信州(茂来山〜四方原山)


- GPS
- 08:32
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,208m
コースタイム
天候 | 未明は雨、のち快晴(空気が澄んでいる)。平野部では暑かったとのこと(高崎や静岡で最高気温30.2℃を記録) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
自宅1430≒1453新宿(ICI石井スポーツ立寄り)1507≒1600狛江・実家2000≒調布IC≒2125境川PA2135≒双葉SA≒須玉IC≒(141)(299)≒2330臼石荘(車中泊) 【20111016】 臼石荘(入浴¥400、缶ビール¥400)1639≒1635滝平橋(チャリ回収)1654≒(299)≒1709十石峠1715≒(299)(林道矢弓沢線)(299)≒入間≒(463)≒所沢IC≒練馬IC≒2040自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・霧久保橋先の登山口から「こぶ太郎」や「大王トチノキ」を鑑賞しながらの登山路は、稜線に上がる最後まで、ほぼ谷筋についている(一部のガイドでは、途中から尾根筋についているかのように記載されているが誤り) ・茂来山の山頂からはほぼ360°の展望が得られる。 ・茂来山から四方原山までは、初心者だけで歩くのは避けた方が無難。地形図を読みながらルートファインディングを楽しむ。藪はないが、下草の少ない樹林帯で迷い易い場所がいくつかある。(尾根が屈曲していたりする) ・四方原山付近は地形が緩やかで、けもの道も多く、迷いやすい。 ・四方原山から北に下る下山ルートは2つある。1600mの等高線の西側を巻くものと東側を巻くもの。(今回はそれらを無視して、1564m峰を通って尾根筋を忠実に降りた) ・鍵掛沢と臼石荘との分岐(Co1375m)で、上記2のルートも合流する。臼石荘へのルートは、尾根筋の西面を巻いて徐々に下っている(左が谷のトラバース)ので傾斜は楽ちん。但し、それでも最後の方は分かりにくくなるが、あくまで尾根筋をたどると馬返近くの送電鉄塔に出て、落合橋で抜井川を左岸から右岸に渡る。右へ少し行けば臼石荘。 |
写真
感想
・標高が高くなくても、山と向きあえて充実していた、という意味でとても良い、自分らしい山行だった。静かなマイナールートを好む人にはお薦めのコース。
・先週に引き続き山岳図書「静かなる山」を参考に行き先を思案する。五郎山にも心惹かれたが、懸案だった茂来山に決定。四方原山まで縦走するので、チャリ(ママチャリ)を持っていくことに。
・夜遅くに臼石荘着。駐車場を利用させて頂いた。雨の音を聞きながら就寝。その後、すぐ近くで鹿の鳴声がしていた。
・5時の目覚ましではまだ雨脚がそこそこ。眠いのでもう少し眠る。6時に起きると雨は上がっていて、西の空は雲が切れている。天気予報通りで、よっしゃと身支度して、チャリで299号線を爽快に下る。滝平橋のたもとにチャリをデポして出発。
・「こぶ太郎」なる愛称の巨樹が森の巨人たち百選に選定されているらしく、登山口の手前の駐車場を含めて、良く整備されている。
・沢沿いのルートは森が綺麗で、森林浴にうってつけ。こぶ太郎も大王トチノキも元気に頑張っていました。
・茂来山に突き上げる沢沿いの道なので、最後の方は少々急登。それでもひょっこり縦走路(槙沢コースとの合流点)へ。左へ少し行けば、山頂。
・山頂からの展望は素晴らしいの一言。おそらく雨上がりで空気が澄んでいたという効果もあったのだろう。御座山方面だけが少し木々に隠れてしまっているが、その他はほぼ360°見渡せる。北の浅間連峰、奥には草津白根や志賀高原方面。左に目をやると、上田市街地から独鈷山や冠着山など。蓼科山から八ヶ岳主脈までは、最初のうちは山頂付近に雲がかかっていたものの、だんだんとそれも薄れてきていた。さらに南には南アルプス。甲斐駒、北岳〜間ノ岳、鳳凰など。さらにその左には、男山〜天狗、瑞牆山、小川山〜金峰山(の五丈石)〜国師〜三国山、両神、赤久縄などの奥秩父の山並み。そして東には、2006年〜2007年頃に踏査した西上州の分水嶺。この角度から見る荒船山はまた一興。その奥には立岩、鹿岩、妙義、稲包などの西上州の山々。
・茂来山から四方原山までのコースは、静かでしかも藪こぎは不要のとてもお薦めのコース。ところどころルートファイディングが必要なところがまた良い。秋風が涼しくて、紅葉も綺麗で、言うこと無し。
・四方原山付近では前回(2006年5月)同様、また少し迷ってしまった。地形が緩やか過ぎるため(と言い訳)。
・北への下山ルートはコースとは言えない尾根筋を忠実に辿る。途中で、大きな鹿が右から左へとダイナミックな勇壮な姿で駆け抜けるところを目撃。
・尾根筋を下るうちに、乙女の森バンガローへの分岐へ辿りつく。ここから臼石荘への道が分かれることは前回の山行で知っていた。稜線の西側を巻道がずーっとからんでいて、ゆるゆると下っていく。最後は、送電鉄塔を通って落合橋へ。
・臼石荘に戻って、入浴して一息ついてから、チャリを回収し、299号線を走って帰宅。
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