折立山〜権現山〜ホッケ山〜蓬莱山〜打見山
- GPS
- 07:36
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 957m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都バス - 出町柳駅前〜平 800円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■平バス停〜折立山〜権現山 バスで通って来た国道を少し戻り、平の集落内を通って行くと国道に出合い、国道を横断して林道へ進みます。 少し歩くと、権現山の登山口があり、ドン谷を辿るルートへ向かいます。 踏み跡はしっかりとしており、特に問題なし。 途中、染み出した水で道が湿っているけど、大丈夫でしょう。 アラキ峠に到着後、折立山へ。 踏み跡は薄めで、ザレ気味のやや急斜面なゾーンもあるけど、登りは特に問題なく、下りは踏み跡を見失いやすそう。 『山と高原地図』では、往復で30分となっていますが、そんなには掛かりません。 峠から植林帯が続き、しばらく登ると少し傾斜が増します。 傾斜が緩んだ辺りで倒木が多くなり通行が困難となり、新しい踏み跡を辿るような感じで左方向へ迂回し、適当な所で進みやすそうな方へ向かい、登山道に復帰します。 右側に京都北山方面の展望が広がると、すぐに権現山山頂です。 ■権現山〜ホッケ山〜蓬莱山〜打見山 人気の縦走路でもあり、道ははっきりとしています。 所々に注意すべき点があるかも知れないけど、特に問題なし。 ■打見山〜志賀駅 キタダカ道を通っての下山になります。 下り始めはやや急な斜面で、少し注意が必要でしょうか。 その後のトラバース道は道がやや狭く、転倒や転落しないように確実に進みたいですね。 クロトノハゲの手前はえぐられたような道になっており、やや歩きにくい。 クロトノハゲは少し滑りやすいかな。 広葉樹の樹林帯を抜けると、植林帯のつづら折れの道になります。 分岐地点で左折して橋を渡り、道なりに進み続けると木戸登山口で、ここからは舗装路歩きです。 以上、過去のレコの記述を部分的に改変した上で掲載しています。 |
写真
感想
昨年の9月に遠征へのトレーニングを兼ねて、両親と南比良の縦走へ赴きました。
その時にイワカガミの葉を多く見かけていて、今回はその花を見てみたいとのリクエストがあり、ほぼ同じルートを歩きます。
3週間前のカタクリ観察の山行と同様、父はまだ体の具合が十分でないために今回も不参加となり、母との山行です。
これが今年最初の比良山系への山行で、色々と歩いてみたい所は多いのに随分と出遅れてしまった感じですが、昨年と同じぐらいの頻度では訪れたいと思っています。
以下、いつも通りに長文です。
昨年は花折峠を確認しておきたかったので、花折峠口バス停からのスタートでしたが、今年は登山口に近い平バス停からのスタートです。
先に出発した人が国道を進んで行くのが見えますが、高速で走る車が横を通過して行くのは心地悪いので、すぐに平集落内の道に逃れます。
国道と出合って横断し、林道をてくてく歩いて、登山口に到着。
しばらく登って道が濡れている辺りになる頃、後続の人達が近づいて来ます。
アラキ峠までの距離などを勘案し、母を置いて進んでも大丈夫だろうと判断し、折立山までのピストンへ向かうのを告げて、速度を上げて先へ進みます。
アラキ峠に到着し、すぐに折立山へ向かいます。
まずまずの急斜面を息を切らせながら登って行き、折立山山頂に到着です。
特に何かがある訳ではなく、これから向かう権現山が樹間から見えているぐらい。
少しだけ休んだ後、薄い踏み跡を見失って軌道修正しつつ下り、アラキ峠に帰着し、休憩中の母に合流です。
微風が心地良い中、植林帯の尾根道を進みます。
後半は斜度が増して頑張り所となり、最後の傾斜が緩んだ辺りで前方は倒木が幾重にも横たわり、従来の進路が閉ざされています。
左側に迂回して行く踏み跡が見え、それに従って進み、はっきりしなくなった辺りで倒木が少なそうな方へ行くと、登山道に合流します。
この辺りで右側の視界が広がり、京都北山の峰々が見えているのだけど、残念ながら霞んでいるせいで遠くまでは見えない。
程なくして、権現山山頂に到着です。
先着のパーティにご挨拶し、すぐに栗原側から登って来られた方にもご挨拶。
琵琶湖側の展望も霞んでおり、残念な感じです。
イワカガミがあるはずだと探し始めて、すぐに発見。
斜面に咲いており、うまい具合に背景に青空を配する形で撮影でき、笑みが漏れます。
縦走路にもイワカガミが咲いており、観察や撮影をしながらののんびり歩き。
特に祠の辺りは昨年と同様に群生していて、結構な密生状態。
所々に輝くように咲いているオオカメノキなどを眺めながら歩き、ホッケ山山頂に到着です。
先着されている方がおられ、こちらも同じように見渡す限りの展望を楽しみます。
この先はアセビが目立つ程度で木々は少なく、辺りは丈の低い笹に覆われがち。
小女郎峠から小女郎ヶ池に立ち寄ると、青空に映える風景が広がっています。
峠に戻って縦走路を進んで行くと、次第に蓬莱山の姿が大きくなって来ます。
一旦、山頂付近が見えなくなった後、最後の斜面を登り切ると、蓬莱山山頂に到着です。
正午ぴったりの到着で、山頂はそれなりの賑わいだけど、恐れていたほどではなく、山頂の風景を楽しみつつ一連の撮影を済ませます。
テラスのデッキに移動して、昼食です。
今回は金毘羅道下降点の横を通って打見山へ向かう事にし、テラスの前方へ。
ゲレンデの端を歩いて行くと下降点があり、一応は通行止め扱いのようですが、歩き慣れている人であれば通行は可能のようです?
撮影だけで通過し、左の斜面のお花畑を見ながら下ると、鞍部に到着。
すでにたくさんの人が視界の中にあり、やはりハイカーの肩身が狭いように感じてしまう。
なるべく気配を消すように歩き、近くが工事現場となっている打見山山頂に到着です。
トイレを済ませ、この後どうするかを母に確認。
少し迷っているようでしたが、疲れているので無理せずに下山となり、比良岳へのピストンは取り止めです。
下山は昨年の9月の時と同様にキタダカ道を通ります。
まずは急な階段を下り、トラバース道へ進んで行くと、程なくしてイワカガミが見られるようになり、この辺りはまだつぼみが多い。
少し霞が薄れつつある琵琶湖方面の展望や、青空に映える新緑を楽しみつつ下って行くと、シャクナゲの花がまずまず良い感じで咲いています。
クロトノハゲにて比良岳から続く比良の山並みを眺め、さらに下って行きます。
その先はイワカガミの道という感じで、期待通りにたくさんの花が咲いています。
つづら折れの道の脇の急な斜面に群生しており、頑張って近くまで行って撮影しますが、思ったほどには良い出来にはならず。
その後もしばらくは咲き続けており、飽きずに観察と撮影。
いくつかの倒木を避けて進むと、いつものように天狗杉が屹立しています。
その後も花を探しながら下って行くと、早くも開花が進んだヤマツツジなどが目を楽しませてくれます。
分岐にて左折し、堰堤越しの琵琶湖の風景などを見て進むと、木戸登山口に至ります。
後は舗装路歩きとなり、最後は琵琶湖岸に寄り道。
前後して歩いて来た3人組のパーティの方達も先に到着して休憩されており、「お疲れ様です」との言葉をかけていただき、こちらも「お疲れ様です」と言葉を返します。
湖面を忙しく動く水鳥を眺めつつ、のんびりとパン休憩。
頃合を見計らって駅に向かい、志賀駅に到着し、今回も無事にゴールです。
今年最初の比良山系への山行はイワカガミ尽くしという感じでした。
母もしっかりと最後まで歩き、堪能してくれたはず。
昨年の5月に初めて比良の山を訪れ、その時にはイワカガミが咲き誇る縦走路歩きを満喫し、この山域の魅力の一端を感じ取りました。
初めの方にも書いたように、今年最初の比良山系への山行が遅くなってしまったかなという感じですが、色々と歩いてみたい所はあるので、また計画を練って挑みたいですね。
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