御嶽山
- GPS
- 08:00
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 876m
- 下り
- 871m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:43
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車:中央道⇒伊那IC⇒国道361号⇒国道19号⇒県道20号⇒県道256号⇒田野原 国道361号の権兵衛峠は走りやすい道路です。 県道に入ると道幅が狭くはなりますが、ごく普通の2車線道路。田野原までスキー場の中を走りますが、この道路は中央線もなく九十九折れの道を一気に標高を上げていきます。かといって、舗装路面ですし、すれ違いにも十分な道幅がありますので、走行に問題はありません。 夜中に走ったため、伊那ICから先のガソリンスタンドが全部締まっており、ガス欠の恐怖と戦いながらの走行だった。買い物も含めて、伊那IC周辺で全ての準備を済ませておくほうがいいでしょう。 【復路】 車:田野原⇒県道256号⇒県道20号⇒国道19号⇒国道361号⇒伊那IC⇒中央道 帰りは、おんたけロープウェイに寄り道してみました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【田野原〜8合目】 田野原で既に標高2200m近くあります。 登山口からしばらくは祠が点在する平坦な道を歩きます。 程なく鳥居をくぐると本格的な登山道となります。この辺りから登山道は雪に覆われ、7合目付近まではずっと雪の上を歩きました。なので夏道の状況は全く把握できませんでした。 勾配の緩やかな部分なので、ゆっくりと標高を上げて行きます。雪も締まっていましたし、この辺りではアイゼンも不要でした。 森林限界を超え、樹林帯を抜けると雪がなくなり夏道登山道を歩くようになりました。だいたい7合目辺りだったと思います。 夏道は階段状に石が組まれて歩きやすくなっていました。 【8合目〜9合目石室】 8合目辺りからは再度雪道。勾配がきつくなってきたのでアイゼンを装着しました。 雪が緩み始めていたのでアイゼンはほとんど役に立ちませんが、一応の備え。 夏道がどこにあるのか分かりませんが、石室が常に見えているので、それを目指して直登です。 【9合目〜頂上】 石室は雪で半分埋まっていましたが、ここから山頂までは夏道でした。 山頂までは、ほんの数百メートル。目と鼻の先に見えますが、空気が薄くなった分、身体の動きは緩慢になります。 |
その他周辺情報 | 【風呂・温泉】 ふれあい交流センター大芝の湯(¥500) http://oshiba.jp/oshibanoyu/ 伊那まで戻ってから風呂に入りました。広い公園内の日帰り入浴施設です。 【バッジ】 おんたけロープウェイの駅で購入 わざわざ、バッジを購入するためだけに寄り道しました。 【買い物】 国道19号にあるのが最後です。県道に入ってからは夜間に開いている店はありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
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感想
残雪の高山に登りたくて御嶽山にチャレンジしました。
この山に行くために、アイゼン・ピッケルといった雪山装備を整え、形だけは万全にして出発です。
東京を22時頃出発し中央道をひたすら走る。談合坂でご飯を食べたら急に睡魔に襲われ、ほとんど居眠りしているような状態になってしまった。これじゃ危ないとPAに入り2時間ほど仮眠。これですっきりかと思いきや、寝起きはダメですね。諏訪付近まで頭はボーっとしたままでした。その後はしっかり目覚め、伊那ICで高速を降ります。ここから田野原まで70kmあるんですね。深夜3時頃に伊那を通過し、深夜で車がほとんどいなかったので快調なペースで走りましたが、田野原に着けたのは5時少し前。到着して直ぐに空が明るくなりました。
伊那ICを出る時にガソリンの残量が気になってはいたのですが、まだ70kmも走るんだし途中にスタンドがあるだろうとタカをくくってましたが、これが大失敗。田野原に着くまでに開いているスタンドは1軒もなく、ガス欠の恐怖に怯えながらの走行を強いられました。田野原に着けたのはいいのだけど残量は少なく、おそらく走行できるのは30kmほどでしょう。帰りは下り坂だし、できるだけアクセル踏まずに町まで降りたら、1軒開いててほっと一安心でした。
この山は信仰の山。登山口の田野原には多くの祠が点在していました。雪の残る時期なので人では少ないのですが、緊張感のある雰囲気のするところです。
登山口から直ぐに雪の上を歩くようになりました。樹林帯の中を登山道が進んでいる区間は結構な雪が残っていました。森林限界を超えた辺りからは部分的に夏道登山道を歩くようになります。この登山道の途中にも小さな祠が点在しています。登山道自体もとても整備されていて歩きやすいことこの上ない。足りないのはトイレくらいかな?
森林限界を超えてからは裾野を広げる御嶽山の眺望を楽しめます。斜度は上部に行くほどきつくなりますが、登るのに苦労するほどではない。
が、この日は深夜の運転で寝不足のせいか身体がだるく、なかなか身体がいうことをきいてくれない。しかも高度を上げるにしたがって頭が重くなり、感覚としては高度障害一歩手前。たまたま血中酸素の測定をしながら登っていたので、数値的にも把握することが出来たのだが、3000m付近に到達した時点でSPO2は80%台まで低下。数値的には結構危ない数字でしたね。それでも9合目まで登ったからには山頂までは行かなきゃ。ゆっくり息を切らさないようなペースで最後の登りをなんとかこなし、ようやく山頂に到着できました。
山頂の小屋も祠も当然全て閉まってましたが、神社にお参りしておきました。
乗鞍岳の向こうに北アルプスの峰々が連なっており、山頂からの景色は雄大です。
山頂で朝食を摂りながら、しばらく休憩して下山に移りました。雪山の降りは楽々ですね。雪が緩いので滑り落ちる心配は全くなく、それでいて走るように降りることが出来たので、登りの半分位の時間で降りたような気がします。
山も大きいし景色も雄大ですが、東京から行くとなると遠いのがネックです。なんだかんだで片道6時間くらいかかったような気がします。
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