明星・八経・弥山 テン泊山行


- GPS
- 29:07
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:29
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス | 国道309号線、熊渡から |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
先週に引き続き今週末は大峰に出かけました。
前回同様に週中で荒天模様となり、これは週末晴れるのでは?と様子見していたのですが、金曜日時点で土・日・月晴れ予報。これは行くしかないと以前から温めていた、明星、八経、弥山周回でのテン泊山行決行です。
というわけで、土曜日7時過ぎに行者還林道の熊渡に到着しました。林道沿いの橋の前は既に8台程度駐車済み。上からの落石が気にはなりましたが、自分も端っこに駐車し準備後スタートします。
弥山川への分岐を直進し林道終点から山中へ入ると薄っすら雪が付いています。昨日までに降った模様で何名かの足跡が明瞭に残っています。
カナビキ尾根のつづら折りをこなすと徐々に霧氷が見えてきて、カナビキ尾根分岐手前では満開となり、まさかこの時期に霧氷が見られるとは思っていなかったのでラッキーでした。またこの登りの最中にお話ししていた方が、ヤマレコユーザーの nara7さんと判明。色々お話しさせていただきありがとうございました。狼平からの弥山無事到達されたでしょうか。
霧氷が咲くなか頂仙岳のトラバースを過ぎ傾斜が緩むと高崎横手に到着です。時間はまだ11時半なので予定通り明星ヶ岳に進みます。ここからは踏み跡が一気に減り、1名の踏み跡のみ。基本尾根通しなので外さないように進み日裏山に到着、小ピークでおにぎりを食べます。
しばし休憩後に出発、大分足にきているため一歩一歩ゆっくり標高を上げます。樹氷がモンスター化しだした頃、尾根の上端が切れ青空が見えてきたところで明星ヶ岳に飛び出ました。歩き出しから計6時間かかり大変疲れました。
明星ヶ岳のピーク部分は一部雪が飛ばされて地面が出ていますが、吹き溜まりは軽く2m近く積もっているようです。テントはピークから10m程南に下がった、風が避けられる地点に雪を整地して設営、あとはバーナーと軽食を持ってピークでゆっくり休憩、味噌汁やスープを飲みながら展望を楽しみます。
ピークからは台高山脈や大峰南部、北の八経ヶ岳、弥山が間近に望めます。東の遠方に薄っすら標高の高そうな山々が見えてはいるのですが、雲の連なりなのか山なのか判然とせず同定できないのですが、素晴らしい光景です。
快晴で風も弱いためダウンを羽織って2時間近くボーっと景色を眺めていました。
日が傾きだしたころテントに戻って鍋をつつきながら日本酒をチビチビやっていると、やがて日暮れの到来です。今回の目的の一つ、稜線から日の出、日の入を眺める時間が来ました。急激に気温が下がる中、西の空を真っ赤な太陽が落ちるまで眺めていました。あとはつまみと日本酒を飲んでラジヲを聴きながら就寝しました。
翌朝は5時に起床、テント内はマイナス4℃ほどでそんなに寒くはなかったですが、若干風が出たせいで、一晩中霧氷が落ちるカラカラという音が聞こえていました。
鍋の残りで朝食後に今度は日の出タイムです。
東の方向、丁度、台高山脈辺りがだんだんと赤く染まりだし、これが黄色がかってくるとゆっくり太陽が昇ってきました。周囲も赤色から一気に白に変化し朝を迎えます。この太陽が昇る前の黎明の、何とも言えない雰囲気は何度みても感動です。
すっかり日が昇った7時過ぎにテントを撤収、朝日に照らされる稜線を八経ヶ岳に進みます。一旦コルに下って登り返すとすぐに八経ヶ岳で、大峰北部の行者還や大普賢、山上ヶ岳が一望です。そこからさらに稜線沿いに八経、弥山間のコルに下り登り返すと弥山到着です。弥山山頂の小屋は閉鎖しており周囲にも誰もいませんでした。
後は狼平まで一気に下り小休止、靴紐とアイゼンを締め直していると、お一人登ってこられました。人に会ったのは、昨日の高崎横手の登り手前でお話ししたお二人以降一日ぶりでした。狼平から高崎横手に向かって登り返す最中に3名ほど登ってこられた方とお会いしましたが、以降は誰とも会わず下ります。カナビキ尾根を下りきるころにはヘトヘトで、最後の林道は本当にキツかったです。5時間半ほどかかっての下山でした。
下山後は天川温泉にゆっくり浸かり、笹の葉寿司を買って帰宅しました。
いやー、しかし今回は天候に恵まれ、目的であった稜線での日の出日の入も眺めることができ、また思わぬ一面の霧氷も観ることができて最高の山行でした。
これだからヤマはやめられません。
ただ、テン泊での周回は結構体力的にキツいですね、北アルを周回するにはもうちょっと体力をつけねばと感じた今日この頃でした。
おわり
1人で弥山に行くか悩んでいた時、鍵マークの計画が1つあがっていたので、自分以外にいると思うと、決心がついたのです。
それで、重装備の人が後ろから来られて。。計画のお人はpontaさんと分かり…嬉しかったです(^o^)
重装備なのに歩くの早いですね。狼平への分岐に15分遅れで着きましたが、タイムアップで、そこでランチして下山と相成りました(笑)
土日の好天、寒さもマシで、霧氷も見られて、そしてテント泊!
最高ですね〜!!羨ましいー羨ましいー!
私も。。来年は、テント担いで行きたいデス☆
レコ見させて頂いて、行けなかった先。。楽しませて頂きました☺
また、ご一緒できる日がくるといいなあ。。。
nara7さん、コメントありがとうございます。高崎横手ピストンだったのですね。日帰りだと時間の制約が厳しい為、正しいご判断だと思います。
私も今回は諸条件に恵まれた為、テン泊周回可能でしたが、悪天や体調不良の場合は、あっさりやめていたと思います。
下山時は体力の限界近くで、林道歩きはヘロヘロでしたし(笑)
しかし今回で大峰の雪山シーズンはラストとなりそうなため、一面の霧氷と青空が見られてお互いラッキーでしたね。
また、どこかのヤマでお会いしましたら、お話させて下さい。
素晴らしい‼️
ブラボーです❤️
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する