氷ノ山で大雪原スキーハイク;from坂の谷ルート[播磨探索33]
- GPS
- 06:43
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,081m
- 下り
- 1,077m
コースタイム
天候 | 予想外の晴れ!風もほとんど無 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
🔻全ルートなだらかで危険箇所はありません。 当然ですが夏道は雪の下で、全く解りません。 🔻雪の状態 古雪の上に新雪が20cm以上。スキーでは10〜20cm潜るが、先行者のトレースあり、助かりました。 ツボ足だともも位まで潜る。 午後は日が当たった所はベタ雪で滑りにくい。 🔻坂の谷ルートでこの日入山したのは私を含め5人。いづれもスキー。 〇笋登った正規ルートで先行の単独男性二人。 一人は三の丸手前で滑り降りてくるところですれ違った年配男性。三の丸ピストンか。 もう一人は私より少し前に三の丸を下山開始。氷ノ山まで行ったと思われる。 ∋笋下った枝尾根ルートからのご夫婦。林道では私より先行していたが、三の丸手前の尾根にはトレースなく、登りの途中で抜いたと思われる。三の丸を 私より少し後から下り始めたのて、三の丸ピストンと思われる。 その他、下山途中、坂の谷登山口へ登るワカンの二人とすれ違い。今夜は避難小屋泊まりか。 |
写真
装備
個人装備 |
ハードシェル
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
鋸
ラジオペンチ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
ワカン
マット
|
---|---|
備考 | 使わなかったもの; ハードシェル, アウター手袋, 予備手袋, 防寒着, 雨具, ネックウォーマー, バラクラバ, 毛帽子,ヘッドランプ, 予備電池, ファーストエイドキット, 針金,ロープ, ガムテープ, 鋸, ラジオペンチ, 常備薬, ワカン, マット 飲料;珈琲500cc、熱湯800cc、ポカリ500cc、水400cc (お湯はカップ麺に使ったのみ、水は飲まず。コーヒーも半分残った) |
感想
今回は未踏の播磨の宍粟側から氷ノ山を目指しました。
2週間前に三室山に登ったとき、新調した山スキーのビンディングが調子悪く、スキー⇔ウォークモード切替に苦労したため、販売店へ送り返して調整し直してもらい、今回はその確認でした。
気象協会によると、この日の氷ノ山は曇りで夕刻から晴れの予報だったので、朝早く行っても仕方がないと思っていつもよりゆっくり出発しましたが、夜が明けるとまさかの晴天。登山口(駐車場)から見上げる山も晴天で、テンションがアップすると同時にもっと早く来ればよかったとちょっと後悔しました。木々についた雪が日が昇るにつれて落ちていくので、山頂の霧氷が見られるか心配でした。
ゆっくり出発だったので、目論み通り先行者のトレースがばっちりで、今回はラッセルせずに済みました。坂の下登山口までの林道は4名のトレース、そこから三の丸までは2名のトレースでしたが、三の丸のおびただしいトレースには驚きました。まるで正月や連休の雲取山のようでした。それだけ人気の山なんですね。
そこから氷ノ山までは大勢の人々にお会いしました。
ビンディングは以前のDiamirのビンディングよりも快適になり、手間暇かかりましたが販売店に送り返して調整してもらい大正解でした。これなら妻も使えそうです。ただ、前のビンディングよりも当た足500g近くも重いので、登りは結構疲れます。
今回は三室山と違って終始緩斜面だったので、滑降を楽しむというよりは、スキーハイクという感じで、目的は雪の氷ノ山登山、スキーはそのための手段(スノーシューの代わり)といった感じでした。三の丸から氷ノ山へ向かう途中と、氷ノ山の下りでルートから外れて東側の斜面へ滑降を楽しみましたが、それでも雪が重くて斜度が足りず、滑降を楽しむというほどではありませんでした。仕方なく、三の丸からの下山で直滑降でもスピードが出ないような緩斜面で無理無理にターンしてシュプールを作って楽しみました。
※新しいチロリアのアドレナリン13、板の撓みに対応してヒールピースが移動する機構になっていて、ブーツの下の部分も板が撓んでくれるので、短くて薄い軽量板でも板のバネ効果を最大限に発揮できるようで、緩斜面でも板を踏んだ時の跳ね返りを使ってうまくターンできました。薄短い板にごついアドレナリンの組み合わせ、最初はどうかと思ったのですが、意外といけるようです。
森に入ってからも緩斜面で、少しでも斜度がありそうな枝尾根側に下りましたがそこも尾根上は歩かないと進まない斜面、ちょっと急になったと思ったらすぐに林道に出てしまいました。林道も時々止まってしまうようなひたすら我慢の直滑降で、結構疲れました。
しかしながら、今回の登山は何といっても三の丸の大雪原と青空に映える霧氷、氷ノ山のモンスターや展望です。特にその大雪原は余りにも素晴らしく、何度でも行きたいと思わせる素晴らしい場所でした。今年は特に雪が多いからかもしれませんが、このタイミングで行ってきてよかったです。
コメント
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坂の下ではなく、
坂の谷です。
yakinikujuuさん、こんにちは、
ご指摘ありがとうございます。
まったく気が付いていませんでいた
修正します。
shigetoshiさん、こんばんわ
氷ノ山は名前の通り雪深い山なのですね。中国地方でもモンスターが見れるとは全く知りませんでした。それほど今年の冬はこちらの地方も雪がたくさん降っているのでしょうか?有名な蔵王とかでも見たことが無いので見てみたい所です。
スキー板の切り替えがスムーズに行えるようになって良かったですね。前の物よりも良くなったとのこと、いい買い物をしましたね。ただ片足500g増加にはびっくりしました
aottyさん、こんばんは
氷ノ山は中国山地では大山の次の高さで、日本海に面しているため雪が多いようです。山スキーやボーダーも多かったですね😉
モンスターは、私が登頂した時刻が遅かったので、少し雪が落ちてしまったようですが、朝はもっと立派だったようです。
ありがとうございます☺️スキーの調子が戻って、余計なことに気を使ったり時間や労力を浪費せずにすんで、山を楽しむことが出来ました😃
板とビンディングとブーツの合計で片足4キロ近くもあります😓板やビンディングに付着する雪の重さもばかにならず、トレースがあっても登りは標準タイムよりかかります😥でも、下りはほんとにあっという間で、トータルでは早くなります。まあ、トレースがあったら歩きの方が少し早いですね😨
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