倉手山:残雪の飯豊連峰の眺望が最高
- GPS
- 04:29
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 755m
- 下り
- 757m
コースタイム
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 4:25
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は全くない。ほとんどが夏道である。600m超えでちょこっと雪を横切るところ何箇所かあり。700mくらいの支尾根上にしばらく雪あり。840m付近の急登は雪の上を登る。頂上は広く雪に覆われている。 |
写真
感想
連休前半の3日間は高気圧に覆われ、晴れは間違いない。3球ストライクが来るのが間違いないようなものだ。眺望が良い処に行こうかと考えたが、残雪が美しい飯豊を倉手山から観てみようと行ってみることにした。実際に、飯豊の素晴らしい眺望を楽しむことができた。倉手山は殆ど夏道だったが、山頂の雪がたっぷりで、途中一部雪を登降するところがあったので、雪山ハイクとした。
飯豊登山口の玉川渓谷まではかなり遠く、ほとんど新潟県。途中で新潟まで80劼良玄韻あり、実感した。梅花皮荘までの道は舗装道路、幅も広く問題ない。その先の飯豊山荘方面は、梅花皮荘への分岐までで通行止め。梅花皮荘の駐車場からは既に飯豊の稜線が望める。吊り橋は通行禁止なので、車道の橋まで戻って登山口へ進む。倉手山登山口まで20分ほど。ここまでは除雪済み、車も通行は可能の様だ。
登山口から入ると直ぐに標高差300m程の急登となる。スケールは小さいが、飯豊の片鱗はある。ほどんど夏道が現れており、カタクリやイワウチワが咲いている。標高600m辺りから3回ほど雪の上を少し歩く処がある。登りが緩くなって尾根上になると少しの間雪上を行く。登るに従って、西俣の尾根の上に朳差岳と鉾立が見えるようになる。また、雪が無くなり780mのピークに着く。ここから細い尾根を経て倉手山山頂が見えるようになる。この稜線上ではタムシバが最盛期、シャクナゲは咲き始めである。800mを超えると、一部夏道が隠れ雪の斜面を登る所がある。でも、その後は頂上直下まで夏道を行く。この道は意外にもイワウチワ ロードだった。最後に頂上の雪が間近に見えるようになると山頂は直ぐである。
雪面に上がると正面に飯豊連峰の主稜のスカイラインが徐々に見えてくる。北股岳から飯豊本山方面は山頂で初めて見ることができる。やはり雪が豊富である。素晴らしい眺望である。倉手山に登ったらやっぱりこれでないとね。正面に北股岳と石転ビ沢が見える。石転ビ沢から登って飯豊本山まで縦走したのは37年前だったなと思いだす。倉手山山頂は雪に覆われている。多くの山頂は途中の道より雪解けが早いのに何故だろう。倉手山も南面の三角点付近だけ雪が無い。
山頂の雪面からしばらく眺望を楽しんで下ることにする。今日は霞が架かって遠望は効かなかったが十分満足した。今日出会った方は30人くらいだった。さすがに連休である。この山域にしては多い方かな。
コメント
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kyenさん こんにちは
山頂で三人でお話したものです。
もう一人のソロの方と楽しく山座同定の話とかして楽しかったです。
倉手山山頂からの飯豊の眺めすっごく良かったです。
レコで見るたびに雪があるうちにいつか登ってみたい山でした。
kyenさんとは燧ケ岳でもスライドしているみたいでした。
今回は長くお話したので、
又何処かの山でお会いしたらよろしくお願いします。
sakuraさん、コメントありがとうございます。
いつもレコは拝見しています。山頂でのお話で、大朝日日帰りとか、大日杉から飯豊にも行ってらっしゃると伺い、経験ある方だなと思っていました。
私も倉手山山頂からの飯豊連峰、一度見たかったのです。ただ、油断していて、蚋にやられました。
また、お会い出来れば良いなと思っています。
ご指摘、有難うございます。
こちらから見るのは初めてだったもので。
写真のコメント、直しておきますね。
kyenさん、こんにちは!
流石に雪国は、標高1000m以下でもこんなに残雪があるんですね。
それにしても・・・、飯豊連峰の景色は素晴らしいです。まだ、こんなに雪深いんですね。
いつか行ってみたい山なんですが(健康寿命の限界が近いので、できたら今年中に、特に石転沢の雪渓を登りたい)、山が深くて、なかなか決心が付きません。素晴らしい眺望をレコ下さりありがとうございました。
PS:蔵王のレコもとても参考になりましたよ。
eagleさん、コメント有難うございます。
飯豊、特に石転ビ沢は、私はもう登れないだろうなと思って、天気の良いときを狙って、眺めに行ってきました。車で往復5時間以上はかかりましたが、眺望には満足しました。
石転ビ沢は時期を選ぶことが大切のようです。eagleさんなら、状況判断はできると思いますが、石転ビ沢までの途中の通過や雪渓の崩壊の状況などが、毎年違うようです。大昔、私が登った時は情報が少なく8月中旬に行ってしまいましたが、運が良かっただけかもしれません。最近のレコを参考になさってください。
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