二転三転した行先は…、錦秋の鳳凰山☆(青木鉱泉〜観音・薬師岳〜夜叉神峠)
- GPS
- 08:50
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 2,010m
- 下り
- 1,726m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
※本来なら韮崎発7:10→青木鉱泉8時頃着のバスあり(山梨中央交通)。前日に落石があったため運行中止らしい ※甲府ターミナルホテル前夜泊(ハイキングプラン3800円、ペットボトルの水もついてます♪。フロントの方(オーナー?)が登山されていたらしく、バスの事など非常に親切に教えて頂きました。感謝!) ○帰り バスにて、夜叉神16:56発→甲府18:10着(山梨交通バス、1380円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
皆様書かれているので割愛させていただきます。 この日凍結箇所はなし、ドンドコ沢は岩が濡れていて滑り、足がかりを探すこともあります。 また、特に登山口付近は落ち葉で踏み跡が分かりにくく、赤いマークを見落とさないように注意が必要かと思います。 |
写真
感想
北アルプスのバスは終わってしまいましたが、南アのバスはまだ運行中。
そうだ、今年中に行きたかった北岳に行ってこよう!と、週末は白峰三山縦走を企みました。
・・・がここから紆余曲折を経て鳳凰へ変更です。
^貪礁
悪化していく天気予報に、初コースで稜線歩きも長いし金曜に中止を決定
→一時かなりテンションが下がり日曜は奥多摩ろうかと思った程でしたが、そもそも目的は北岳初登頂だったことを思いだし(笑)、日曜の「北岳日帰り」に変更。
土曜夜に甲府入りしました。
二転目
朝3時半、甲府駅バス停に貼り紙…。4時発広河原の便が、南アルプス林道状況確認のためまさかの運休(夜叉神のゲートが開かない)。しばらくショックから立ち直れず呆然…。
→バス停にいたソロ山ガールさんと代替案を検討、韮崎駅からの青木鉱泉行きバス利用による「青木鉱泉〜観音岳ピストン」に変更。
※朝4時時点では林道通行止めでしたが、5時頃解除されたようです。
三転目
ところが韮崎駅でもまさかまさかの貼り紙、バス運休。
(雨のためとありますが、実際の理由は昨日のバスへの落石で道は全く問題なし)。貼り紙がトラウマになりそう(泣)
→結局、ソロ山ガさんとタクシー相乗りで青木鉱泉へ向かいます。
ただ山ガさんは小屋泊まりなので問題ないのですが、私は青木鉱泉から帰るバスがないため夜叉神下山を検討。
中道経由なら余裕のようですが、紅葉のドンドコ沢歩いてみたい…。
タクシーの中で地図とにらめっこの末、13時半までに薬師に着けなかったら中道経由で青木鉱泉に下山をエスケープとします
(この場合はタクシー利用ですね)。
ということで、ようやく 「青木鉱泉〜ドンドコ沢〜観音・薬師岳〜夜叉神」に決定!
さて、7時半過ぎ青木鉱泉を出発。
沢沿いの紅葉が綺麗なんですが、なんとなく時間が気になって集中できません。
おまけにしょっぱなから忘れ物を取りに戻ったりとタイムロス。
時間に多少の余裕は見てますが、先の長い山行で初めのタイムロスはかなり焦る
(青木鉱泉下山は金銭面から避けたいところ…)。
10時頃にハイペース&心体不一致&意外な急登に、最近の足筋疲れもあってかかなりヘロヘロに。
鳳凰小屋まで辿り着けないんじゃないかと思って、この時点での青木鉱泉下山も頭をよぎったほどです。
白糸滝あたりから多少想定時間に近づいたこともあり、ようやく落ち着きを取り戻し、歩きに集中しました。
さて、ドンドコ沢は初めて登りましたが、紅葉に彩られた滝が目を楽しませてくきれます。
五色滝を過ぎた辺りから樹林帯を抜けると、突然目の前に地蔵岳!テンションアップ!(ようやく(笑))
そこから鳳凰小屋まではすぐでした。
また、夜叉神のバスに間に合いそうな気配が濃厚になってて一安心。
鳳凰小屋からは地蔵はパスし、近道で観音岳を目指します。
近道ってやっぱり急登…、稜線まで一気に高度をあげます。
途中から鳳凰らしい白い岩稜とダケカンバ帯、そして稜線へ。
!!!
突然の展望にテンションはまたまたアップ。来て良かった〜!
貸しきりの観音岳山頂から、眼下の紅葉と何より地蔵岳が素晴らしい!
北岳方面は霞んでしまいましたが尾根を見ながら妄想。笑
いつまでも見ていたい景色でしたが、下山しないとですね。
稜線も貸しきり、またもや観音岳山頂も貸しきり(この時間だから当たり前?)。
積雪期にhariさんと登ったことを思い出しながら夜叉神に向かいます。
もっとほっそーいトラバースばっかりで歩きにくいイメージでしたが、
道幅は広くてかなり歩きやすい。だらだらしてますが膝には優しい♪
また、杖立峠あたりから紅葉が素晴らしく、気持ちに余裕が出たのもあって歩が止まりがち&るんるんしてました。
色々あったので山行時間以上に長く感じたけど、錦秋の鳳凰を満喫しました☆
四転目がなくてよかった・・・。
そうそう、これで鳳凰は三山行きましたが、つぎはぎなので来年は三山縦走をしてみたいです。
流石はtamaoさん?登らずにはいられなかったんですね(笑)鳳凰小屋まで意外に遠くて焦りますよね〜…時間との戦い…精神的にやられますよね〜…女性1人で心細かったでしょうが流石の精神力ですね…無事登頂無事下山おめでとうございました(`∇´ゞ
懐かしいです〜!
若い頃には何度もお世話になりました。
それにしてもなんとしても登ろう!というtamaちゃんの気迫に脱帽です!
後半の晴れ間はきっと山の神様から頑張ったtamaちゃんへのご褒美だね
tamaoさん、
何やらトラブル続きだったようですが
素晴らしい山行になって良かったですね
素敵な写真をありがとうございます
おはようございます。
コメントありがとうございます。
いや〜、日帰りでホテル泊まですること自体奮発してるのに、どこにも行かずに帰るなんてありえないと…(単に貧乏性?)。
でも甲府駅で山ガさんやホテルのオーナーの方の代替案がなかったら、泣き寝入りしてたかも…。
大変だったけど鳳凰は紅葉時期にいってみたかったし、満足しました〜♪
甲府駅バス停前でバス運休の張り紙を見て呆然としてる tamaoさんを想像すると、
・・・ちょっとだけ笑えそう(失礼)。
いや〜でも、さすが tamaoさん、転んでもただじゃ起きませんね。
何か方法を探して北岳に行っちゃったのかと思ってましたが、
北岳はやはり駄目でしたか、残念。
色々とあっての転進先が鳳凰山だったようですが、
早朝からドタバタ・ジタバタして焦った割にはサクッと回ってしまいましたね。
稜線から下の方の唐松も黄金色に輝いてたでしょうね。
今回は夜叉神からの最終バスに間に合わせる為、無理だったでしょうが、
時間があれば苺平からちょっと寄り道して辻山に行かれればもっと良かったと思います。
山頂から30m先に展望が良い場所があって、
白峰三山、仙丈ケ岳、観音岳、薬師岳は勿論、天気が良ければ八ヶ岳も見えるスポットです。
山と高原地図では破線扱いとなってますが、別に難しい道じゃなく、片道10分、往復20分です。
30分もあれば眺望を堪能して苺平に戻れますので次回是非寄り道してみて下さい。
写真の端々に黒い影が写ってるのはカメラを落とした際、
レンズカバーがちゃんと開かなくなった為ですか?
ついてないですね、前回は横尾尾根で忘れそうになったし。
そろそろデジ一を買えばってことなのでしょうかね?
気疲れされた山行だったようですが、お疲れさまでした!
なんだかんだで、
やっぱり南アが諦め切れなかったあたりが
tamaちゃんらしいね(笑)
結局静かな秋の鳳凰独り占めだったね
四転がなくて本当に良かった
曇り空も相まって、白砂と茶色に色づく山肌…
綺麗というかかっこいいねぇ
青木鉱泉からは行った事がないので、
滝のマイナスイオンが心地良く感じる頃に行ってみたいなぁ。
今週末は予定通り遂行できるといいね
お疲れさまでした。
薬師岳を夜叉神から
地蔵岳をアサヨ峰から
観音岳を青木鉱泉から
↑なかなかこんな人はいなくてグッドです
あ、写真撮るときは
レンズに指が入らないようにね
tamaoさん、こんばんは
うまく挽回?できたのは良かったですし流石ですね
私なら心折れて甲府から傷心の帰宅だったかも・・・
山でのカメラにはお互いトラブルがありますね
私も山での落下にてゴミみたいなのが写真にるようになってしまってテンション下がったことありました。
鳳凰三山を縦走するなら早川尾根とつなげたいですよね
黒戸尾根→甲斐駒→早川尾根→鳳凰三山縦走のソフトMはどうでしょう
tamaoさん こんばんは
今回も、がっちりやってますね。
いつも凄いな。と関心しています。
写真は微妙な影が良いですね。
tamaoさん写真はいつも綺麗でいいなと思っています。
これからも綺麗な写真をUPして下さい。
おー、孤軍奮闘お疲れ様でしたね★
しかし、ドンドコ沢の真髄は鳳凰小屋から地蔵にかけての「白砂ビーチのサラサラ登り」なのですよ、ふっふっふ。
急登りのドンドコ沢ルートを詰めた後、ムーンウォークが如き「足を前に出しても出しても進まない」というモドカシさと、
オベリスクを至近に捉えた素晴らしき景観とのギャップがまた自虐的。
これは贅沢な経験ですぜ!
ということで、次は「計画的な」ドンドコ沢ルートで
早速のご訪問ありがとうございます。
懐かしの夜叉神なんですね〜☆
登山口の小屋、お風呂があるって今回はじめて知りました。夜叉神峠でコーヒー飲んでる暇があればお風呂に入れたなと思っちゃいました。笑
昼からの晴れ間はほんと嬉しかったです。山の神様からの最高のプレゼントですね♪)^o^(
こんばんわ。
コメントありがとうございます。
色々あったけど、甲府に前泊した甲斐もありよかったです。
写真は、たまに同行者から苦情が出ますが、daizさんたちからの励ましを支えに気にしないことにします(こんな事書いたらほんとに置いてかれちゃうかな…)。笑
こんばんわ〜。
辻山、全くノーマークでした。そんな展望があるんですね 次回は行ってみます☆
カメラは滑落しちゃって岩に思いっきり落ちてしまい、部品破損&ご推察の通りレンズカバーが開かなくなっちゃったんです。最近修理したばっかなのに…。
一眼は本気で買おうと思ってるんですが、コンデジも一台は必要なのに困ったもんです
おっは〜☆
なんとか満足できそうな代替コースが見つかったときにはほっとしたよ(笑)。
眼下の紅葉は色とりどりできれいだったけど、地蔵はかっこよかった!!
かなり見とれてました
ドンドコ沢は、滝を巻きがちだからみんなでわいわいしながらのんびり登るのも楽しいかも〜
おはようございます。
そう言われてみると、
奥穂←キレットから
涸沢←北穂池から
王道無視しまくりですね…(--;)
槍と劔はまともにいこ…
tamaoさん、こんにちは!
鳳凰お疲れさまでした。
大変でしたね〜計画から実行までが
張り紙そして張り紙・・・辛すぎる
でも最後は執念というか、南アへの思い!
tamaoさんの思いの勝ちですね!
素敵な紅葉でした fall
読んでるだけで、ドット疲れてきました。
女の執念ってすごいね
どんどこ沢キツイですよね。
できるなら登りたくないです。
画像の右上の影は私も気になっていました。
光学レンズの蓋が完全に開ききってなかったのかな?
たまちゃんには是非、剱は北方稜線から・・
槍は北鎌から登って貰いたいです。
その執念で!
tamaoさん、こんばんは
to4さんも書いていたけど、こんな形で鳳凰三山を制覇した人はたぶんtamaoさんだけでしょうね
けど、地蔵岳から観音岳にも赤抜沢の頭とか馬みたいなカラ松の古木とか、おもしろいところがたくさんあります。また、今回は富士山は見えなかったようですが観音岳から見える富士山は薬師岳とのアングルが最高ですよ
次回は雪が積もった時期にぜひ登ってみて下さい。
そのときはアナウンスしていただければtamaoファンが大勢集まると思うんですが
こんばんわ!
いえいえ、周りの方の助けがなかったら間違いなく傷心で帰宅か、無理やり金峰山位でしたね。笑
カメラトラブルは凹みます。一瞬全く写らなくなって、えって時が止まりました。
そうそう、ご提案のソフトMコース、前回黒戸の甲斐駒から地蔵まで歩いたとき、当初の予定は鳳凰三山する予定だったんです。ということで来年是非☆
こんばんわ!
いつも暖かい目で見守っていただきありがとうございます。
写真の影は、レンズカバーの故障が臨場感あるかんじですよね。笑
写真ももっと追求していくつもりですのでこれからもよろしくお願いします☆
コメントありがとうございま〜す。
なるほど、核心は鳳凰小屋の先なわけですね☆
近道も相当な急登でしたけどね〜
でめhonsamaさんのコメント見て、鳳凰小屋から登ったときの地蔵岳を見てみたくなりました♪
こんばんわ。
まぁ思いっていうか、とりあえずここまで来てどこにも行かずに帰るなんてありえない!って感じでした(これが執念なのかな!?)
でも前から行きたかった場所でもあるし、失敗は成功のもとだし、行けてよかったなぁと思います(^^)
こんばんわ。
執念なのかなぁ?
え〜じゃあさんならあの状況で帰宅ですか?!
初めはえらい疲れましたが、鳳凰小屋越えてからは休み休み、下山はハイキング気分できもちよーく歩きました♪
今年最初で最後の紅葉山行かもですね。
槍と劔は、とりあえず王道から行って第二段でご提案のルートでいってみたいですね(そっちは私のレベルじゃとても行けそうにないですから)
tamaoさん
こんにちは
鳳凰お疲れ様でした
三山のうち観音を最後に残すヒトも珍しい・・・(笑)
onsenさんもおっしゃている通り、初穂高もあのルートだったので、槍、剱も王道はすっとばしてみてはいかが?
常識をぶち壊す山ガールってのもカッコイイかも(笑)
おはようございます
稜線では、そういえばbekopapaさんいらっしゃらないかなぁと思ってました
地蔵〜観音岳、次回は三山行く予定なので絶対歩きますよ!!
つぎはぎで行くと、次行くための理由をあえて作ってる感じですよね。
では次回はわいわい行きますか〜
おはようございます☆
ご訪問どうも。
執念って言われるとちょっと賛成しかねるけど(笑)、機転っていい言葉〜
たしかに観音岳って真ん中だから、たいてい一回目で行かれるんでしょうね。。。
展望が良くて、さりげない山頂が素敵でした☆
ところで、わたくし常識ある社会人を目指してますので槍と剱は王道から〜
(でも、万が一があるので賭けはしません )
今回はtamaoさん^^以外と印象深い記憶に残る山行だったのではないですか?
想定通りにいかなかった山行ほど、思い出として脳裏に焼きつくような
おいらなんか 週の半ばに、入念に洗って干しておいた山靴が、山行前日の午後に で、ハイカットの上まで雨水が満水でした
戦意喪失から始まった皇海山は生涯忘れません
”終わり良ければすべて良し”と言う事で
おはようございます。
コメントありがとうございます
まぁ確かに印象には残っています。
ドンドコ沢の急登ぶりが・・・
でもその分絶景のポイントの感動もひとしおだった気がしますね
皇海山、そんなショッキングな出来事からスタートしたんすね それはブルーなスタート
でもあんな楽しそうなレコで、確かに“終わりよければすべて良し”ですね。
ちなみに今週末はほぼ計画通りに事が進みました〜
けど、結果なんとかなってしまったからよかったですよね〜^−
紅葉も味わえたようでうらやましい。。
自分は今年、いく先々でダメダメな紅葉ばかりです
tamaoさん、こんばんは。
大変な山行だった様ですね。ご苦労様でした。でも結果良ければ全て良しですね
ところでshira-gaさんのコメント、
”黒戸尾根→甲斐駒→早川尾根→鳳凰三山縦走のソフトMはどうでしょう”って、きっと日帰りだと思うな〜。
だからshira-gaさん、一緒に山に行ってくれる女性が現れないんだと思います
こんばんわ〜。
そう、終わりよければ…です
紅葉はやっぱり赤系はだめなんだなぁと思ってたら、千さまだったかな、鳳凰は黄葉が有名なんですってね★
今年最後の沢登り、楽しそうでしたね。また後程お邪魔しまーす
先週はどうもありがとうございました!
そしてご訪問どうもです。
shira-gaさんのは、Futaroさんのおっしゃる通り日帰りでした・・・。
まぁ行けるかもですが、それはソフトМじゃない!!ドМだ!と声を大にしていいたいです 笑
寒中水泳もお好きなようですし、どこまでМの道を走っていかれるのでしょうか。先が楽しみです
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