アカヤシオ彩る「袈裟丸山」（日本三百名山）［折場登山口からピストン］

2018年04月29日(日) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 10.8km
• 登り: 965m
• 下り: 961m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:22
• 休憩: 0:24
• 合計: 3:46

4:52 折場登山口
5:24 5:26 賽の河原
5:37 5:37 雨量観測所
5:57 6:00 小丸山
6:08 6:08 袈裟丸山避難小屋
6:37 6:53 前袈裟丸山
7:17 7:17 袈裟丸山避難小屋
7:26 7:28 小丸山
7:49 7:49 雨量観測所
8:02 8:03 賽の河原
8:38 折場登山口

天候

快晴♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆折場登山口の駐車場を利用
・駐車スペースは20台程度あるが、朝5時前でほぼ満車。
　（下山時は、登山口周辺の車道に数十台路駐していた）
・トイレ有り
・国道122号線から登山口まで約9km（全線舗装道路）

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2.5（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場等の頻度や時間等
★登山道の眺望：2（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：3.5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：約50人（下山時）】


◆登山道の状況
・全体的に登山道の整備は良く歩きやすい。
・ツツジ平〜賽の河原〜小丸山〜避難小屋の区間は、標高差の小さな緩やかなアップダウンが続き標高差は稼げない。
・前袈裟丸山の直下の標高差100mほどは急登となる。樹林帯の中なので危険性は少ないが、下りはスリップに注意したい。
・袈裟丸山の最高標高地点（1961m）は、奥袈裟周辺となるが、前袈裟丸山と後袈裟丸山の間の八反張が風化が激しいということで通行止めになっており折場登山口から最高地点まで行くことはできない。八反張に明瞭な踏み跡があったので自己責任で通過する人もいるようだが、公式に通行止め区間なので、レコに上げるのもどうかと思い今回は自粛した。

◆アカヤシオの開花状況
・ツツジ平から賽の河原周辺までほぼ満開のアカヤシオが迎え、丁度見頃だと思う。
・アカヤシオの花目当てに登山される方も多く、本日は大勢の登山者が訪れていた。

◆その他
・残雪は山頂直下に少量残っていたが、歩行には全く支障はなかった。
・樹林帯歩きで眺望は全体的に悪いが、弓の手コースの一部や小丸山と前袈裟丸山山頂は、眺望が良く周囲の山々が比較的よく見える。

写真

4/29 4:52

折場登山口。
朝5時前というのにほぼ満車状態だった。
どうやら昨日から山に入っている人が多いようだ。

4/29 4:53

では、折場登山口から出発しよう！
序盤は丸太階段を登っていく。

4/29 5:01

弓の手コースは、整備も良く歩きやすいコースだ。

4/29 5:08

登山口から約20分歩くと展望の良い箇所に到着。

4/29 5:08

本日の目的地である袈裟丸山（前袈裟丸山）の山体が見える。

4/29 5:09

西側が見渡せる尾根を登る。
眺望が良く気持ちの良い場所だなぁ。

4/29 5:18

主稜線まで登ると勾配が緩やかになる。

4/29 5:22

お〜、アカヤシオが咲いているね〜

4/29 5:24

ツツジ平に到着。
展望台があるので登ってみた。

4/29 5:25

展望台の一番上から朝日が見えるかと思ったら、樹木に覆われ眺望はイマイチ。

4/29 5:25

でも、展望台からアカヤシオを見渡すことはできる。

4/29 5:27

再出発し、賽の河原を通過。

4/29 5:29

花見をしながら登山ができるなんて良いね！

4/29 5:33

しばらく歩くとカラマツ林になってきた。

4/29 5:36

小さなアップダウンはあるが、歩き易いコースだ。

4/29 5:40

床水と書いている小さなピークを通過。

4/29 5:41

正面に袈裟丸山が見えてきたが、回り込むように稜線が続くので、なかなか近づかない。

4/29 5:49

緩やかな稜線を歩く。
なかなか良い所だね〜

4/29 5:59

小丸山（小袈裟）に到着。

4/29 5:59

小丸山から東側の眺望。
左奥には男体山も見える。

4/29 6:00

ようやく袈裟丸山が見渡せるようになった。
左から前袈裟丸山、後袈裟丸山、中袈裟丸山、そして最高峰の奥袈裟が一望できる。

4/29 6:01

では、前袈裟丸山に向けて出発。

4/29 6:08

小丸山から標高差60mほど下り、ダケカンバに囲まれた避難小屋に到着。

4/29 6:08

避難小屋はこんな感じで小さい。

4/29 6:12

しばらくダケカンバ林を歩く。

4/29 6:22

ここからの前袈裟丸山まで標高差200mほどを一気に登っていく。

4/29 6:26

北側には前袈裟丸山から後袈裟丸山までの稜線が見える。
鞍部が八反張だろうか。

4/29 6:31

結構な急登だね〜

4/29 6:35

急登を登りきると笹の稜線となったら山頂はもうすぐ。

4/29 6:39

袈裟丸山（前袈裟丸山）に到着。

4/29 6:40

現在は、一般的に前袈裟丸山を袈裟丸山の山頂としているらしい。

4/29 6:45

とりあえず三角点にタッチ！

4/29 6:40

本当は、後袈裟丸山、最高峰の奥袈裟まで行っても良かったが、公式に通行禁止になっているから自粛した。

4/29 6:41

前袈裟丸山から後袈裟丸山を望む。
通行禁止となっているが、明瞭な踏み跡は付いていた。

4/29 6:41

前袈裟丸山から日光白根山が見えた。

4/29 6:41

前袈裟丸山の北側には昨日登った太郎山（左奥）と男体山が見渡せた。

4/29 6:43

北西側には至仏山。

4/29 6:43

西側には武尊山。

4/29 6:42

さらに西側には谷川連峰が連なる。

4/29 6:56

南西方向は赤城山。

4/29 6:55

本日は霞が濃く視程が悪いので南側に高い山は見えなかった。

4/29 6:57

では、下山しよう！

4/29 7:06

再び小さなアップダウンを繰り返しなら稜線を戻る。

4/29 7:38

人為的な賽の河原だな〜

4/29 7:50

早朝より日差しも高くなり、アカヤシオが映えてきたので、写真を撮りながらゆったり歩く。

4/29 8:04

いや、まさに百花繚乱、多くの登山者が訪れるのも納得できた。

4/29 8:20

下山は50人ほどの登山者とすれ違った。
どんどん登ってくるね〜

4/29 8:24

再び山頂を眺め振り返る。

4/29 8:38

登山口に到着すると車が溢れていた。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

GW突入で前半は天気も申し分ないですね！
今回の山行は、直前までどこに登ろうか迷った末、先週の景鶴山に引き続き、未踏の三百名山に登ることにしました。

初日の日光太郎山に引き続き、2日目は、アカヤシオ見頃の袈裟丸山に登ることにしました。

朝5時前というのに、20台ほどのスペースがある駐車場は満車状態。
「えっ、マジかよ〜、何時から登ってるの？」と思いながら登りはじめました。
でも、先行者は一向に見えてこず、山頂にも誰もいませんでした。
恐らく避難小屋等に前泊している人が大勢いたようです。

今回のメインであったアカヤシオは予想通りに満開状態。
新緑が始まったばかりでまだ冬色の山にピンク色がとても映え、花見をしながら緩やかな稜線歩きは楽しかったです。
下山時はアカヤシオ目当て大勢の登山者とすれ違い、駐車場は、路駐の車で溢れていました。

こういう、のんびり花を眺めながらのハイキングも良いですね！
この季節は、残雪歩きから花探訪まで色々な季節を感じられるなと感じた山行でした。


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