花と赤線繋ぎの西上州2日目(桧沢岳+天狗岩〜シラケ山〜烏帽子岳)
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- GPS
- 08:05
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,817m
- 下り
- 1,488m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:21
14:00シボツ沢登山口-14:15六車公衆トイレ
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
(山と高原地図のPマークに停めたつもりが、だいぶ下でした) シラケ山:烏帽子岳登山口に自転車デポ、六車公衆トイレに駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・雨沢から天狗岩はバリエーションルート。 南牧村総合運動場へ向かう車道から途中で林道へ入り、 711辺りで稜線目がけて登ります。 その後湯ノ沢林道を横切るまでは作業道なのか、踏み跡・テープともにあり。 林道を横切って1061から先は岩稜帯。 レベル的にはシラケ山〜マルの稜線よりやや易しいか。 その後市町村境に合流してからはアップダウンのある稜線歩きですが、 岩場は全て南側に巻くことができます。 ・桧沢岳の下りで熊見ました。 熊が鈴に反応して逃げ出しました。 |
写真
感想
前日の妙義山に引き続いての西上州山行、
この日は西上州の春に欠かせない「ひとつばな」に会いに山をチョイス。
先週末が標高1000m台の三ツ岩岳が満開とのことだったので、
さらに標高が100m高い桧沢岳とシラケ山〜烏帽子岳のダブルヘッダーを計画。
夕方から雨の予報だったので、天気を見ながらの山行です。
また南牧村と上野村の赤線繋ぎを決行すべく、
天狗岩の北側の尾根に着目しました。(ヤマレコで1件ヒット)
前日に自転車をデポした大仁田ダムで朝を迎えますが、思いの他いい天気。
天気は下り坂なので、まず先に短時間で登れる桧沢岳に登ることにします。
見晴台まで登ってくると、周辺はひとつばなに囲まれてます。
またこれから登る西峰頂上付近が赤く染まっているのが見えテンションアップ。
見晴台からは一登りで西峰へ。
予想以上に天気が良く、展望・ひとつばなともに見事。
西峰からさらに西にピークがあり、そこまでのルートが最も花がきれいでした。
桧沢岳本峰は展望がありませんが、これで群馬100名山の西上州編は完登です。
次はいよいよ南牧村と上野村の赤線繋ぎを実行すべく、バリルートに挑戦。
天狗岩の北側に延びている尾根にのっかり、南下します。
思ったより踏み跡が明瞭で助かりますが、アップダウンもそれなりに。
1061から先は岩場が出てきて、同時にひとつばなも登場。
徐々にやせた尾根になり、そこでヘルメットを装着。
絶景をひとつばなを見ながら、南牧村と上野村の村境の稜線に到達。
ここから天狗岩までも結構アップダウンありましたが、
ようやく見覚えのある一般道に合流、赤線接続です。
バリルートが3時間以上続き、ほっとした瞬間です。
シラケ山からは烏帽子岳までの稜線が一望できますが、
ひとつばなは稜線の南側でポツポツ咲いていますが、
北側には全く見当たらず、一面赤に染まるとはなりませんでした。
ここは一度花のピーク時に来てみたい所ですが、今回もお預け。
岩稜歩きの縦走を楽しんで、1泊2日の西上州山行も終了です。
予定通り、妙義山と桜、岩峰とひとつばなのコンビネーションを楽しみ、
また、なかなか線にならなかった西上州の赤線も徐々に繋がってきました。
天気は終わってみれば2日ともまずまずの登山日和で、
刺激一杯の春の西上州を満喫できました。
西上州1日目はこちらです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1428017.html
コメント
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hirokさん、こんばんは。
2日間の遠征。おつかれさまでした。
西上州エリアに、どんどん赤線が入ってきますね。
ヒトツバナもすばらしい咲きっぷり。
この時期の西上州は素晴らしいです。
土曜、こんなに天気がよいのなら、
中央線南の山ではなく、西上州に行けばよかったです。
「上野村〜天狗岩〜(林道経由)〜白髪山〜万場」も候補でしたが。
ちなみに、天狗岩〜烏帽子って、どれくらいハードなんでしょ?
sat4さん、こんばんは
隙間だらけの西上州の赤線が、ようやく線になってきました。
難易度高いエリアですが、やりがいもあります。
ひとつばなの季節or紅葉の季節は西上州欠かせませんね。
土曜日の天気は午前中持てば、という思いでしたが、
結果的には終日登山日和となりました。
気象庁もSCWも外しましたが、ウェザーニュースが当ててました。
天狗岩〜烏帽子岳は山と高原地図で4段階のうち難しい方から2番目ですが、
2番目にランクされている山(裏妙義、毛無岩など)の中では、
最も易しいと思いますので、2.5番目ぐらいといった感じです。
(鹿岳、立岩は難しい方から3番目)
鎖は全くなく、確かロープもなかったように記憶してますが、
他の山であればロープぐらいあっても、という箇所がいくつかあります。
また、P1〜P3はヤセ尾根で高度感を感じる所がありますが、
慎重に歩けば技術的には難しくないです。
巻道は普通の登山道ですので、そちらに回避する手はあります。
hirokさん、こばんは。
確かに、二日間、GW中のような山行、お疲れ様でした
天狗岩へのバリルート、この線は考えたことがありません。
今度考えてみます。
また、西上州は今回 hirokさんが歩かれた桧沢岳や、他にも
個別に登らなければ。。。と思っているピークがいくつか
あります。今年は諦めましたが、やはりアカヤシオの時期に
コツコツと登ろうと思っています
それにしても、土曜日は曇天と思って息子との山歩きを
中止しましたが(そして、那須の方はやめて正解の天気
でした)こちらは、青空でビックリです
父不見山→二子山→諏訪山→立処山を候補のひとつに
していたので、行けばよかったかな。。。
youtaroさん、こんばんは
いろいろ調べましたが、天狗岩の北側の尾根を歩いた記録は1件しかなかったので、
かなり不安が大きい中の計画でしたが、
林業の方が多く入っているようで、踏み跡はかなり明瞭でした。
とはいってもアップダウンはそれなりで、最後は岩場も出てきますので、
いい緊張感を持って歩けました。
一般道に合流するとほっとしますよね
桧沢岳は2時間ほどで歩けるのでなかなか歩く機会がやってきませんでしたが、
組み合わせることでようやく実現しました。
例にもれず、岩峰+アカヤシオの西上州らしい景観が待ってますよ
普通はあの天気予報を見たら躊躇しますよね。
前日群馬県にいたので登山する気になりましたが、
東京からだと遠征していなかったと思います
2度目のこんばんは!
土曜日ですが、強風とまとまった雨で大変でした。
それなのに、南牧村は晴れていますね
同じ長野県とは思えませんよ
1日目と違い、行程の随所に現れる花々にホッとします。
それでも読み進めてみると、バリやヘルメット区間に突入
やはり、西上州は手強き存在ですね。
山歩きが長くなると、より刺激を求め、ジャンキー化すると
言いますが、成る程〜と、思ってしまいます
まあ、hirokさんの場合、年期とスキルが見事にシンクロ
していますので、拝見していても安心していられますね
難関ゾーンでも着々と繋がる赤線!
日本列島を深紅に塗りつぶすまで、飽くなき挑戦は
続きそうですね
tailwindさん、こんばんは
やはり西から天気崩れたのですね。
野辺山がある長野県南牧村(みなみまきむら)と、
今回行った群馬県南牧村(なんもくむら)、
近い場所に同じ漢字の村があるのは紛らわしいです
群馬といっても長野県境まですぐです。
午後はパラパラ来るかなあと覚悟もしてましたが、最後まで青空に恵まれました
西上州は他のエリアにはない独特さがあります。
出会う人も少ないですし、ルートも不明瞭な所が多い。
それでも奇岩の連続、岩とひとつばな、見事な紅葉と魅力溢れるエリアだと思います
百高山に続き、tailwindさんに遅れること○年、
今年は何とか太平洋〜日本海の赤線を繋げたいと思います
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