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Yamareco

記録ID: 7542889
全員に公開
ハイキング
甲信越

茂来山〜四方原山(佐久穂町)気持ちの良い尾根歩き

2024年11月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:41
距離
17.4km
登り
1,465m
下り
1,462m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:21
休憩
0:20
合計
5:41
距離 17.4km 登り 1,465m 下り 1,462m
8:45
19
9:04
9:08
7
9:15
38
9:53
9:58
48
10:46
10:48
65
11:53
12:02
136
14:18
ゴール地点
天候 快晴 → 晴れ 
冷たい風が吹き、午後にはちぎれ雲が増えてきました。
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の駐車スペース(15〜20台くらい)に駐車しました。
未舗装路でやや傾斜の急な坂があるので、状況によっては四駆推奨です。
 
コース状況/
危険箇所等
○霧久保沢登山口〜茂来(もらい)山 ※一般ルート
よく整備された登山道です。大トチより上は急傾斜に変わります。

○茂来山〜四方原(よもはら)山 ※破線ルート
ずっと稜線上を歩き、小刻みなアップダウンが連続します。
破線ルートですが、尾根から外れたり、支尾根に迷い込まなければ迷う心配は少ないです。
・赤羽ノ頭までは黄色いビニールテープ多数、一部ヤセ尾根あり。 
・赤羽ノ頭より先はテープ、マーカーは無くなりますが、所々に埋まっている境界標等を頼りにします。
・地蔵ノ頭手前から再びよく目立つピンクテープが設置してあります。
・地蔵ノ頭付近から先はササ、低木(カエデ類)等若干煩くなります。
・快適に歩くには、無雪期なら落葉後の今時期か早春の頃が良い気がします。

○四方原山〜霧久保沢登山口 ※ルート無し
・赤羽ノ頭手前の小ピークから分岐する北側の尾根を下り、登山口までショートカットしました。
・序盤は所々に赤テープあり、中盤は何も無し、後半は赤テープ・マーカーあり。
・尾根上はヤブはありませんが、落ち枝に頻繁に引っ掛かります。
・基本、一本尾根の下りですが、何度か小ピークを巻く箇所(踏み跡)があります。
・後半に1か所間違いやすそうな分岐があります。
・林道への下降点が分からなかったので、最後は適当にヤブ漕ぎしながら下りました。
 
その他周辺情報 下山後に少し離れていますが、あさしな温泉穂の香乃湯(日帰り入浴500円→割引450円)で入浴しました。
 
朝、登山口を出発。
8時半だけども車1台も止まっておらず少し不安に・・。
朝、登山口を出発。
8時半だけども車1台も止まっておらず少し不安に・・。
まずは細い丸太橋の渡渉から。
まずは細い丸太橋の渡渉から。
暫く登るとトチノキの巨木、コブ太郎に着きます。
1
暫く登るとトチノキの巨木、コブ太郎に着きます。
見上げるコブ太郎。
幹はコブだらけ。
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見上げるコブ太郎。
幹はコブだらけ。
さらに上には大王トチノキ。
このあたりはひこばえが元気に伸びるカツラの古木も多く生えています。
さらに上には大王トチノキ。
このあたりはひこばえが元気に伸びるカツラの古木も多く生えています。
真下から見上げる。
こちらも長い年月を感じさせられ、存在感あります。
真下から見上げる。
こちらも長い年月を感じさせられ、存在感あります。
うっすら雪積もる斜面を登っていきます。
うっすら雪積もる斜面を登っていきます。
トリカブトは枯れ上がり、種子も既に落ち切っています。
トリカブトは枯れ上がり、種子も既に落ち切っています。
登り切って稜線に出ます。
風が一気に強まるのでここで服装チェンジします。
登り切って稜線に出ます。
風が一気に強まるのでここで服装チェンジします。
稜線出てから少し歩くと間もなく山頂。
稜線出てから少し歩くと間もなく山頂。
茂来山山頂に到着です。
あたりの峰々は雲が掛かりますが、周辺は快晴!
茂来山山頂に到着です。
あたりの峰々は雲が掛かりますが、周辺は快晴!
久々に西上州の展望。
手前は荒船山、奥は榛名山かな。
久々に西上州の展望。
手前は荒船山、奥は榛名山かな。
浅間山は雲が掛かります。
浅間山は雲が掛かります。
八ヶ岳も残念ながら雲にすっぽりと覆われていました。
八ヶ岳も残念ながら雲にすっぽりと覆われていました。
東側方向は特徴的な山容、両神山が見えていました。
東側方向は特徴的な山容、両神山が見えていました。
奥のススキの原を抜け、四方原山へと続く稜線へ。
奥のススキの原を抜け、四方原山へと続く稜線へ。
前半は黄色いビニールテープあり。
割と最近付けられたものかな、と思います。
前半は黄色いビニールテープあり。
割と最近付けられたものかな、と思います。
途中の小ピークに三角点があります。
途中の小ピークに三角点があります。
木々の間から茂来山を望む。
木々の間から茂来山を望む。
序盤のヤセ尾根を過ぎてからは、見通しの良い広い尾根歩きが続きます。
序盤のヤセ尾根を過ぎてからは、見通しの良い広い尾根歩きが続きます。
小刻みなアップダウンを経て、赤羽ノ頭が近づいてきます。
小刻みなアップダウンを経て、赤羽ノ頭が近づいてきます。
登り切って赤羽ノ頭。
ここも三角点ありの小ピークです。
登り切って赤羽ノ頭。
ここも三角点ありの小ピークです。
山頂には控えめな木のプレートのみ。
山頂には控えめな木のプレートのみ。
同じような景色が続き、暫く歩き地蔵ノ頭あたり。
ここは道標無く、展望も木々の間からのみで限定的です。
同じような景色が続き、暫く歩き地蔵ノ頭あたり。
ここは道標無く、展望も木々の間からのみで限定的です。
このあたりが最もヤブが深いですが、この時期は通行に支障は無し。
このあたりが最もヤブが深いですが、この時期は通行に支障は無し。
所々ピンクテープと看板を目印に進みます。
所々ピンクテープと看板を目印に進みます。
下草が煩いですが道幅広い登山道。
下草が煩いですが道幅広い登山道。
最後は緩やかな斜面を登っていきます。
最後は緩やかな斜面を登っていきます。
カラマツと青空、初冬の風景。
カラマツと青空、初冬の風景。
登り切って四方原山山頂。
なだらかなで広い樹林帯の中の山頂です。
登り切って四方原山山頂。
なだらかなで広い樹林帯の中の山頂です。
展望はあまりありませんが、ここは一等三角点です。
展望はあまりありませんが、ここは一等三角点です。
あたりはマルバダケブキのふわふわ綿毛。
あたりはマルバダケブキのふわふわ綿毛。
山頂と。
少し休憩して来た道を引き返します。
山頂と。
少し休憩して来た道を引き返します。
復路は赤羽ノ頭の手前、小ピークを右折し、北西へ伸びる尾根へ入ります。
復路は赤羽ノ頭の手前、小ピークを右折し、北西へ伸びる尾根へ入ります。
ここからはバリエーション。
とは言え、前半はたまに赤テープがあります。
ここからはバリエーション。
とは言え、前半はたまに赤テープがあります。
一部傾斜が急で細い箇所もあります。
一部傾斜が急で細い箇所もあります。
途中、1498mピークの三角点に寄ります。
周りは似たような境界を示す石柱が複数埋まっており、少し掘ってみましたが、文字は不明瞭で読めず。。
途中、1498mピークの三角点に寄ります。
周りは似たような境界を示す石柱が複数埋まっており、少し掘ってみましたが、文字は不明瞭で読めず。。
まあ、たぶん正解ということにして、引き続き尾根下りへ。
まあ、たぶん正解ということにして、引き続き尾根下りへ。
三角点までは斜面の巻き道もありましたが、ここからは真っすぐ尾根下り。
三角点までは斜面の巻き道もありましたが、ここからは真っすぐ尾根下り。
遠くに国道のオレンジ色の橋が見えていました。
遠くに国道のオレンジ色の橋が見えていました。
唯一間違えるとすればここくらいか。
左の広い尾根へそのまま下りそうですが、ここは右が正解。
方角に違和感があって位置確認したら案の定右手でした。
(そのまま下っても作業道に当たるかして降りられたのかもしれませんが。)
唯一間違えるとすればここくらいか。
左の広い尾根へそのまま下りそうですが、ここは右が正解。
方角に違和感があって位置確認したら案の定右手でした。
(そのまま下っても作業道に当たるかして降りられたのかもしれませんが。)
左手には先ほどまでいた茂来山を見上げます。
左手には先ほどまでいた茂来山を見上げます。
終盤は稜線から斜面を巻きながら降りますが、途中で不明瞭になりました。
終盤は稜線から斜面を巻きながら降りますが、途中で不明瞭になりました。
伐採され開けた場所に出ます。
林道はすぐ下なのでこの先の降りやすそうなところを適当にヤブ漕ぎして抜けました。
伐採され開けた場所に出ます。
林道はすぐ下なのでこの先の降りやすそうなところを適当にヤブ漕ぎして抜けました。
無事に登山口付近の林道と合流します。
無事に登山口付近の林道と合流します。
登山口に戻り終了です。
登山口に戻り終了です。
帰りがけには浅間山に掛かっていた雲がだいぶ抜けていました。
帰りがけには浅間山に掛かっていた雲がだいぶ抜けていました。
アップで浅間山。
雪化粧した白プリンにちょこんと生クリーム(水蒸気)が乗ります。
次に登れるのはいつになるかな。
アップで浅間山。
雪化粧した白プリンにちょこんと生クリーム(水蒸気)が乗ります。
次に登れるのはいつになるかな。

感想

11/30土曜日は佐久穂町の茂来(もらい)山から四方原(よもはら)山を歩いてきました。
両山の間はオンシーズンはヤブになるとのことだったので、晩秋期のこの時期に歩いてみました。

仕事疲れ気味だったので、朝はゆっくり6時頃自宅を出発。
登山口へは8時半頃着きますが、駐車スペースはまさかのゼロ、誰もおらず。
時期誤ったかな、と思いつつ凍結も無いし雪もわずかなので予定通り出発。
ふかふかの落ち葉に前日降った雪がうっすら積もる登山道を暫く登ります。
途中にはコブ太郎と大王トチノキ。この2本が突出して大きいですが、カツラの古木なども多く、長い年月の間変化の少ない環境であることを窺わせます。
大王トチノキを過ぎると傾斜が急になり、既に地面にべったりロゼット状のシダの茂る急斜面をジグザグに登っていきます。
稜線に出ると一気に風が強まり、Tシャツ1枚から冬装備の服装に切り替えます。
距離は短く、少し登ると間もなく山頂でした。
山頂は展望開けていますが、周辺の峰々は軒並み雲に覆われていました。
遠くに特徴的な岩稜、両神山を久々に望みました。
風はやや強いですが、天気良いので奥の稜線を進みます。
赤羽ノ頭までは最近設置したのでしょうか、黄色いビニールテープが多数。
稜線上の岩を巻くような箇所はテープがあり分かりやすかったです。
途中、支尾根が多くあるので、方角を外さないように注意です。
(標高差があまりないので、基本的に今いる場所と同じ高さ〜高いところが近くに見えていればルート上からは外れていないものと思います)
赤羽ノ頭から先はテープは無くなりますが、境界線の石標等が所々埋まっているので、迷う心配は無さそうでした。
地蔵ノ頭の手前からササが増え、東山線との分岐あたりがヤブのピーク。
とは言え、この時期は葉も全て落ち、見通しも良く乾いており、通行に支障無く快適に歩けました。
ヤブが出始めてからは、よく目立つピンクテープが所々に設置されていました。
緩やかに登ると四方原山山頂。
一等三角点ですが、樹林帯内の山頂で展望は無し。
座るところも無く、じっとしていると冷えてくるので休憩も程々に折り返します。
復路は赤羽ノ頭手前の小ピークから北西方面へ分岐する尾根を使い下ってみました。
バリエーションですが、今時期は見通しも良く、所々踏み跡あり、危険個所は無し。
(ただし、落ち枝は多く、時折引っ掛かります)
最後の下降点のみ結局分からず仕舞いでしたが、無事に登山口付近の林道に降りることができました。

最初の茂来山への登り以外は全て日当たりの良い稜線上を歩くルート。
風の割には寒さは感じず、見通しの良い快適稜線歩きを楽しめました。
また、雪の状況やヤブの程度が分からなかったので久々に重登山靴で歩きましたが、今回のコンディションならまだトレランシューズでも大丈夫そうでした。
茂来山は今回の霧久保沢ルート以外にも複数あり、またオンシーズンにも再訪したい山です。
この日は時間が早ければ下山後にお隣の山も歩く予定でしたが、出発時間が遅かったため下山時で既に14時半。
雲も増えてき始めたので今回は軽めに終了。
帰りがけにあさしな温泉穂の香乃湯で入浴し、復路も下道で帰りました。

昨年から集中的に巡っていた信州百名山は97座となったところで今年は終了。
来年機会があれば残り3座も訪れたいと思います。
 

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