硫黄岳〜横岳縦走(楽しかった♪、その一言が聞きたくて…)

2011年10月11日(火) [日帰り]

• GPS: 08:35
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,294m
• 下り: 1,279m

コースタイム

06:30 赤岳山荘 06:40
08:30 赤岳鉱泉 08:50
10:15 赤岩の頭 10:20
10:45 硫黄岳 11:00
11:55 横岳 12:20
13:15 地蔵の頭 13:20
13:55 行者小屋 14:10
15:15 赤岳山荘

天候

快晴のち薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

03:00 自宅 04:15
04:35 八王子IC 04:35
05:55 コンビニ 06:05
06:30 赤岳山荘

写真

10/11 6:52

今日の相棒は自分の弟、年の差は10歳あり今回が本格的八ヶ岳のデビュー戦です

10/11 7:19

ところどころ黄葉していましたが赤色が少なかったです…八ヶ岳にナナカマドは無いそうです

10/11 7:53

北沢ルートは心地よい沢歩き

10/11 8:08

自分はこのルートが大好きです

10/11 8:16

『カモシカに逢いたいんだよなぁ、あの辺にいないかなぁ?』なんて弟が言っていました

10/11 8:49

さてここからは本格的な登りが始まります

10/11 9:07

ところどころカエデが赤くなっていました

10/11 9:55

すると木々の間になにやら獣の気配が…

10/11 9:57

『あっカモシカだ』
ほんとにいました、逢えました

10/11 9:59

弟は夢中に写真を撮っていました、初めてのカモシカとの遭遇に興奮気味です

10/11 9:59

ありゃーカモシカって立つんですね、お行儀が悪いですが貴重な写真が撮れました

10/11 10:05

テンション上がり気味でいよいよ森林限界へ突入です

10/11 10:06

硫黄岳の稜線は等間隔にケルンが並びます

10/11 10:09

弟は赤岳の迫力に圧倒されているようです(笑)

10/11 10:11

山でのご挨拶も楽しみながら…

10/11 10:14

いよいよ稜線に出ます

10/11 10:15

峰の松目、オーレン小屋、硫黄岳、赤岳鉱泉への分岐点である赤岩の頭

10/11 10:15

そこから見上げる硫黄岳

10/11 10:15

空の青さが素晴らしい!!

10/11 10:18

弟はまたここでも写真を撮るのに夢中です

10/11 10:24

そろそろ山頂に向かいましょう

10/11 10:24

ここだけは白砂歩きがが楽しめます

10/11 10:25

うーん空が青いですね

10/11 10:26

あそこが山頂なわけではないんです、あのピークの奥に山頂があります

10/11 10:28

ふり返って赤岩の頭と阿弥陀岳

10/11 10:29

『次は天狗岳に行ってみたいなぁ』なんて言ってましたので次回連れていく予定です

10/11 10:30

さて山頂まであと少し、頑張って登りましょう

10/11 10:33

八ヶ岳三兄弟と、自分の弟で四兄弟(笑)

10/11 10:36

ほんとに天気が良くて気持ち良い稜線歩きでした

10/11 10:41

ピーチクパーチク♪

10/11 10:42

最後は岩場があります

10/11 10:44

ケルンを越えれば山頂です

10/11 10:50

爆裂火口で爆裂しそうだ〜

10/11 10:57

硫黄岳山頂にてバンザイポーズ

10/11 10:59

実はここまでにしようかとも思っていましたが天気がいいので横岳縦走を決めました

10/11 11:00

さて行きましょう

10/11 11:02

最近空と雲の感じが好きなんです

10/11 11:05

平日なのに沢山の登山者が歩いていました、さすが八ヶ岳ですね

10/11 11:07

ふり返って硫黄岳の稜線

10/11 11:09

あそこが赤岩の頭です

10/11 11:11

硫黄岳山荘は通過します、ここのトイレはとても綺麗なので女性にもおススメです

10/11 11:17

台座の頭への登りは意外とキツイ…

10/11 11:35

この辺りはコマクサが咲き乱れるエリアです

10/11 11:38

富士山が見えると『見れてよかったー』と喜んでいました

10/11 11:43

奥の院へ向かいます

10/11 11:48

カニのヨコバイ通過中です

10/11 11:49

写真で見るともの凄い絶壁に感じます

10/11 11:50

岩場を登れば…

10/11 12:00

横岳(奥ノ院)山頂です

10/11 12:20

目の前には八ヶ岳三兄弟が広がります

10/11 12:25

この稜線を歩いて行きます

10/11 12:29

三叉峰からの杣添尾根、また雪が積もったら登りたいですね

10/11 12:36

だんだん赤岳が近づいてきます

10/11 12:37

赤岳ドーン!!

10/11 19:38

阿弥陀岳をバックにいい画です

10/11 12:43

このゴツゴツ感が横岳らしいです

10/11 12:45

このあたりは冬場難しそうですね

10/11 12:49

ここから見る赤岳は凛々しいです

10/11 12:51

それに向かって歩く弟

10/11 12:52

ここが日ノ岳ルンゼの上部になります

10/11 12:52

積雪期はどんな感じになるんでしょうか?

10/11 12:53

夏道はどうってことは無いんですが…

10/11 12:55

我々が2月に敗退したポイント、鎖も全部埋まっていました

10/11 12:57

この角度、悪夢を思い出します…

10/11 12:58

雪がなければ難なく通過できます

10/11 13:01

下から見ると結構な角度に思えます

10/11 13:09

このハシゴも埋まっていたような気がします

10/11 13:16

地蔵の頭

10/11 13:18

阿弥陀岳に立ち向かう弟

10/11 13:21

地蔵尾根はしょっぱなから急こう配です

10/11 13:22

鎖を使いながら慎重に下って行きましょう

10/11 13:26

『ここを登るのはいやだなぁ』なんてぼやいていました

10/11 13:27

横岳とお地蔵さん、このまなざしは阿弥陀岳を見つめているようです

10/11 13:29

先々週は部下を連れてここを登ってきました

10/11 13:30

いよいよ行者小屋が見えてきました

10/11 13:52

妹たちは去年ここに泊まって赤岳に登っていました

10/11 13:53

平日のこの時間なのにテーブルもベンチも満席です

10/11 14:10

美濃戸山荘まで1時間切りを目指し速足で歩きます

10/11 14:45

積雪期にシリセードするポイントは黄葉が綺麗でした

10/11 14:49

ここはすこし赤色が入っていますね(笑)

10/11 14:51

『倒木が凄すぎる…』おそらく台風の時に流されたんでしょうね

10/11 14:58

その影響か治山工事のためにルートが全然変わっていました

10/11 15:00

このペースで歩くもんでついて行くのがやっとでした、山歩きは慣れているのにさすがに10歳差はキツイです(笑)

10/11 15:10

なんとか目標の1時間切りの57分で到着です、1日良く歩きました☆

撮影機器：

uTough-8010 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

star

『八ヶ岳に連れて行って』

10コ下の弟に言われ続けていました。
彼も今年から社会人となり、なかなか休みが合いません・・・
そんな中、やっと都合がつき本格的な八ヶ岳デビューとなりました。
弟は、随分前に母親と編笠山に登り、見事に高山病にかかりトラウマになっていました。
あとから聞くと、金峰山でも・・・(笑)
2500メートル以上は、なかなか踏み出せないようでした。
それならではと、兄として八ヶ岳ガイドをしてきました。

行きの車の中では、仕事上の悩みなどを相談され、『ずいぶん大人になったなぁ』と感じていました。
赤ん坊の時は、おしめを替えたり、ミルクをやったりしていました。
そんな弟とは、お正月の蛭ヶ岳ぶりの山行になりました。
なんとか、八ヶ岳の虜にしたい、自分と同じ感動を味わってほしい、そんな風に思ってました。

当初は、硫黄岳までのピストンと考えていましたが、弟の体力次第では横岳へ縦走しようと・・・
高山病にさせないようになるべくゆっくりと、呼吸に気を使わせながら歩かせました。
結果、なんなく横岳へ。
自分の心配をよそに、体力的には全く問題なく、むしろ自分より体力はあると思います。
間違いなく、10歳の年の差は、体力の衰えを実感させられました(笑)
ちなみに、帰りの車の運転もお任せしてしまいました・・・

そうそう、歩きながら『カモシカに逢いたいなぁ』なんて言われていたんですが、赤岩の頭の手前でした。
突然、黒い物影が・・・
まだ、わりと小さい子供のカモシカが自分たちの前に現れました。
弟も大変喜んでいて、写真を撮りまくっていました。

最後に『どうだった?』と聞いてみると、『楽しかった♪』と言ってくれました。
またここに1人、八ヶ岳好きをつくることができうれしく思います。

まだまだ、自分の『山に引き込むぞ計画』は終わっていません☆

コメント

kankoto

兄弟山行
starさん＆弟さん

八ヶ岳お疲れ様でした。

ご兄弟での山行楽しまれて良かったです。
私も弟と行きますが楽しいですよね。

１０歳違うとパワフルでしょうね！
弟さんを立派な山屋に育てて下さい。

また蛭ヶ岳でお会い出来るといいです

Utundu

とうとう・・・
starさん＆ブラザー君

こんばんは

とうとうブラザー君も八ヶ岳の大御所デビューですか
おめでとうございます

今回は高山病の訓練ですかね？
ちょっとづつ慣らして次回は赤岳でしょうか

富士山頂でビール飲んでもへっちゃらなくらいに慣れるといいですね

yamatyan

star兄弟！
こんにちは！
starさん

前回は会社の部下、今回は弟くん
ちゃくちゃくと山好きを増やしつつありますね
とても良いことですね！

しかも弟くんは会いたがっていたカモシカくんに
出会えてさぞご満悦だったでしょう
カモシカの立ち姿も見れてよかったですな！

天気も で良い山行でしたね！
次はどなたを引きずり込むのですか？
それといきなり笑わせてもらいました！
アクセスのところで
0:55コンビニ6:05

yamatyan

suezou

良かったですね。
starさん＆弟さん、こんばんは。suezouです。
いやぁ、無事に八ヶ岳を歩くことが出来て良かったです。
この天気でも調子が悪くなって八ヶ岳が嫌いでもなった
日にはとても悲しいですものね。

でも、満足してくれたみたいでつれてきた甲斐が
ありましたね。楽しかったと言って貰えたらほんと
嬉しいものですね。

八ヶ岳は順調に黄葉が進んでいるようですね。
私も来週あたりまた歩きたくなりました。

star

あの時お逢いした弟です☆
kankotoさん

こんばんは、コメントありがとうございます。

お正月に蛭ヶ岳でお会いした弟との、山行でした。
実は弟とは、あの時以来の山登りでした。
途中で何度もkankotoさんのお話もしていましたよ（笑）
『なんか、似てる人いるなぁ』とか・・・

今回は、kankotoブラザーズを意識したんですが、とても及びません・・・
自分たちには、そのスピードはありませんのでゆっくり山歩きを楽しんでいます。

また、どこかの山でお会いしたいです☆

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star

八ヶ岳デビューさせました☆
Utunduさん

こんばんは、コメントありがとうございます。

ほんとは、いきなり赤岳デビューさせようかと思っていました。
しかし、先々週に後輩と赤岳に登ったので、もう少しテクニカルなコースにしようと思いました。
高山病も心配でしたが、ゆっくり歩かせたので全く問題ありませんでした・・・
むしろ、結構なペースで歩けそうな感じです。
おそらく、自分より体力はあるでしょう・・・
歳による衰えを、少し感じてしまいました(笑)

そのうち、雪山もデビューさせちゃおうかな☆

star

star

まだまだ引き込みますよ☆
yamatyanさん

こんばんは、いつもコメントありがとうございます。

実は、今月末にもう一つ計画があります。
これは、実現されるかわかりませんが楽しみなんです。
少しでも、八ヶ岳の魅力を伝えられたらと思っています。

いいところに気づきましたね。
あれは、行きつけのファミリーマート諏訪南店です。
諏訪南ICを降りて、すぐ右手にあるあそこです。
八ヶ岳に行く時は、必ず寄ります。
ってそんなこと言ってるわけじゃないですよね(笑)
ナイスつっこみです。

弟は、カモシカに出会えて、とても満足していました☆

star

star

ほんとに良かったです☆
suezouさん

こんばんは、ご無沙汰しております。

以前、上司を前穂高岳に日帰りピストンした時、大ブーイングでした。
それ以来は、同行者のレベルをしっかり見極めてルートを選ぶようになりました。
今回も、弟にちょうど良いルートを計画していました。
結果まだまだ、歩けそうな感じでしたが。。。

八ヶ岳はこれから、紅葉シーズンに突入ですかね？
去年の涸沢が、思い出されます。
今年は、どちらもいまいちらしいですが・・・

自分も、再来週にはまた行く予定です☆

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delta-hf

素敵な記録！
本当にいい記録だと思います。

弟さんを思う気持ちが、ひしひしと伝わってきて、
温かい気持ちになりました。
なぜだかわからないけど、感動しました。

また先日、私も八ヶ岳に登りましたが、同じ山に登るにしても
人それぞれの思いで登っているんですね。

何かを思って登る、それは素晴らしいことだと実感しました。

star

ありがとうございます☆
delta-hfさん

おはようございます、コメントありがとうございます。

このようなコメントをいただけると、ほんとに嬉しく思います。
自分は、素直な気持ちをヤマレコに書き込んでいます。
読んでいる方が、感動でもしていただけるのならば、少しは気持ちが伝わったのかなんて、とても嬉しいです。

そんな感動を、発信できるヤマレコは最高ですね。
それと同時に、山ではいろんな感動も味わえます。
これだから、山登りはやめられないですね（笑）

こちらこそ、素敵なコメントありがとうございました☆

star