初級登山教室レベルアップ補講で御前山に登る
- GPS
- 07:05
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,292m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:11
天候 | 曇り後小雪後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
湯久保尾根コースで御前山へ登ったが、湯久保尾根コースは、良く整備されており、特に危険個所は無かった。ただし、前日降った雪が薄っすらと残っており、このコースを歩く登山者が少ないためか、登山路には風で折れた小枝が多く残っていた。 下りは、当初バリエーションルートの九竜山コースで下山する予定だったが、小雪がちらついており、実習生の様子をみて、急遽栃寄沢コースで下山した。このコースは、避難小屋直下が滑り易くなっていた。 |
写真
感想
3月10日は、M山岳会の初級登山教室のレベルアップ補講の最終回で奥多摩にある御前山に登ってきた。実習生6人、山岳会のサポートメンバー11人の合計18名。
武蔵五日市駅から小岩・藤倉方面行きのバスに乗り、宮ヶ谷戸バス停で下車、天気予報では、曇り後晴れの予報で、天気が良くなると思っていたが、8:15に湯久保尾根コースを歩きはじめるとガスがかかり始め、なかなか晴れない。標高1000mあたりの仏頭の岩あたりから登山路には前日の雪のナゴが見え始め、樹々には霧氷が目立つようになり、樹林帯では頭上から水滴がパラパラ落ちてきた。このため、途中で雨具や傘を取り出し、ザックカバーをかけて登って行った。すると、徐々に登山路には、雪が現れ、大ダワからの登山路との合流部付近では、雪道となってしまった。
12:02に御前山山頂に到達したが、ガスが晴れず、眺望も期待できないため、記念撮影をして早々に御前山避難小屋に移動し昼食休憩をとることにした。
12:11に避難小屋に着く頃には粉雪がちらつく天候になっていた。この天候のせいか、避難小屋は貸切状態で、メンバー全員で昼食休憩をとり、まったりとした。
当初の計画では、九竜山経由のバリエーションルートで下山する予定だったが、気温が低く、体調が優れないメンバーがいたため、急遽栃寄沢コースで下山することに計画変更し、12:50に下山を開始した。
コースは、前日までの雪と雨の影響で滑り易く、寒さで足が攣ってしまうメンバーも出たことから、休み休み下った。
栃寄沢流域は、東京都の「体験の森」として整備されており、いろいろなコースが登山路に交差している。今回は、奥多摩駅を目指して途中寄り道をせずに下山した。標高が下がるにつれ、登山路の雪が無くなり、上空にも青空が覗きはじめた。沢筋の登山路は、渓流沿いにわさび田が現われたり、苔むした巨岩と滝が織りなす景観も楽しむことが出来た。
14:57に登山路から林道に合流し、林道を歩いて15:12に青梅街道の境橋に着き、整理体操を実施した後バスで奥多摩駅に移動した。
昨年3月に御前山に登った時は、山頂で30冂の雪があったが、今年は先週までの天候の回復で雪は無いものと思って登っていくと、1000m以上の標高で雪道となり、今年も雪の御前山登頂となった。やはり、奥多摩地域でも3月はまだまだ冬山だな〜という思いを再認識した。ただし、山麓では、春の到来を告げる苔と岩とわさび田のコラボが見られ、花粉がたっぷりついた杉林と共に、春の訪れを体験した山行だった。
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