寒風〜大谷山
- GPS
- 07:06
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 893m
- 下り
- 887m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト-寒風・大谷山登山口 ・道の状況-問題なし |
その他周辺情報 | ・登山後の温泉・食事 マキノ高原温泉さらさ 0740-27-8126 マキノ白谷温泉 0740-27-0085 |
写真
感想
久し振りにマキノ高原スキー場に立つ。
以前はスキー場で雪遊びに夢中になっている大勢の子供たちの姿や飛び交う声が聞こえていた。今日は広い高原に雪もなく、人影も少なく静かです。でも正面遠方に視線を移すと白い雪に覆われた大谷山の稜線と紺碧の空が拡がりテンションが一気に高まる。
今から登る寒風・大谷山は福井県嶺南と滋賀県高島市の中央分水嶺・高島トレイルの縦走路にある山です。
尾根道からは東に琵琶湖、西に若狭湾を望める眺望の良い縦走路です。
寒風・大谷山登山口から西山林道出合まで緩やかな雪道が続く。
休息後、出合から標高510mの展望ベンチまで深雪に埋もれたコナラ樹林帯のジグザグ道を行く。
標高を重ねるごとに樹層はブナ林に変わり、上空に青い空が大きく拡がり視界も拡がる。
最後の急坂を登ると寒風の頂に到着する。
風もなく太陽が降りそそぐ山頂は暖かく、まさに春山です。
寒風の頂からは360度大パノラマが展開する。
北には高島トレイルの赤坂山、三国山、乗鞍岳が連なり、その奥には真っ白な雪の白山まで見える。東に転ずると雪に覆われた金糞山や伊吹山も見える。
寒風から南西方向に伸びる広い緩やかな雪の尾根道を大谷山に向けて出発する。尾根道の雪は日本海の厳しい冬の強風を受け吹き飛ばされ、積雪は薄く締まっている。
ワカンを着けているが壺足でも十分歩ける。
近くに見える大谷山、だが尾根道は想像以上にアップダウンが大きい。
また、陽を受ける狭い尾根道の東側斜面の雪庇には、大きなクラッシュが走っている。
登山口から約3.5時間で広い大谷山の山頂に到達する。
山頂標柱の立つ周辺は雪がなく枯れ草が見えている。ここで昼食を摂り休憩する。
大谷山山頂からの展望は寒風を超える大マノラマです。
北側には乗鞍岳から赤坂山までの高島トレイルの山脈が、南には大御影山、三重嶽そして武奈ヶ岳まで連なると高島トレイルが続いている。
西には若狭湾、東には伊吹山から琵琶湖に浮かぶ竹生島や対岸の湖東にある霊仙岳までが見えます。
そして眼下には高島市街が琵琶湖沿岸に寄り沿うように並んでいます。
今日は久しぶりに最高の天候に恵まれ、美しい青空と雪の山脈を見ながら天空の高島トレイルの雪の尾根道を散策できました。
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