弥山・八経ヶ岳(川合ルート)
- GPS
- 26:44
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,852m
- 下り
- 1,840m
コースタイム
10:55役場駐車場-13:00栃尾辻-14:00カナビキ谷分岐-15:45狼平-16:35弥山小屋
(10/9)
6:30弥山小屋-6:50八経ヶ岳7:00-7:20弥山小屋
8:40弥山小屋-9:20狼平-10:10カナビキ谷分岐-10:50栃尾辻-12:55役場駐車場
天候 | 10/8、10/9共に快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的には目立った崩落・崩土は無かったが、 狼平から階段を上り始めてすぐ左に崩土あり。 階段にも土砂が被っていたそうだが、弥山小屋管理人の西岡さんが 9月中に倒木処理と登山道の養生をして下さっていた。 林道には落ちた枝が多数あるので足を引っ掛けないように要注意。 坪内林道は崩落個所があり林道出合から下はおりれない。 |
写真
感想
9月初旬の台風12号により309号線が通行止めになった。
坪内林道とトンネル西口ルートは以前として開通していないので、
弥山・八経ヶ岳へは現状(10/9現在)川合ルートとトンネル東口しかない。
ここ数年はトンネル西口より楽に登らせてもらっていたので、
たまには川合からせっせと登る事にした。
といっても約5年ぶりに登る川合ルートにはそんなに良いイメージがない。
往復行動距離20km超えのルートは伊達じゃないです。
登り始めの2時間少々は何とも退屈な登山道。
ところが、ブナ林帯まで登るとそこは明るい森になり非常に居心地が良い。
名残惜しく高度を上げていくと、頂仙岳の巻き道に差し掛かる。
この巻き道も雰囲気が良く好きなトレイル。
高崎横手からは体調と気分により二通りの選択肢がある。
ひとつは鞭打って明星ヶ岳→八経ヶ岳へと向かうルート。
もうひとつは狼平まで下ってとりあえず一呼吸つくルート。
個人的にはそのまま狼平まで下って、時計回りに八経ヶ岳→明星→高崎横手へ
戻ってくるほうが、経験上体的には楽だという感じがする。
あくまで個人のルート取りですが…
さて、10/9の未明(3時〜5時)はジャコビニ流星群の極大でした。
月も沈んで明け方の数時間は絶好のコンディション。
いつもは夜半に起きて撮影に出かける為、個室を用意してもらうのですが、
今回はセラミックヒーターで暖まり過ぎたのか、寝過ごしてしまい起きたら4時半。
東の空が白んでくる前に5枚は撮っておかないと示しがつかんので、
数枚撮ったところ3個(?)流れ星を撮影。
放射点は北西の地平線に沈んだところでしたが、南には尾の長いのがちらほら。
流星は放射点近くでは尾は短く、遠ければ尾は長くなります。
そんなこんなで太陽の昇る時間になり、国見八方覗へ移動。
霜が下りて真っ白になったテン場では二組が張られていました。
弥山山頂からの展望はいつも素晴らしい絶景を見せてくれます。
この日も期待を裏切らない素晴らしい朝焼け。
その後すぐさま八経へ。
足早に往復し小屋へ戻って朝食作りです。
他の宿泊客の方はぼちぼち八経へ向かわれました。
僕は弥山小屋で泊まる時はいつも出るの最後です(笑)
いつも西岡さんと少し話してから下るのですが、
今回は台風12号の被害写真等を見せて頂きました。
弥山川ルートの様子や、河原小屋付近の深層崩壊等。。。
そんなこんなで8時前まで話し込んで下山。
この時間は誰ともすれ違わないので写真撮りながらゆっくり狼平まで。
狼平に着くと前日幕営しておられた方々がテントを片付けているところでした。
横目に橋を渡って高崎横手へ。
ここで数名の方とすれ違うのですが、『この時間に?』とびっくり(笑)
まぁ装備も軽そうだったので『あぁ、、、来れるか。来れるわな』と妙に納得しながら頂仙岳を巻き、光の差し込むブナ林を写真撮りながら満喫しました。
カナビキ分岐の辺りで、小屋から先行した団体さんに追いつけ追い越せ。
ここから下りで何人かとすれ違いました。
栃尾まで下りてきたところで、九尾から和田に掛けて見えた崩落箇所の崩土の規模に閉口。
昔から職業柄あのような土砂災害の現場には度々行ってたのですが、規模が違いすぎて100年に一回の災害だったのだなと再確認しました。
今年中には白倉からトンネル西口までは通行止め区間も解除すると思うので、
春イチは西口ピストンに戻りそうです。
ですが、やっぱり年イチで河合は登るようにしようと思いました(笑)
年明け辺りに久々の弥山モンスター詣でしそうです。。
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