記録ID: 1411465
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
屋久島
【屋久島】永田から難路の永田歩道で永田岳、縄文杉へ
2018年03月22日(木) ~
2018年03月24日(土)
鹿児島県
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 55:10
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,772m
- 下り
- 2,161m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:57
距離 8.3km
登り 1,349m
下り 124m
9:20
57分
永田バス停
10:17
160分
永田歩道入口
12:57
13:46
122分
第二休憩所(食事休憩)
15:48
76分
岳の辻
17:04
13分
竹の辻(八井ノ鼻)入口
17:17
ビバーク地点
2日目
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:35
距離 9.9km
登り 975m
下り 738m
天候 | 1日目:雨(姥ヶ岩屋〜永田岳〜高塚小屋の間は雪が積もりました) 2日目:晴れ(霧氷が溶けて、雨と変わらずザックがずぶ濡れに) 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
・白谷雲水峡〜宮之浦まではタクシーを利用(2700円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・姥ヶ岩屋〜永田岳〜高塚小屋の間、1日目に降った雪が積もっていました。多くても15cm程度ですが、水たまりの中の歩行や午前中の凍結には注意が必要です。 ・永田歩道はあまり整備されておらず、とても歩きづらい道でした。 ・永田歩道入口から岳の辻まで、標高差1,100m弱でコースタイム5時間半は余裕みすぎだろうと思っていたら、実際に非常に歩きにくい。普段イメージする尾根とは違って、尾根の左右を行ったり来たりしながら、数メートル単位で上り下りを繰り返すことになります。 ・岳の辻の少し先(1213m地点)に、竹ノ辻(1319m)と書かれた破損した看板が落ちています。現在位置を示す看板がほとんどない中で、これは非常に紛らわしいです。 ・岳の辻から渡渉点(鹿之沢小屋手前)までの間は、特に歩きづらく、時間がかかりました。 ・大型ザック(上にマット付き)を背負いながらの倒木くぐりや、馬酔木などの灌木に引っかかっての通り抜けはなかなかシンドイです。木の根も多く、滑らないように慎重な脚運びも必要となります。ガチガチに凍った馬酔木に何度もザックが引っ掛かり、強引に通り抜けることもできず、難儀しました。 ・永田歩道に関しては、大型のザックではなく、40リットル以下の小型ザックで歩くことをお勧めします。永田歩道から登るのであれば、日帰りで一気に駆け抜ける方が、遥かに楽だと思います。(日帰り装備の単独行なら、コースタイムの約6割で歩けると思いました。) ・ピンクテープは20m〜30mおきに付けられているので、見当たらなくなったら戻って探すと良いと思います。ゆっくり歩いていたからか、ルートを外してしまったのは1回だけでした。 ・心配していたヤマビルはいませんでした。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ゴアテックス雨具上下
タイツ
ズボン
厚手靴下
防寒着(薄手フリース+ダウン)
冬用手袋
登山靴(Goro S-8)
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
軽アイゼン
行動食
非常食
飲料(2L)
山と高原地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
日焼け止め
ロールペーパー
携帯電話
サングラス
タオル
個人用マット
シュラフ(モンベル#3)
シュラフカバー
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
冬季用ガス缶250G
コンロ
コッヘル
マグカップ
食器
プラティパス
ライター
筆記用具
ロープ(7.6m 6mm 19kN)
スリング×2
カラビナ×2
ファーストエイドキット
常備薬
LEDランタン
ラジオ
ナイフ
デジカメ
テント
ポール
ペグ
テントマット
|
備考 | 3月22日の日の入り18:30(鹿児島市) |
感想
今回は、食料や共同装備など、殆どの荷物を自分が背負っての山行でした。
ひたすら繰り返されるアップダウン。倒木跨ぎに倒木くぐり。木の根を避けながらの歩行。馬酔木など樹木へのザックの引っ掛かり。積雪。木道や階段の凍結。雪解けでできた水たまりの中の歩行。溶けた霧氷が雨のように降り注ぐ状態。などなど、永田歩道は非常に厳しい難路でした。あまり整備されていない状況で、赤点線になっていてもおかしくない道です。
1日目、標高差1,100m弱でコースタイム5時間半の区間があるため、コースタイムが緩めに設定されていると考えていましたが、さにあらず。時間的にはなんとか鹿之沢小屋まで辿り着けると思っていましたが、霧が非常に濃くなり、日没前に視界が十分ではない状況になったため、かなり手前でビバークすることになってしまいました。
行程途中でのビバークについては反省しきりです。(ビバークしたのは水場の1分手前で、2テンを張れるスペースがありました。)
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3456人
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する