JWV 春を感じる「雪の黒斑山・東篭ノ登山」雪山ハイク

2018年03月10日(土) ~ 2018年03月11日(日)

• GPS: 10:50
• 距離: 9.9km
• 登り: 919m
• 下り: 966m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 1:21
• 合計: 6:30

10:10 車坂峠
10:30 車坂山
10:40 開けたガレ場
12:02 12:29 槍ヶ鞘
12:49 12:55 トーミの頭
13:16 13:24 黒斑山
13:34 蛇骨岳引き返し地点
13:42 黒斑山
14:05 中コース分岐
15:35 16:15 アサマ2000パーク
16:40 宿泊地

2日目

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:26
• 合計: 5:25

9:10 宿泊地
10:45 水ノ塔山
11:05 赤ザレ
12:04 12:30 東篭ノ登山
13:30 水ノ塔山
14:35 ゴール地点

天候

10日快晴　11日晴れ正午過ぎから曇り　後小雪が降る　稜線は時々強風が吹く

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路　佐久平駅に集合　大宮駅発あさま601号7時18分に乗車。
　　　佐久平駅前発8時35分アサマ2000スキー場行に乗車、車坂峠にて下車
　　　バス代　車坂峠1360円、アサマ20001440円
復路　佐久平駅経由新宿行バスにアサマ2000より乗車　出発16時17分
　　　佐久平駅着17時
高峰温泉では、スノーシューやXCスキーの無料レンタルをしています。

コース状況／危険箇所等

＊車坂峠〜トーミの頭〜黒斑山
　県境の峠から樹林帯、2カ所の岩場を登り、避難所から槍ヶ鞘、トーミの頭、
　黒斑山までは1ヶ所の下りと槍ヶ鞘、トーミの頭の所以外は心配ありません。
＊黒斑山〜蛇骨岳
　途中まで行きましたが、雪道は踏み抜き箇所が多くご注意してください。
＊黒斑山〜中コース〜アサマ2000
　中コ−ス分岐までは急斜面の下りで足下が良くありません。分岐からは樹林帯の中
　の凍結気味の雪の傾斜道を下ります。くれぐれも踏み抜きには気を付けてくださ
　い。救命事故がありました。車坂峠分岐からアサマ2000までは雪原ですの踏み抜
きが多くスノーシュー着用をお勧めします。我々は苦労しました。
＊高峰温泉〜水ノ塔山
　水ノ塔山まではスノーシューで登れます。赤リボンを忠実に確認して登りましょ
　 う。
＊水ノ塔山〜赤ゾレ〜東篭ノ登山
　スノーシューは不向きです。アイゼンで登ると良いと思います。稜線は南側が切れ
　落ちていますので強風対策も必要です。やせ尾根ですので転倒滑落には注意を　　　　して ください。
＊東篭の登山〜水ノ塔山〜アサマ2000
　水ノ塔山まで往きの逆ですので再度注意をしてください。
　水ノ塔山からの下りはスノーシューを着用した方が良いと思いますが、くれぐれ
　も踏み抜きには気を付けてください。下りは加速が着いておりますので転倒をする
　と身体の重みも加味され大怪我の元です。
　

写真

3/10 7:16

あさま601号大宮駅発7時18分に乗車しました。

3/10 8:22

佐久平駅に8時18分に到着です。今回も青空です。佐久平駅から
JRバスで小諸駅経由チェリーパークラインで車坂峠、アサマ2000スキー場に乗車いたします。

3/10 9:22

チェリーパークラインは霧の中です。

3/10 9:28

幻想的な山道を登って行ます。

3/10 9:28

まだ霧の中です。

3/10 9:33

やっと雲海の上に出ました。正面が車坂峠です。

3/10 9:33

高峯山が見えてきました。

3/10 9:35

車窓からからの八ヶ岳連峰です。

3/10 9:45

アサマ2000スキー場に到着です。バスはこれから小諸駅、佐久平駅経由でパスタ新宿まで行きます。我々は高峰温泉の雪上車に荷物を預けて車坂峠に戻ります。

3/10 9:46

高峰温泉の雪上車です。車の上には4名が乗れます。

3/10 9:46

黒斑山方面です。

3/10 9:46

車坂峠方面です。

3/10 10:10

車坂峠に戻ってきました。ここは群馬県と

3/10 10:11

長野県の県境の峠です。

3/10 10:28

八ヶ岳

3/10 10:29

赤岳をアップで・・・

3/10 10:29

蓼科山です。さあ黒斑山を目指して登ります。

3/10 10:34

表コースの下り坂の所まで来ました。

3/10 10:37

ここは慎重に下りましょう。

3/10 10:38

又登りになります。

3/10 10:40

最初の岩場まで登ってきました。

3/10 10:42

素晴らしい展望台です。八ヶ岳連峰です。

3/10 10:44

中央アルプス方面です。

3/10 10:46

右側に御嶽山も見えます。

3/10 10:50

樹林帯を登ります。

3/10 10:55

中央の山が御嶽山、その右が乗鞍岳方面です。

3/10 11:01

高峯山の後ろに北アルプス連峰、後ろ立山連峰まで見えます。
スキー場の左側に高峰温泉、後ろの山は明日歩く水ノ塔山、東篭ノ登山です。

3/10 11:02

鹿嶋槍かな、剱かな？

3/10 11:06

正面が四阿山、その左が根子岳

3/10 11:07

パノラマです。

3/10 11:08

北アルプスです。槍・穂を探してみてください。

3/10 11:09

3/10 11:15

素晴らしい展望に見とれて足が前に進みません。

3/10 11:16

明日歩くコースの全貌です。

3/10 11:27

又、立ち止まってしまいました。

3/10 11:56

浅間山が見えてきました。左側のピークがトーミの頭です。これから登ります。

3/10 11:58

シェルターまで来ました。

3/10 11:58

シェルターの内部です。

3/10 12:28

槍ヶ鞘で昼食です。車坂峠から約1時間50分でした。

3/10 12:32

標識を外しました。

3/10 12:34

右の山は牙山です。佐久平駅から牙山と浅間山が見えます。

3/10 12:35

牙山の後ろは奥秩父でしょうか？そして富士山も見えます。

3/10 12:42

今回の同伴者が楽しげに登っております。

3/10 12:45

眼下に軽井沢すスノーパーク、後ろのぎざぎざの岩峰は妙義山です。

3/10 12:49

トーミーの頭からの展望です。

60年ぶりに二人で高峰に来ました。先輩後輩の間柄です。
学生時代の思い出を語りながらの雪山歩きです。

3/10 12:53

黒斑山が近づいてきました。

3/10 13:21

山頂で・・・

3/10 13:22

3度目の雪の山頂です。

3/10 13:31

蛇骨岳に向かいます。浅間山を別角度から

3/10 13:34

踏み抜きが多いのでここで引き返します。

3/10 13:42

黒斑山まで戻ってきました。これから下ります。

3/10 13:59

下りは楽ちんです。

3/10 14:05

帰りは中コースを下りアサマ2000まで行きます。

3/10 14:20

しばらく下るとヘリコプターのホバリングの音が聞こえてきました。やっと機体が見えるところまで来ました。爆風がひどいので急いで逃げました。下に怪我人が居るようです。雪道を踏み抜き左足を負傷（骨折？）のようです。固まった雪道の下りは、踏み抜くと体重が前に掛かり思わぬ大怪我になります。十分に気をつけましょう。現場写真は省略します。

3/10 14:37

ヘリの爆風を抜けて次の広場まで来ました。展望は開けています。

3/10 14:39

事故を見た後ですので歩くのが慎重になりました。

3/10 15:06

雪原は落し穴だらけです。

3/10 15:13

雪か霧氷が着いていると綺麗なのですが・・・

3/10 15:26

雪原を慎重に歩いてきます。この時期はアサマ2000スノーシューコースはスノーシュー着用でないと雪に慣れていない人は無理です。

3/10 15:38

やっとASAMA2000PARKに着きました。中コース分岐から1時間30分も掛かってしまいました。

3/10 15:40

黒斑山を振り返ってみました。

3/10 15:41

迎えの雪上車は16時15分です。寒い中を30分程待ちます。

3/10 17:59

宿の中から夕日を眺めています。

3/10 18:00

3/10 18:10

18時より夕食です。食事が豪華すぎです。鍋はまだできあがっておりません。

3/11 7:13

翌朝、食事前に外に出てみました。

3/11 7:16

今日も良い天気です。

3/11 7:18

コース案内板です。

3/11 7:57

休憩室から小鳥を撮りました。

3/11 8:01

朝食です。味噌汁は最後に持ってきてくれます。

3/11 9:09

これから出発します。

3/11 9:11

ここから赤リボンを目印に登ります。

3/11 9:32

雪は表面がクラストとしておりますが、踏み抜きが多いので注意して登ります。

3/11 9:33

前方のピークが水ノ塔山です。右を巻きます。

3/11 9:48

高峰温泉が眼下に見えます。

3/11 9:55

この大岩は右を巻きました。左側は夏道では？

3/11 10:03

赤ゾレから東篭ノ登山がだいぶ近くになってきました。

3/11 10:03

このガレ場を一気に登りました。

3/11 10:46

水ノ塔山（2202m）に到着です。高峰温泉から約1時間30分です。

3/11 10:49

四阿山方面がよく見えます。

3/11 10:51

引いてみると四阿山、志賀、草津方面までよく見えます。

3/11 10:51

右に振ります。

3/11 11:05

赤ゾレの脇を慎重に行きます。

3/11 11:09

平気で赤ゾレを覗き込んでおります。

3/11 11:12

中間点まで来ました。

3/11 11:35

ここは春を感じます。木の根から氷柱が垂れ下がっていました。

3/11 12:04

東篭ノ登山（2227.9m）に到着です。黒斑山、浅間山がよく見えます。高峰温泉から約3時間の登りでした。

皆さん元気です。ここで軽食にします。昭文社の地図では東篭ノ登山となっております。

風が強いです。

3/11 12:28

四阿山方面

3/11 12:29

志賀・草津方面

3/11 14:48

カメラは電池切れですので下山途中の写真はありません。
東篭ノ登山から約2時間、途中でスノーシューを履きやっと宿に帰ってきました。

2012.03.03の写真です。

2016.02.27の写真。

2018.03.10です。

撮影機器：

TG-310 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック（W) カメラ 嗜好品 アイゼン(6本爪）

感想

aaib1360

黒斑山に最初に登ったのは、12.3.3、2回目は16.2.27、3回目が今回です。
その都度浅間山・前掛山の縞模様が違うのに改めて関心をしました。
この素晴らしい展望に魅せられ来年も又、登ろうと思っておりますが傘寿を迎えるのでどうなるか分かりません。
ここから北ア、後立山が見えるとは思いませんでした。
水ノ塔山から東篭ノ登山のコースは、冬から初春は雪山経験者でないと危険かもしれないと感じました。レコをご覧になった方は、十分に注意をして登ってください。単独では危険が多すぎます。
ヘリでピックアップされた方も、奥さんが居たから警察に連絡が取れたわけですので、自信過剰は厳に慎むようにしようと感じました。
素晴らしい天候と仲間に恵まれた雪山歩きでした。

コメント

あめ

はじめまして
3月11日(日)に篭ノ登山から水ノ塔山の稜線を歩きました。
aaib1360さんの仰る通り、赤ゾレの篭ノ登山側の斜面は危険個所
だと思いました。
前日に黒斑山で怪我があったんですね。
注意喚起をしていただき、ありがとうございます。
私はソロが多いのでaaib1360さんのお言葉が身に沁みます。

aaib1360

Re: はじめまして
投稿ありがとうございます。
私が活動するよりも早い時間に歩かれたのですね。
水ノ塔、篭ﾉ登山のコースは雪があるときは危険ですね。
お互いに単独は気を付けましょう。
誤字脱字をだいぶ訂正しました。