角落山と剣の峰 角落山の男坂はやはり手強かった
- GPS
- 06:10
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 855m
- 下り
- 859m
コースタイム
天候 | 曇り 登山口朝12度だったと記憶 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
男坂コース: ★沢にそって登る。沢床を歩くことが多いですが、高巻きや巻き道は概ね沢の右側(左岸)に付けられてます。青、赤、ピンクなどの目印は比較的多い。踏み跡はあるがルーファイは必要。2度ほど二俣でルートミス、どちらも数分進み違うと判断して戻る。 ★沢床に大岩(5m位)1100mが転がっている所から先は、沢登りで言う詰めになります。傾斜が増し、最後は四足動員で土の斜面を詰めると尾根にでます。 ★尾根から角落山は踏み跡明瞭で道間違いの心配は無くなります。最初の鎖場から先だったか、土と岩のミックスの激登りが山頂まで続きます。ここはかなり危険で、ミスすると50m位転落します。木の根・枝や岩角を掴んで(ホールドになる物は安全確認した上でなんでも利用)、また岩場同様三点支持は必須です。ここはむしろ岩場鎖場の方が安全で、鎖場は前日の迦葉山・和尚台の鎖場より容易です。 ここは下りで利用したくないですね。自分的にはロープが無いと下る気にならないです。 角落山から女坂分岐: ★一般道なので特に危険箇所はありません。さほど急な所も岩場も無かった記憶、気楽に下れました。 剣の峰: ★剣の峰は男坂よりは危険度は低く、良くありがちな岩場・激登りで、急な区間も男坂に比べて短いです(地形図を見ると一目瞭然)。ただしピストンの場合は下りがあるので土と岩のミックスの激下りでは三点支持必須。 女坂コース: ★危険箇所はなく最後までメローな道が続きます。崩壊地のトラバースが2カ所ありますが路肩がしっかりしてるし、垂直に切れてる訳では無いので高度感もほとんど無く、普通にスタスタ歩けます。 |
写真
感想
当初、30日に登れなかった近場の鉱石山にしようとかと思いましたが。鉱石山は面白みに欠け、少し遠いが角落山にしました。角落山男坂は難路と言うことでワクワクして向かいました。天気予報は曇りで夕方から雨。下山時の雨は覚悟してましたがなんとか降らずに済みました。
尾根にでるまでの沢ルートはさほど危険とは思いませんでしたが(ルーファイは必要)、尾根にでてから山頂までの、おそらく60度位の土と木と岩の斜面に付けられた道はかなり危険度が高いと思いました。総合的な難易度をもし付けるとすれば、昨日登った景鶴山より断然高いです。景鶴山は距離が長いだけですから、小屋泊でも行けるし。
男坂は登山の初級者だけで、気軽に行くコースではないと思いました。
一応カテゴリーをハイキングにしてますが、難易度危険度は明らかにハイキングの域を超えてます。
30日:戸神山、迦葉山(和尚台の鎖場は鷹戻しよりは容易でした)、栗生山
仝与聖 山頂からの展望は秀逸
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1449028.html
迦葉山(和尚台)、栗生山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1449077.html
1日:景鶴山 旬は過ぎてましたが、ミズバショウ、残雪、藪漕ぎとそれなりに楽しめました!
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2日:角落山と剣の峰 角落山の男坂はやはり手強かった 当レコ
コメント
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こちらも遅ればせながら・・・遅コメです。
角落山には、高崎の友人と登りました。
二人ともカミサン連れでいたので、もちろん、女坂コースのピストンでした。
写真を拝見して、ホントに男坂を選択しなくてよかった…と思いました。
「60度位の土と木と岩の斜面」なんて、半端なく危ないですよ。
ロープがないと下れないのでは?
我々も曇り空でしたので、山頂からの眺めもイマイチであまり印象がのこっていません。
拙者一人ではなかったので、剣の峰をパスしてしまったことが、今となっては悔やまれます。
隊長
角落山男坂は難路で手強いと事前情報を得ていました。
どうせ大したこと無いだろうと思ってましたが、実際歩いてみて、予想以上に手強いと感じました。剣の峰は激登りが男坂より短く、お助けロープが多数設置されてました。そういった意味でも剣の峰より男坂のほうが、危険度・難易度共にワンランク上だと感じました。
あそこは木々があるので、写真では危険度が伝わりません。ホールドが弱く、もし(全体重をかけたら折れてしまう枝・根)足を滑らせ、1m滑落したら、木々の隙間から転落し即死でしょう。遺体の発見も回収も困難だろうな、なんて考えながら登りました(笑い)
もし下りで利用してたら、延々と後ろ向きのクライムダウンで、慎重に慎重に時間をかけて下り、尾根が緩くなった所で、ああ、助かったと思ったことでしょう。
もし行かれるなら、下りでは使用しないほうがいいです。剣の峰はお助けロープが多数設置されてるので慎重に下れば大丈夫かと思います。
コメントありがとうございました。
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