記録ID: 140568
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
燧ケ岳+至仏山(錦秋の尾瀬を満喫)
2011年10月09日(日) ~
2011年10月10日(月)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 29:11
- 距離
- 35.7km
- 登り
- 1,933m
- 下り
- 1,917m
コースタイム
1日目:鳩待峠5:25―6:13山の鼻(テント設営)6:44―8:05見晴―9:33沼尻―11:58燧ケ岳(柴安)頂上12:20―14:03見晴―14:56ヨッピ吊橋―16:09山の鼻キャンプ場泊
2日目:山の鼻5:38―7:56至仏山頂上8:30―9:13小至仏山―10:36鳩待峠
2日目:山の鼻5:38―7:56至仏山頂上8:30―9:13小至仏山―10:36鳩待峠
天候 | 2日間とも晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
戸倉―鳩待峠間はマイカー規制中で、バスだけでなく乗合タクシーも多数待機しています 乗合タクシーは乗客が定員数集まり次第、随時出発します バスとタクシー共通片道900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
燧ケ岳 ナデッ窪コースは、岩ゴロの急登道です 見晴新道を下りに使いましたが、その名のとおり素晴らしい見晴しでした 見晴新道も結構石ゴロの道ですので、木道トレッキングの延長ではなく、底が硬めの靴が必要と思います 至仏山 山の鼻からの登りは、木階段→岩場の急登→木階段の道です 蛇紋岩は、足の置き場を間違えると滑りやすいので、ストックはたたんだ方がよいと思います 鎖場が2箇所ありますが、それを越えると傾斜が緩みます 頂上から山の鼻への下りは、登山者の安全と環境保護( “登山道を広げない”ための後者が主な目的と思われる)のため禁止です その他危険なところや迷うところはありませんでした 山の鼻キャンプ場は1人800円で水場・トイレ等はしっかりしていました 申し込みは至仏山荘です 下山後の温泉は、戸倉第1駐車場近くの尾瀬ぷらり館・・至ってシンプルな温泉で、入浴料500円です |
写真
撮影機器:
感想
10月の連休は、色づきの季節を迎えた尾瀬の2山を登ってきました。
入山口やそれを結ぶ尾瀬ヶ原のトレッキング道、そして宿泊地やテン場が複数有り、プラン作成に迷うところです。
情報を集めていくと、山の鼻―至仏山の間は一方通行で反時計回りしか歩けないので、2日間で2山を登頂し、尾瀬ヶ原のトレッキング+テン泊となると自ずとプランは限定されてきます。しかも“好天予報で予想される行楽大渋滞は避ける”という条件もつきます。
そこで、土曜の夜に高速を走り、朝一のバスで標高の高い鳩待峠から入山します。山の鼻キャンプ場でテント設営して軽荷となり、まずは燧ケ岳を往復。そして2日目に反時計回りで至仏山に登頂して鳩待峠へ下山です。大清水から入山して鳩待峠へ縦走し、尾瀬沼東岸も歩くプランも魅力的ですが、車の回収にタクシーを使う必要が出そうです。その費用や“帰りが遅れて渋滞”のリスクも考えると、“尾瀬沼は沼尻で見る”ということで、今回は山の鼻キャンプ場プランに決定です。
今年は遠征登山での天気にあまり恵まれませんでしたが、今回は全国的な移動性高気圧状態で、好天下にて紅(黄)葉の尾瀬をタップリ楽しめました。
ビジターセンターでは、環境保護先進地・尾瀬での取り組みを中心にスライドショーが開催され(この日が今年最後とのことでした)、“山の鼻への下り禁止”についても納得のいく説明がありました。
“人間がやりたい放題やると山はこうなる”という、環境保護運動に取り組む以前の尾瀬の写真はかなりショッキングで、末永く気持ちの良い登山を楽しめるように、山への負荷を減らすことの大切さを再認識しました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2182人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する