吹切尾根(廃道)から雁ヶ腹摺山 楢ノ木尾根下山

2011年10月01日(土) ~ 2011年10月02日(日)

• GPS: 28:16
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,720m
• 下り: 1,834m

コースタイム

1日目　大月710発ハマイバ行バス　728間明野-道迷い-752入口発見　757徒渉　834馬立峠　900御前ノ頭　1012鳥屋ノ丸　1034鉄塔　1144林道横断地点(昼食・リサイタル)　1307取付　1351吹切ノ峰　1504登山道合流　1537山頂　宿泊
2日目　550出発　637大樺ノ頭(丸岳)　918泣坂ノ頭　948大峰　1010西沢ノ頭(1298高点)　1035水無山　1144上和田　バス1205大月行き　　

天候

曇り　夜半雨　

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

富士急山梨バス　大月駅発ハマイバ行き710、840　上和田発大月駅行き1205、1431、1605、1830　(平成23年10月2日現在)

コース状況／危険箇所等

吹切尾根は廃道です。馬立峠〜御前ノ頭まで踏み跡明瞭　鳥屋ノ丸、送電鉄塔過ぎてからヤブが少々あり道は険しいです。野脇ノ峰、吹切峰周辺は踏み跡が薄いです。地形がなだらかなのでご注意ください。

大樺尾根は最近整備が進みました。枯れ残りの笹にご注意ください。1405m高点の辺りで送電鉄塔があります。作業道に惑わされないでください。

大峰からの下り、1298m高点で迷いやすいです。水無山までヤブっぽいです。

写真

朝の大月駅　50mばかり行けばデイリーマート(コンビニ)があります

富士急バスはpasumoもSuicaも使えます。toikaとikocaはたぶん無理。。

間明野バス停　

さて峠道はどこか

これを下りてみる

行き止まり

散々迷ってフリダシにもどる　看板右の細道が正解でした。

歩くひとも少ないのでしょう

こないだの台風で橋が流されて、あさっての方向を向いてます。しかたなく徒渉。。

ヤブっぽいんです。クモの巣だらけになりまして、、

やっと峠道を見つけました。

馬立峠

かわいい指導標が

こんな看板もありました

出た　シロオニタケ

御前ノ頭からの眺め。

道形ははっきりしてます

賢ぱぱさんに倣って塩ヨウカン　美味いですねコレ

鳥屋ノ丸　看板が落ちてました

少し笹がでてきました

左から仕事道が合わさってくると

とたんに歩きやすくなる

こんな鉄塔が、、興ざめ

背丈くらいの笹ヤブになったので

ドュワッ

急な斜面を

ひたすら登ります

立派なブナの林です

山仕事の疲労回復を早めるskinsの鉈　曰く「斬るサプリメント」

林道に出くわす

擁壁は登れないので右に巻いて、

ケモノ道見つけたのでココから入るかな

ま、とりあえず昼飯休憩。

食後に衣装を着て、

ジュディ・オングのまね　「女はうみー」

バカをやっていたら野生猿の群に囲まれた!

気を取り直して、カーブの所から尾根に取付く。

ヤブっぽいですが

ところどころに良い景色　トリカブトの毒入りメルヘン

草原が点在しています。以前、向かいの尾根から眺めたおりは、もっと広い草原地帯に見えたのですが、植生が発達した様です。

基本はスズタケの枯死したヤブです。目を突かないようにご注意下さい。

地形が緩やかなので迷いやすいですが、野営地も多いです。

うっすらと続く道

だいぶ明るくなったころ

突然、大峠からの一般登山道と合流しました。標高は1650mくらい。

左が一般登山道。右下が廃道の入口。

見事な石垣、と見紛う大岩。萌え

山頂付近は完全に霧の中

でも涼しげです

大粒のアザミ

山頂到着

晴れていればこの絶景

ここ雁ヶ腹摺山から見た富士山の構図が紙幣に採用されていました。

平成生まれの方々には￥の薄いことです

幕営　今日のお宿はオレンジ色の安いヤツ

上空からの索敵に備えて、申し訳程度にポンチョで偽装(カモフラージュ)

気になる看板。クマも気になるけど、おくさんも気になる。

静かな山頂の森に、ゆっくりと夕闇が訪れます。

夜半から雨、ポンチョ張っておいて正解でした。結露でびっしょり。

2日目の朝。ふじさーんは見えず。

一路北へと辿ります。

しっとりとした森。黒木の樹脂の匂いが胸にしみます。この辺りの山域では、標高1800位から針葉樹林帯になります。

大樺ノ頭(丸岳)　道はここから真東へ。

やさしい霧

コーシータイム

要所に指導標

のんびり山仕事でもするか。施工前

ヘイヘイホー　施工後

ヘイ

ヘイホー

む、大物。

ヘイ兵法　ぶった斬る

樹のきもち

風のきもち

道を塞いでいた針葉樹(倒木)の枝を切り払う。

銘菓マツヤニチョコレート

光のやさしさと

足元の花

紅葉の頃も来たい

静かな路に

めずらしい花

古い峠の切り通し跡がありました。不思議

森は教えてくれませんでした。ここから急な登りをこなすと、

泣坂ノ頭に着きます。三角点有り。二万五千分の一地形図にはここが大峰と記載されています。

鞍部を過ぎて、さらにもう一つ登ると、大峰山頂となっています。

こちらには御社があります。十数年前日帰りで登りましたので、今日が再訪になります。

上和田の里を目指して下る途中、道のど真ん中に炭焼き窯の跡が!

地図上1298mの高点　西沢ノ頭　道はここで左に曲がります。下山だと迷いやすいポイント。

ヤブを分けて下ると水無山に着きます。

なぜかスコップが落ちてました。

尾根道の途中を振り返ったところ。登りの場合、右に入らないで左の尾根筋を登ってください。右に見えている道は廃道です。以前小生は迷い込んでしまいました。

里に到着。指導標が小さいので登る時はご注意ください。

この物置が目印です。

街道筋まで降りたところ振り返って。左が登山口。

看板があります。

上和田バス停の全容。後ろに有るのは待合室ではなくて、ゴミ置き場!

猿橋駅から見る岩殿山　小山田氏の城がありました

撮影機器：

NS01 KDDI-KC

感想

jimzaemon

以前から気になっていた廃道を訪ねることが出来ました。楢ノ木尾根も初めてでしたので新鮮な旅になりました。

コメント

hachi

渋いコース
お疲れさんです

随分渋いコースですね。
楢ノ木尾根は歩きたいと思っていますが、大峠までタクシーっていうのももったいないし
でもこんなコースで行くのもありですね。
でも私の３０年前のテントと寝袋じゃ重すぎてちょいと無理。いえこの歳ではということです

ところで何キロ位背負っていたのですか？

kanemaru

オレンジ色の安いやつ
それと、カモフラージュ＆おくさん…　ウケました

kanemaru

jimzaemon

味わいました
hachiさん　どうもごっつぁんです。

人数さえ揃えば大峠までタクシー利用も良いのではないでしょうか。マイカーという手もあります。どうも大樺ノ頭から北にも新しく道が整備されたようです。シオジの森と看板に書いてありました。未確認ですが。。

小生の単独行装備は基本的にツェルトなど利用しますので軽量です。鉈と鋸は余分な重量ですが、お酒好きの方のアルコール装備と同じで、持って行かずにはいられません。今回は水３ℓ含めて10�舛�らいだったかと思います。あまり量ることもないです

jimzaemon

モンベルより安いんです
kanemaruさん　こんばんは

アライテントのライズ１シェルター、税込みで￥27000くらいです。モンベルは三万円台ですので、ひとまわり安価。

携行性はモンベルに負けますが、アライテントならではの変わった造りが楽しいです。結露の凄さなら負けていません

「おくさん」の意味が気になります。何か地名の略号なんでしょうか。奥三河国立自然公園をおくさん呼ばわりするなら納得できます。

takasuga

焼酎が、、、
ジュディ・オングで焼酎を吹き出しました、、、

サイコーです

jimzaemon

もったいない
焼酎吹くほど気に入っていただけて喜悦の至りであります

keisuke

ジュディーオング熱唱！
し、しかも
カモ柄衣装に地下足袋

ハイカーが見てしまったら、ヘタリ込むかも

猿達も、
縄張りに侵入して
リサイタルを開く、jinさんに警戒態勢？

jimzaemon

人には見せられない
確かに、ひどい衣装でした
猿の群は何をやっても逃げませんでしたが、ジュディには怪訝そうな顔をしていました。。。

リサイタルは以前から考えておりました。ジャイアンの気分で

oota

ためになります
どもっです。

雁ケ腹摺山って日帰りが多いようですけど、こういうコースも楽しいでしょうね。

猿さん相手のワンマンショウシーンは楽しませてもらいました。次は美空ひばりでお願いします（笑。

ちなみに、塩羊羹は自分も愛用してます。カロリーメイト系はぱさぱさしちゃうのですが、これはそのまま、する〜っ、と喉を通りますからね 。

ではでは　oota(^^ゞ

jimzaemon

はりあいあります
記録を読んでいただくのが嬉しいです。好きな山域は丁寧に報告してご紹介したくなるんです。低山も時間をかけてコースを選べば、高くも深くもなる気がします。

リクエストの美空ひばり、塩ヨウカン食べながら練習しておきます

ヨウカンは食べやすく持続力が湧きます。小豆主体の和菓子は血糖値の急上昇が少ないのだそうです。

あ、でもバームクーヘンも好きです。

MerrycocoK

ご無沙汰です。
ご無沙汰です。
うとうの頭情報、ありがとうございました。予定通りというか、なんと言うか、金袋山の先で猿に囲まれましたが、優しい微笑みで無事にwww

虫が苦手なので、藪はやりませんが、バリルートは大好きです。

また、青梅線でお会いしましょう。

jimzaemon

サルの尾根
おはようございます。
最近、猿も活発なようです。 タワ尾根はすっかりヤブが枯れて、今後はもっと人気が出るでしょう。
これからの季節はムシムシ関係の少ない、快適な（一般ルート外）登山の季節です。

青梅線でお待ちしてます。

MerrycocoK

ご無沙汰です。
ご無沙汰です。
うとうの頭情報、ありがとうございました。予定通りというか、なんと言うか、金袋山の先で猿に囲まれましたが、優しい微笑みで無事にwww

虫が苦手なので、藪はやりませんが、バリルートは大好きです。

また、青梅線でお会いしましょう。