巻機山(米子沢)
- GPS
- 06:57
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,483m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:54
9:04 井戸尾根930m 9:08 -> シートラーゲン
9:39 井戸尾根1175m 9:43 -> シール登行
10:54 井戸尾根1637m 11:07 -> シートラーゲン(アイゼン着用)
11:43 ニセ巻機山 11:54 -> シール登行
12:26 巻機山 13:01 -> スキー滑降
(1020mの大滝の落ち口でちょっとだけ板を外した)
14:57 西谷後バス亭
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | 五十沢温泉ゆもとかん 日帰り入浴 700円 田畑屋 へぎ蕎麦4人盛り 3029円等 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] ELAN:KARAKORUM('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)
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感想
例年なら4月になってからでも十分楽しめる巻機山。今年はすでに米子沢が割れているようなので、この土曜に滑っておくことにしました。
この辺りは昨日から朝にかけて雪の予報だったのですが、新雪はほとんどなし。ただ、井戸尾根のブナ林は一面に霧氷が付き、気分良く登れました。
昨年カチカチで苦労した井戸の壁は雪が適度に柔らかく、ステップも切ってあったのでシートラで楽々。
一方でニセ巻機直下の急斜面はまだ固め。一面に氷化していた先週の武尊山に比べればはるかにマシですが、シールでは厳しそうで、素直にアイゼンで登りました。
今日は晴れ上がってからも気温はさほど上がらず。最近の暖かさに体が慣れてしまったのか、森林限界上は今シーズンで一番寒く感じたくらいでした。
滑降は米子沢。沢に降りるまでの支尾根上はけっこうカチカチでしたが、危険のない斜面ですし、景観も良いのでなかなか快適。
沢底は昨日(?)の雪が若干積もっていてちょっと重め。それでもカリカリよりもずっとマシで、十分に楽しめました。
それに何より渓相が素晴らしい。もちろん滝やゴルジュは埋まっていて単に真っ白なだけですが、いろいろ細かな変化があり、飽きずに滑れます。谷川の芝倉沢のようにアルペンチックではありませんが、個人的には断然この米子沢のほうが好みですね。
1250m付近と1100m付近はデブリで沢底が埋まってました。といってもまだ左岸斜面から巻けます。それに土砂で汚れているわけではなく、デブリもさほど大きくないので、1250m付近はスキーのままデブリ上を通過しました。
1100mのデブリを抜けると、今度は何カ所か沢が口を開けています。
特に1050m(大滝の落ち口かな?)は沢底全体に渡って割れており、板を持って右岸斜面を歩くことになりました。たいした手間ではありませんが、早めに気づいていればスキーのまま左岸斜面を高巻けたかもしれません。
1000mで右岸からのナメ沢を合わせてからは、あとは広くなった河畔〜林道をジェットコースター。あっという間に駐車地点に到着です。
それにしてもこの米子沢、やはり面白いですね。雪質はベストにはほど遠かったけど、十分楽しめました。
しかし気になるのは雪の少なさ。山頂から見える至仏山や燧ヶ岳も黒々としていましたし、雪解けの早かった3年前、積雪の少なかった2年前よりひどいことになるのではないかと心配です……。
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