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Yamareco

記録ID: 1405817
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳

2018年03月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:18
距離
13.0km
登り
1,449m
下り
1,449m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
0:43
合計
7:18
9:14
9:26
22
2250
9:48
9:49
143
12:12
12:15
3
12:18
12:22
1
12:23
12:24
4
12:28
12:38
59
13:37
13:37
5
13:42
13:54
30
2310
14:58
ゴール地点
天候 快晴!→晴れ&高曇り
上部は強風
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
乗鞍高原 第7 (休暇村前) 駐車場
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
・登りの2250m付近から早めにアイゼンとピッケルを準備しました。
・剣ヶ峰と朝日岳の鞍部下部の2800m付近で面発生表層雪崩が起きた後がありました。
ここ1〜2日に起こった新しい感じのものでした。

●乗鞍高原 第7 (休暇村前) 駐車場〜かもしかリフト最上部
ゲレンデ歩き。リフト3本分、高低差およそ400mを登ります。

●かもしかリフト最上部〜位ヶ原山荘分岐
樹林帯の中のツアーコースに沿って開けた道をこちらも高低差400mほど登ります。

●位ヶ原山荘分岐〜乗鞍岳(剣ヶ峰)
位ヶ原山荘分岐を通過すると同時に森林限界を超えます。
ここから先はだだっ広い中、目印も少なくて視界不良の場合は注意が必要でしょう。
この日は風が強く、剣ヶ峰口(肩の小屋)を経由するルートは
長時間強風に晒されることが予想されたため、
西から吹く風を遮ってくれる剣ヶ峰から東に延びる尾根を使って、
ダイレクトに山頂まで登りました。
山頂に着いた瞬間から強風に晒され、下山の稜線は時折耐風姿勢をとる必要がありました。
 
乗鞍高原第7駐車場からスタート。最初から雪道
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乗鞍高原第7駐車場からスタート。最初から雪道
ゲレンデを登っていきます。ゲレンデの先にチョンと剣ヶ峰が見えています
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ゲレンデを登っていきます。ゲレンデの先にチョンと剣ヶ峰が見えています
良い天気ですな
早速上着を脱ぎます
早速上着を脱ぎます
ギラギラの太陽
前方にどーんと乗鞍岳
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前方にどーんと乗鞍岳
(photo komemame)
広々ゲレンデ
1990m付近からツアーコースに入ります
1990m付近からツアーコースに入ります
歩きやすいなぁ
樹林帯の途中でチラチラと目指す山頂が見えます
樹林帯の途中でチラチラと目指す山頂が見えます
徐々に樹林が疎らになってきました
徐々に樹林が疎らになってきました
前方に位ヶ原分岐の看板が見えてきました
前方に位ヶ原分岐の看板が見えてきました
雪煙舞う中、位ヶ原分岐の先の急斜面を登ると…
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雪煙舞う中、位ヶ原分岐の先の急斜面を登ると…
視界がどーんと開けます
視界がどーんと開けます
山頂は風強そうだなぁ
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山頂は風強そうだなぁ
こちらは高天ヶ原
こちらは高天ヶ原
雪原を進みます
シュカブラ
遠近感を失う景色
遠近感を失う景色
真っ白の中…
ぽつねんと
前穂〜奥穂〜槍。吊り尾根が美しい(photo komemame)
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前穂〜奥穂〜槍。吊り尾根が美しい(photo komemame)
振り返ると八ツ
徐々に上層には雲
徐々に上層には雲
山頂からダイレクトに延びる尾根を狙って…
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山頂からダイレクトに延びる尾根を狙って…
ここから取り付きます
2
ここから取り付きます
(photo komemame)
急斜面を登っていきます
急斜面を登っていきます
カリカリのところと雪が溜まってフカフカのところがクッキリしてるのがおもしろい
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カリカリのところと雪が溜まってフカフカのところがクッキリしてるのがおもしろい
北アがドカン。左から槍〜奥穂〜前穂〜常念〜蝶。手前は霞沢
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北アがドカン。左から槍〜奥穂〜前穂〜常念〜蝶。手前は霞沢
横目にコロナ観測所
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横目にコロナ観測所
シュカブラの先にkomemame
2
シュカブラの先にkomemame
シュカブラアップで
3
シュカブラアップで
剣ヶ峰と朝日岳の鞍部の下部には面発生表層雪崩の跡
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剣ヶ峰と朝日岳の鞍部の下部には面発生表層雪崩の跡
左奥に黒部の山々も見えてきました
左奥に黒部の山々も見えてきました
(photo komemame)
ときおり突風が吹き、耐えます
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ときおり突風が吹き、耐えます
急登が一段落
雪煙舞う中を一歩ずつ進みます
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雪煙舞う中を一歩ずつ進みます
山頂に向けて最後の登りに取りかかります
山頂に向けて最後の登りに取りかかります
さらに一段北ア方面の景色が開けてきました1。黒部五郎〜前穂
さらに一段北ア方面の景色が開けてきました1。黒部五郎〜前穂
さらに一段北ア方面の景色が開けてきました2。槍〜常念
さらに一段北ア方面の景色が開けてきました2。槍〜常念
岩の脇をよじ登ります(photo komemame)
2
岩の脇をよじ登ります(photo komemame)
これ、ガスではなく地吹雪です
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これ、ガスではなく地吹雪です
なかなか近づかない山頂
なかなか近づかない山頂
振り返ると八ヶ岳
振り返ると八ヶ岳
ワイドで八ヶ岳(photo komemame)
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ワイドで八ヶ岳(photo komemame)
そして、手前に中アと奥に南ア
そして、手前に中アと奥に南ア
ワイドで中アと奥に南ア(photo komemame)
ワイドで中アと奥に南ア(photo komemame)
何度も撮ってしまうこの絶景
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何度も撮ってしまうこの絶景
ワイドで黒部五郎〜槍穂高〜大滝山(photo komemame)
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ワイドで黒部五郎〜槍穂高〜大滝山(photo komemame)
標高が高くて体が動きにくい
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標高が高くて体が動きにくい
いっときに比べると青空が戻ってきました
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いっときに比べると青空が戻ってきました
山頂まであと少し!
山頂まであと少し!
雪煙の向こうに御嶽が見えました
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雪煙の向こうに御嶽が見えました
乗鞍本宮本殿が現れました。ここから強風に晒されながら表側に進むと…
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乗鞍本宮本殿が現れました。ここから強風に晒されながら表側に進むと…
乗鞍岳山頂に到着です
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乗鞍岳山頂に到着です
頂上標にしがみついてないと飛ばされそう
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頂上標にしがみついてないと飛ばされそう
山頂より。槍〜奥穂〜前穂〜常念
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山頂より。槍〜奥穂〜前穂〜常念
山頂より。黒部の山々。左から黒部五郎〜笠〜水晶〜鷲羽〜針ノ木〜白馬〜鹿島槍
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山頂より。黒部の山々。左から黒部五郎〜笠〜水晶〜鷲羽〜針ノ木〜白馬〜鹿島槍
山頂より。御嶽
山頂より。白山
山頂より。中ア。一番高いところが木曽駒、右のトンガリが空木。写真左のこんもりは経ヶ岳
山頂より。中ア。一番高いところが木曽駒、右のトンガリが空木。写真左のこんもりは経ヶ岳
山頂より。南ア。左から甲斐駒〜仙丈〜白峰三山〜塩見〜荒川〜赤石
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山頂より。南ア。左から甲斐駒〜仙丈〜白峰三山〜塩見〜荒川〜赤石
山頂より。八ヶ岳。雪少なっ!
山頂より。八ヶ岳。雪少なっ!
さて下山です。強風と突風でなかなか進めないkomemame
さて下山です。強風と突風でなかなか進めないkomemame
振り返って、奥に剣ヶ峰と手前は蚕玉岳。komemameを探せ!
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振り返って、奥に剣ヶ峰と手前は蚕玉岳。komemameを探せ!
剣ヶ峰〜大日岳(奥ノ院)
剣ヶ峰〜大日岳(奥ノ院)
黒部方面の山々。左から黒部五郎〜笠〜水晶〜鷲羽〜針ノ木〜白馬〜鹿島槍〜槍〜奥穂〜前穂
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黒部方面の山々。左から黒部五郎〜笠〜水晶〜鷲羽〜針ノ木〜白馬〜鹿島槍〜槍〜奥穂〜前穂
アップで槍〜奥穂〜前穂
7
アップで槍〜奥穂〜前穂
アップで一番高いところが黒部五郎。手前のトンガリが笠ヶ岳
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アップで一番高いところが黒部五郎。手前のトンガリが笠ヶ岳
アップで中ア
強風を避けるため朝日岳は東側から巻きます
強風を避けるため朝日岳は東側から巻きます
朝日岳から斜面を下ります。この辺りもまだ風が強くて雪煙が舞っています
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朝日岳から斜面を下ります。この辺りもまだ風が強くて雪煙が舞っています
カリカリの場所もあるので雪が溜まってフカフカのところを選んで下ります
カリカリの場所もあるので雪が溜まってフカフカのところを選んで下ります
シュカブラ天国
おもろーシュカブラ
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おもろーシュカブラ
不思議な景色だなぁ
2
不思議な景色だなぁ
とったぞー
非日常の風景
クラクラ
お得意のパターン
2
お得意のパターン
傾斜が緩んできました。正面は八ツ
傾斜が緩んできました。正面は八ツ
歩いたそばから足跡が消えていきます
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歩いたそばから足跡が消えていきます
日暈の下は行きに歩いた東尾根
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日暈の下は行きに歩いた東尾根
南アを眺めながら
南アを眺めながら
この辺りで北アも見納め
この辺りで北アも見納め
剣ヶ峰をバックに
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剣ヶ峰をバックに
振り返って摩利支天
振り返って摩利支天
中アアップで。将棊頭山〜木曽駒(photo komemame)
中アアップで。将棊頭山〜木曽駒(photo komemame)
南アアップで。甲斐駒〜鋸〜仙丈(photo komemame)
南アアップで。甲斐駒〜鋸〜仙丈(photo komemame)
南アアップで。北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜塩見〜荒川(photo komemame)
南アアップで。北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜塩見〜荒川(photo komemame)
気になる木
(photo komemame)
樹林帯に入り…
14時前にようやくおひるごはん
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14時前にようやくおひるごはん
乗鞍をバックに踊る?komemame
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乗鞍をバックに踊る?komemame
広がる展望
(photo komemame)
シリセード(photo komemame)
シリセード(photo komemame)
やり放題。しかしお尻がビリビリに
やり放題。しかしお尻がビリビリに
ゲレンデトップまで戻ってきました
ゲレンデトップまで戻ってきました
眼下にゲレンデ
それにしてもスキー場ゲレンデはガラガラ
それにしてもスキー場ゲレンデはガラガラ
駐車場が見えてきました
駐車場が見えてきました
駐車場に到着。お疲れ様でした!
駐車場に到着。お疲れ様でした!

感想

日曜日はアルプス方面の天気が良さそうなので、
お気軽にあの非日常感を味わいたくて乗鞍岳に行ってみました。何年振りだろ?

久しぶりに人の気配がある山でした。

この日は風が強く、早いタイミングで稜線には出たくないなぁ、
ということで風の裏に隠れてダイレクトに山頂まで到達できる
剣ヶ峰から東に延びた尾根を使って登りました。
山頂に出た途端に強風に晒され、立ち止まって装備を整える余裕もなく、
油断して頬っぺたに軽い凍傷を負ってしまいました。

お手軽に登れる乗鞍岳ですが、そうはいってもやはり雪の3000m峰。
条件によってはキビシイですな。
 

このところ里山っぽいところが多かったので
久しぶりの3000mにちゃんと歩けるのかとビビっていましたが…
強風にやられながらも、なんとか歩ききれて充実感ありました。

山頂と、山頂から降りるところはとくに風がすごくて恐怖を感じるくらいでした。
岩にしがみついてないと、飛ばされそうで怖かった…
一瞬ゆるくなったときを見計らって、一歩一歩おりたため、
ここはかなり時間がかかりました。

風に叩かれつづけ、カラダは冷え切りましたが、
それでも、手はテムレス一枚で平気なんだから、
それほど気温は低いわけではなかったのでしょう。
もう春なのだなぁ、と思います。

帰りに調子に乗ってシリセードしまくったら、
7年モノのズボンのお尻に見事な穴が…。
だいぶ擦り切れてくたびれていたので、仕方ないけど、
ちょっともったいなかったな。

おつかれさまでした。

おしまい。

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コメント

久々にメジャーな山ですね
danyamaさんkomemameさんこんばんは。
年度末で忙しいので今回はお休みかな?と思っていたら、やはりあの好天は逃しませんでしたね。
乗鞍岳?・・・もう白馬に行ったんだ!
と思ってレコを拝見すると、白馬乗鞍では無くあの乗鞍岳、逆にちょっと驚いてしまいました。本当に久しぶりの「普通」の山でしたね。
同じコースを私も2週間前に登りました。(登りでリフトを使いましたが)
今日は寒いですが3月に入って暖かい日が多いためか、積雪は随分減って様ですね、私が登った時は稜線まではスノーシューが無いと沈んでしまう位の積雪でした。
下り、多分同じ所辺で私もシュカブラを取って遊びました。色々なシュカブラが有って、遊びたくなる気持ちは皆同じですね
2018/3/21 22:11
Re: 久々にメジャーな山ですね
yamayaさん

おっしゃる通りちょっと忙しくて、好天の土曜日は山に行くことができず…。
日曜日は天気が良ければ行きたいと思ってたエリアの予報がイマイチで、
「どうしようかなぁ」と思ってたのですがとりあえず寝て朝(夜中)起きてから
乗鞍に行くことに決めました。
最近は標高の低い山ばかりで高いところも行っとかなきゃ、という単純な理由です。

乗鞍は風が強いので元々あまり積もらないのだと思いますが、
それにしてはまだまだ豊富だったような気がします(表層雪崩も起ってましたし…)。

今年は久しぶりに雪が多くて喜んでいたのですが、
雪融けが早いようでGWまでどれだけ残ってくれているか
やきもきしながら過ごしています(笑)

コメントいただき、ありがとうございます!
2018/3/22 12:08
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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