道の駅みとみ→木賊山→甲武信ヶ岳→破風山→雁坂峠→道の駅みとみ
- GPS
- 10:52
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,283m
- 下り
- 2,287m
コースタイム
08:35 徳ちゃん新道経由で近丸新道との合流地点(12℃)
10:17 木賊山(9℃)
10:58 甲武信ヶ岳(11℃) 25分休憩
12:32 破風山避難小屋(11℃)
13:11 破風山(14℃)
14:19 雁坂嶺(12℃)
14:50 雁坂峠(11℃)
16:20 沓切沢橋(14℃)
17:16 道の駅みとみ(15℃)
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト:西沢渓谷入り口付近、雁坂トンネル入り口付近 ・雁坂峠からの下りで沢を渡る箇所が数カ所あり、特に沢のある急斜面を横切る箇所は足場も狭く、危険 |
写真
感想
04:00〜06:25 自宅→調布IC→初狩IC→道の駅みとみ
途中でryoukichis氏を拾って調布ICへ。早朝ということもあり、高速の流れはスムーズ。道の駅みとみまで高速を降りて30kmくらいがあったが、これまた早朝ということもありストレスなく到着。高速料金は深夜割引や休日割引で合計1000円。(調布IC→八王子IC間250円、八王子IC→初狩IC間750円)なお、復路は調布IC→八王子IC間の深夜割引が適用されず、合計1100円。ちなみにウチの車は軽なので若干安い。
道の駅にはまばらではあるもののすでに駐車している車が見られた。車中泊もしくは山で泊まっている人のものだろうか。釣り人も見かけた。道の駅の売店はさすがにまだ営業していなかった。トイレ等を済ませて出発。(さすがに道の駅だけあってトイレは綺麗だった)
06:25〜08:35 道の駅みとみ→徳ちゃん新道・近丸新道合流地点
道路を北上するとすぐに西沢渓谷入口への道路がみえる。しばらく舗装された道路をすすむ。ゲート前に登山ポストあり。
全行程10kmくらいの西沢渓谷のハイキングコースがあるらしく、純粋に紅葉狩りを楽しんだり小さい子連れならちょうどよいかも。この時間はほとんど人がいなかった。
やや細めの徳ちゃん新道入口からようやく山道に入る。地面はフカフカで気持ちが良い。木々の合間をひたすら登るので眺望はないが、もののけ姫に出てくるような森は、なかなか趣がある。
08:35〜10:17 近丸新道との合流地点→木賊山
徳ちゃん新道から引き続きなだらかな上りが続く。木賊山山頂は眺望がないがベンチなどがあり、休憩にはちょうど良い。曇り気味だったせいか、上着をはおらないと寒い。(ちなみに歩行時は長袖+半袖シャツ1枚ずつ)
10:17〜10:58 木賊山→甲武信ヶ岳
木賊山からしばらく行くとようやく開けた場所があり、甲武信ヶ岳や三宝山が見える。ガスが出ていて若干見晴らしが悪いが、遠くには紅葉した木々も見え、少し満足。ちょっと進んだところに甲武信ヶ岳への上りに入る前に甲武信小屋があったが人影は特になし。外に設置されているトイレ(工事現場などに有りそうなやつ)は使用中止との張り紙があった。また、水は1L50円で汲めるらしいが、飲用可否は明記されず。(基本的に山小屋の水は飲用可能なのだろうか?)
小屋から少し登ると山頂へ到着。甲武信ヶ岳山頂には先客が数名居ただけだったが、我々の登頂数分後に続々と中高年グループがあちこちから登ってきて騒がしくなった。100名山にはつきものなのか。
ガスが出ていたが眺望はよく、昼食を取りながらしばらく眺めを楽しんだ。25分くらい休憩して下山開始。
11:23〜12:32 甲武信ヶ岳→破風山避難小屋
今度は木賊山の巻き道を使って破風山方面へ。傾斜もきついところはなく、道は歩きやすい。休憩もあったのでサクサクとすすむ。
破風山避難小屋前には水場への標識が出ていたが、20分もかかる(と書いてあった)上に水は十分残っていたので無視。
12:32〜13:11 破風山避難小屋→破風山
甲武信ヶ岳に登頂して油断していたが、ここが本日のルートで最もつらい上り坂だった。段差が大きくて道も狭く、踏みにくい尖った岩がゴロゴロしていて歩きづらい。後ろを振り返ると中々の眺望だったが、登りきってしまうと木々に阻まれ眺望はなくなってしまう。
13:11→14:19 破風山→雁坂嶺
先ほどの上りが嘘のようになだらかな道が続く。途中に南側に展望が開ける箇所があったが、ガスが出ていてほとんど何も見えない。東破風山手前のところで雲間から富士山が見えた。ちょうど富士山のところだけがぽっかり晴れている感じで、まるで天空の城ラピュタ。
14:19〜14:50 雁坂嶺→雁坂峠
比較的なだらかな道が続く。ちなみに雁坂峠は日本三大峠(その存在さえ全く知らなかったが)の一つらしい。他の2つは北アルプスの針ノ木峠、南アルプスの三伏峠というところらしいが、三伏峠ではなく八ヶ岳の夏沢峠という説もあるらしい。(夏沢峠は以前硫黄岳に登ったときに確か通ったが、そんなことを書いてたかな…)ゆくゆくは登って(通って?)みたい。眺望はやはりガスのためほとんどなし。
14:50〜16:20 雁坂峠→沓切沢橋
雁坂峠から広瀬方面へ向かう道へ下る。やや急斜面な道をジグザグ状に下る。踏み跡がしっかり付いており道幅もそれなりにあるため、歩きにくくはない。ガスのため眺望は良くないが、近くの紅葉は美しい。しばらく下ると沢を渡る箇所があり、そこからは渓流沿いに下る。時期的に麓付近のほうが紅葉していたということもあり、渓流と紅葉のコラボレーションを十分に楽しむことができた。惜しむらくはテープがこれでもかというくらいにしつこくついていたこと。確かに沢を渡ったり踏み跡が不明瞭な箇所もあったのだが…。
途中で足場の悪く狭い岩場を下ったり、急斜面の沢を横断したりする箇所があり、特に慎重に行動した。
16:20〜17:16 沓切沢橋→道の駅みとみ
舗装された道路を下る途中で2頭の鹿と遭遇した。このあたりの紅葉も綺麗で、見納めに十分堪能した。登山ポストがある辺りで広瀬方面への標識が出ており、今にして思えば本当はこちらへ行くべきだったと思うのだが、そのまま舗装道路を進んでしまった。途中でおかしいと思って舗装道路の分岐点を右側へ進んで道の駅の通りに出ることができた。道の駅についた頃にはあたりもだいぶ薄暗くなってしまっていた。駐車している車の台数も朝と同じくらいか。
総括
時間的にも厳しく、破風山の上りの辛さ、危険な渡渉箇所等もあったものの、人通りもなく静かな道で、最後の渓流沿いの道など見所のある所が多くあったので、甲武信ヶ岳ピストンではなく雁坂峠方面から下山したのは正解だったと思う。
また、ルート全体を通して道を間違いやすそうなところにはロープで通行止めにしたり、休憩スペースが要所ごとに設けられている等、非常に整備されている印象を受けた。もちろんやり過ぎは興ざめだが、初心者にはありがたい配慮だと思った。
帰りの高速は渋滞していて、往路は2時間強だったのに対して復路は3時間半くらいかかった。こんなことなら下山後風呂や飯でも食ってからゆっくり戻ったほうがよかったと思った。運転自体も疲れるし、電車のありがたみがよくわかった。ガス代、高速代はryoukichis氏と折半だったが、2名の割り勘では公共交通機関と大差なかった気もする。しかし、日帰りだと都合のよい電車、バスがないのでやむを得ない…。
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