北高尾山稜の椿ロード〜八王子城山から心源院尾根

2018年03月25日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.6km
• 登り: 395m
• 下り: 410m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:10
• 休憩: 1:05
• 合計: 4:15

8:56 八王子城跡駐車場
8:58 9:05 八王子城跡管理事務所
9:31 柵門跡（八合目）
9:45 9:49 八王子神社
9:53 9:58 八王子城山（本丸）460m
10:02 10:09 展望台（松木曲輪）
10:15 10:21 八王子城跡（小宮曲輪）446m
10:23 八王子神社
10:37 柵門跡（八合目）
10:53 10:55 ベンチ（386ｍ独標）
11:07 11:08 ツツジ台
11:13 11:16 三叉峠
11:32 11:33 大六天
11:40 11:42 向山北砦
11:53 12:06 心源院
12:37 八王子城跡バス停
12:55 13:09 ガイダンス施設
13:11 八王子城跡駐車場

21日に降った雪や霜・泥濘などは全く無し。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八王子城跡の無料駐車場に停めました。朝8時半に開きます。50台程度の収容と思われます。

コース状況／危険箇所等

北高尾山稜の末端だけあり、アップダウンが結構あって、良いトレーニングになりました。3日前に降った雪や、霜などの形跡は全く無し。泥濘もありませんでした。

写真

夕焼小焼ふれあいの里など陣馬街道方面を探索した後、8時半の開門を目指して八王子城跡の無料駐車場（ガイダンス施設隣）に到着しました。

駐車スペースはたっぷりありました。

日本百名城・国指定史跡に選定されている八王子城跡

管理事務所でトイレをお借りして出発します。右側の道を進みます。

直ぐに鳥居がありその先で尾根を行く新道と谷を登る旧道に分かれます。

左の新道を進みます。

八王子城山まで合目の石碑が立っています。これは、3合目。

4合目

この山域は椿がとても多く見られました。

金子丸？に到着。

城跡の一角のようです。

立派に咲いています。

六合目

七合目

八合目で旧道と合流しました。

柵門跡と呼ばれている所です。

九合目

高丸の方面は危険×とありました。

9合目の 先で東側の展望が開けます。天候が良ければスカイツリーも見えるようです。

そして頂上の標石。

八王子神社の境内にありました。

本丸と曲輪は八王子神社を取り巻くように位置しています。

まずは石段を登り八王子神社を参拝。

八王子城の守護神「八王子権現」が祀られているようです。

神社の裏から高みに登ると、

本丸跡（山頂曲輪）に到着。

八王子城山の最高地点（460m）で深沢山とも呼ばれているようです。

続いて、松木曲輪に移動します。

ここは展望台になっていました。テーブルとベンチが置かれていました、

遠くに見えるのが高尾山の山並み。

雪を冠した丹沢の一角もうっすらと見えました。

八王子市2級基準点の標石がありました。

大きな石碑、藤棚もありました。松木曲輪の全景。

小宮曲輪にも寄ってみましょう。

ここは地形図の446m標高点付近です。

梅の花の向こうに多摩の街並みが霞んでいます。

ここからは、神社を経由して登ってきた道を途中まで戻ります。椿の花が沢山。

八合目に戻ってきました。ここで道は二手に分かれます。今回は、往路（新道）を管理室方面に戻ることはせず、松竹バス停方面に向かいます。旧道方面でもあります。

すぐに分岐点。右折すると旧道（管理室方面）ですが、ここは直進しました。

続いて、松竹方面と心源院方面との分岐。心源院方面に進みます。

石が積まれています。

心源院に続く尾根上を登り下りを繰り返しながら進みます。

このルートは心源院が管理しているようです。手書きの道標が可愛らしいです。

短いですが、結構な急坂もあります。

振り返ると八王子城山が大きく見えました。

登りきったピークにはベンチが置かれていました。

地形図上の標高点368メートル峰のようですね。

御料局三角点がありました。

さらに登り下りを繰り返すと、

北条氏照の墓への分岐がありました。ヤブありと。守屋さんの地図でも破線ですね。ここも心源院方面へ。

さらに小さなアップダウンの後、

その先のピークには八王子市の立派な1級基準点がありました。

つつじ台と呼ばれる明るい小平坦地です。標高330m付近

この尾根にも椿の赤が目立ちます。

北条氏照の墓への二つ目の分岐がありました。偵察しましたが、あまり歩かれていない感じがしました。後で気づきましたが、三叉峠と呼ばれているのですね。

心源院に向かってさらに歩くと又、ベンチが置かれていました。

丁寧な表示が沢山あり心強いですね。山道は×。

元気な椿も見つけました。

明るい尾根歩きです。

北高尾山稜を振り返ります。アップダウンありますね。

大六天に寄って行きましょう。

すぐに大六天の展望台、標高315m。

北側の山並みも僅かに望む事ができました。

大六天から、分岐に戻り、更に進むと、

向山（北）砦の分岐点(標高285m)。どちらからでも下山出来ますが、ゆるやかな女坂で直接、心源院に下ります。

見るからに明るそうな左側のコブを下って行きます。

最後にストンと尾根が終わる感じでした。

心源院の登山口に無事下山です。

散策用の松姫杖も置かれて至れり尽くせり。男坂は通れないようですね。

八王子城精密ルートマップというのが張られていました。2600円で八王子市内で販売されているらしい。

心源院です。

武田信玄の娘の松姫が出家した曹洞宗の由緒あるお寺のようです。

境内にカタクリが咲いていました。

心源院からは高尾街道を歩きました。高尾駅行きのバスも多く走っています。

大きな霊園の多いエリアで丁度、お彼岸の時期、結構、人が多かったです。

八王子城址入口の交差点、直進すると高尾駅方面。右折して、

駐車場・ガイダンス施設方面に戻ります。正面が八王子城山です。

ガイダンス施設に立ち寄ります（無料）。展示物のほか、八王子城の史実ビデオを上映されていました。去年歩いた付近にある滝山城址と深いつながりがあることは知りませんでした。

駐車場に戻ってきました。

昼過ぎの時間です。たくさんの人が訪れているようです。

最後に日本百名城・八王子城跡を眺めて、駐車場を後にしました。椿咲く低山散策お疲れ様でした。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

operaman

アクセスいただき有難うございます。
今回は比較的近隣の八王子城山周辺のレコです。
今朝は、山梨方面に向かおうと車で家を出ましたが、午後の予定や、降雪の様子、午後の予定などを考えて中央道を運転しながら近場に行先を変更。とりあえず、八王子西ICで下りて、北高尾山稜にチャレンジしようと思ったものの、最初に目指した八王子城址駐車場が8時半にしか開かないことが分かり、次に陣馬街道を夕焼小焼ふれあいの里に向かうもここも開門していません。うろうろした挙句に、結局8時半の開門に八王子城跡の駐車場に戻ってきました。気分的にぐったりして、お気楽散策に方針変更。八王子城址から心源院尾根を歩いてきました。北高尾山稜の末端を歩いたことになりますが、こちらもアップダウンの連続で小ピークがいくつもあり、地味ながら楽しむことが出来ました。椿の木が多く、至る所で真っ赤な花を観ることができました。