武尊山(オグナほたか〜西俣沢)
- GPS
- 06:37
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 510m
- 下り
- 1,276m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:38
12:00 武尊山 12:10 -> シール(ほぼ下り)
12:27 中ノ岳分岐 12:49 -> スキー滑降
13:25 西俣沢1518m 13:32 -> シール登行
14:09 オス沢左岸尾根1504m 14:49 -> スキー滑降
(林道除雪区間の最初と最後でちょっと歩き)
15:56 逢瀬橋
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場:無料 リフト:1回券400円×4本 [下山口] 逢瀬橋横の路肩スペース(車1台をデポ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・オス沢-西俣沢出合付近のスノーブリッジは完全に崩れており、オス沢を滑ってそのまま左岸林道には出られません。右岸斜面をトラバースするか、濡れるのを覚悟で渡渉する必要があります。 ・西俣沢沿いの林道は逢瀬橋から1400mほど先まで除雪が進んでいます。ほとんどの区間で山側斜面を滑れはしますが、手間はかかります。 |
その他周辺情報 | 幡谷温泉 ささの湯 630円 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] ELAN:KARAKORUM('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)
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感想
大雨後で雪質の期待できない今週末、早く帰れる近場が良いということもあり、雪質は二の次で武尊山に登ることにしました。まぁ雪崩の心配はなさそうなので、皆を連れて行くにはちょうどいいんじゃないかと。
ただ、思った以上に氷化していましたね。
前武尊山から家ノ串山手前までは東斜面、その後は西斜面をトラバースしたのですが、雪崩に注意を払う必要がない代わり、カリカリで滑落が心配なくらいでした。この手のトラバースが苦手なメンバーもいたので、少なくとも家ノ串山から先は稜線上をアイゼンで歩いた方が早かったかもです。
滑降ルートの西俣沢源頭もやはりカリカリ。それでも標高差50mほど下るとフィルムクラスト状になり、楽しく滑れるようになりました。
しかしその後、家ノ串山側に移動したのは失敗。こちらは広々とした疎林帯で、日が当たらないため普段なら雪も良いはず。沢が狭まる中ノ岳側より楽しめると思ったのですが、この日はガリガリに氷化したままでした。転ぶとなかなか止められず、凍ってない場所を探して右に左に移動するだけ。傾斜の落ち着く1900mまではあまり楽しめませんでした。
逆にベタ雪を懸念していた西俣沢の沢底は思いのほかクリーミー。狭い沢底を振り子のように滑っていくだけですが、以外と面白かったです。
さて、ここまでは予定より時間がかかったとはいえ、取り立てて問題はなし。しかし想定外だったのがここから。
まずは西俣沢からオス沢に移るための登り返し。簡単にトラバースできるものと疑ってもいなかったのに、家ノ串山―武尊山の南斜面以上にカリカリで、えらい苦労することになりました。
尾根を越えたら後はオス沢〜林道を滑って終了と思いきや、今度は西俣沢出合にスノーブリッジがなく(これは懸念していた)、対岸の林道には出られずじまい。急傾斜の右岸斜面を強引にトラバースすることになりました。
さらに、林道が右岸に移るところでやっと合流できたと思ったら、除雪が進んでいてすぐに滑走は打ち止めに。ほどなく山側斜面を滑れるようにはなりましたが、あちこちで階段登行が必要になり、けっこう手間取りました。
そんなこんなで予定時間を3時間近くオーバーしてやっと下山。
個人的には楽しめたのですが、連れてく立場としては失格ですね。もうちょっとコンディションを踏まえたコース選択・指示をするべきでした。
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