岳山〜大岳山）
・全区間で整備された登山道になっている。今回は、御岳山から大岳まで縦走コースを歩いたが、奥の院周辺は、やや不明瞭な区間があった。
・全体的に危険性のある箇所は無い。ただし、奥の院や大岳山直下には、少し岩場もあるので注意したい。
・全ルートで、標識等が要所に設定され、道迷いの心配はない。御岳山の宿坊は、初めての人は迷路のような細い路地が多いので、標識を確認しながら歩こう。
・標高800m以下は、大半が夏道となっているが、それ以上の標高は、区間の半分程度が雪道や凍結していた。

◆登山道の状況（大岳山〜鋸山〜奥多摩駅）
・全区間で整備された登山道になっている。大岳から鋸山までの稜線は、緩やかな小さなアップダウンで非常に歩きやすかった。鋸尾根は、小さな岩場のアップダウンが多い。特に危険性のある箇所は無いが、一部で凍結している場所もあるので下りはスリップ注意。
・全ルートで、標識等が要所に設定され、道迷いの心配はない。
・標高800m以下は、大半が夏道となっているが、それ以上の標高は、区間の半分程度が雪道や凍結していた。

◆冬期間の装備
・標高800m以上の登山道は、北斜面で残雪があり凍結した区間も多かった。登りは慎重に歩けば、滑り止めは不要かもしれないが、下りは簡易アイゼン程度は装着して歩いた方が良いだろう。
・本日の登山者の装備を見ると、10本爪以上の本格アイゼン：2割、簡易アイゼン：7割、アイゼン無し：1割といった感じであった。

◆その他（眺望）
・全体的に樹林帯歩きとなるため眺望は悪い。今回のルートは、長尾平展望台及び大岳山の山頂は視界が開けていた。特に大岳山から望む富士山は見応えがある。

写真

2/18 4:51

奥多摩駅前の有料駐車場に車を止め、青海線の始発へ。

2/18 5:00

5:07発の始発に乗車し、古里駅に5:16着で移動する。

2/18 5:28

標高280mの古里駅から800mほど車道を歩き、登山口を確認し右折する。

2/18 5:31

御岳山登山口からスタート。

2/18 5:44

ヒノキ林の暗い林内をヘッドライトを点けて歩く。

2/18 6:00

標高600m付近で林道を横断する。

2/18 6:16

東の空がオレンジ色に染まり始めた。

2/18 6:28

ヒノキ林を抜け、広葉樹の緩やかな稜線となってきた。

2/18 6:30

標高870mまで登ったところで、木々の隙間から朝日が昇る。

2/18 6:31

再び林道を横断。

2/18 6:36

大塚山の山頂にある休憩所。

2/18 6:40

標高920mの大塚山に到着。
樹林帯に覆われ眺望は無い。

2/18 6:44

御岳までは緩やかな下りの登山道が続く。

2/18 6:49

御岳山の宿坊が見えてきた。
こんな山の上に、家がぎっしりあるね〜

2/18 6:52

最初は正面の尖がった山が御岳山かと思っていたが、奥の院のある山だった。

2/18 6:56

御岳の宿坊に入る。
細かな路地が多く、まるで迷路のようだ。
御岳神社の標識を頼りに進む。

2/18 7:00

宿坊の東側には薄っすらと筑波山が見える。

2/18 7:01

道に迷わないように何度も標識を見て確認する。

2/18 7:07

荘厳な石段を登っていく。

2/18 7:09

御岳神社に到着。
神社に寄らず大岳山に直接行くこともできるが、せっかく来たので登山の安全を祈願して参拝させていただいた。

2/18 7:16

登山道に戻り大岳山方面に歩いていると展望台があるということで立ち寄ってみた。

2/18 7:19

分岐から300mほど歩き、長尾平展望台に到着。

2/18 7:21

展望台の東には、都心から横浜の辺りが見渡せる。

2/18 7:20

お〜、東京湾の先には千葉も見えるね〜

2/18 7:20

スカイツリーや都心の高層ビル群も朝日に照らされていい感じだ。

2/18 7:22

では、奥の院と鍋割山を目指して再出発しよう。

2/18 7:34

大岳山は、距離は長いが所要時間が早いルートと距離は短いが上級者向きと書かれた縦走ルートに分かれている。

2/18 7:41

登山気分を味わうため縦走コースで大岳山に向かう。
参道のように立派なスギの並木が続いていた。

2/18 7:50

この先は、やや急崖に登山道が付いており、登山道が滑りやすいので、

2/18 7:51

ここでチェーンスパイクを着用。
今年は大活躍のアイテムだ〜

2/18 8:00

標高1077mの奥の院ピークに到着。

2/18 8:07

その先は緩やかな稜線歩きが続く。
こんなところに雪ダルマ発見。

2/18 8:12

標高1084mの鍋割山に到着。
周囲は木々に覆われて眺望は無い。

2/18 8:26

南側斜面は雪一つない登山道だが、

2/18 8:35

少し進むと雪道に変わる。
主稜線の縦走は、そんな路面状況の連続だった。

2/18 8:44

休業中の大岳山荘。

2/18 8:47

大岳神社を通過。

2/18 8:50

大岳神社から雪道を10分ほど登ると

2/18 8:57

大岳山の山頂に到着。
現在、標柱の立替作業中とのことで、ブルーシートが邪魔であるが。。

2/18 9:00

まずは、三角点にタッチ！

2/18 8:57

山頂の南西側が刈払われて、富士山を一望することができる。

2/18 8:58

山頂の西側には、昨日登った三頭山（左）、御前山（右手前）も見える。

2/18 8:59

山頂の南東側の眺望。
右端の江の島から三浦半島、房総半島まで見渡すことができる。

2/18 9:06

暖かいカップラーメンを食べて、富士山を眺めながらゆったり休憩。

2/18 9:02

では、奥多摩駅に向けて再出発しよう。

2/18 9:24

急登の下りは、スリップしないように注意しながら慎重に歩く。

2/18 9:42

鋸山までの稜線はアップダウンが少なく歩きやすい。

2/18 10:01

分岐を右折し鋸山へ。

2/18 10:05

急登の岩場を登る。

2/18 10:13

標高1109mの鋸山に到着。
ここも木々に覆われ眺望は無い。

2/18 10:39

標高800m付近でチェンスパイクを外して下山する。

2/18 10:53

北西側には鷹ノ巣山が見渡せた。

2/18 10:56

通常ルートもあるが、鎖場に立ち寄ってみる。

2/18 10:56

鎖場は落差15m程度あり、こんな感じ。

2/18 11:04

このあたりの山域は信仰の山なんだね〜

2/18 11:04

御前山を見上げる。

2/18 11:16

標高が下がるとスギ林になってきた。

2/18 11:28

愛宕神社にも参拝。

2/18 11:32

187段の急な階段を下る。

2/18 11:40

登山口まで下山。
登山口前の有料駐車場は、冬期は無料だったようだ。
（ここに駐車すればよかった）

2/18 11:41

登山口から約300mほど歩くと奥多摩駅に到着。

2/18 11:45

奥多摩駅前の駐車場に到着。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

新潟県内は荒れ模様の天候につき、天気の良い関東にエスケープします。
昨日の三頭山に引き続き、2日目は二百名山の大岳山に登ります。

本日は、電車を使って信仰の山を繋ぐ周回登山をしてみました。
まずは、御岳神社に参拝し、大岳山で富士山を一望し、最後に愛宕神社に立ち寄るコース。
基本的に樹林帯歩きでしたが、宿坊や参道を歩いたり、稜線の縦走をしたり、変化に富んで楽しく歩くことができました。

今回も凍結区間が多かったので、チェーンスパイクが大活躍。
思った以上にチェーンスパイクの性能が良いので、最近、本格アイゼンを履く機会がかなり減ったなぁと思う今日この頃でした。

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