八ヶ岳(硫黄岳・峰の松目)【桜平-峰の松目-硫黄岳-桜平】
- GPS
- 05:10
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,049m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
天候 | 曇り(ガス) みぞれと大風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ゴールデンウィークにしっかりと単独行をしたくて、少々、時季としては早い感じがしましたが、八ヶ岳を選びました。
八ヶ岳はとても好きな山域で、よく行くのですが、峰の松目はなかなか機会がなく、未登頂でしたので、今回のメインにし、峰の松目から硫黄岳、そして横岳をピストンする計画を立てました。
前夜に桜平に入り車中泊をして、6時に歩き出しました。想定よりも寒めだったので、少し着込んで歩き始めました。
夏沢鉱泉までは雪はなく、オーレン小屋までも雪はあるものの、チェーンスパイクをつけるほどではありませんでした。
オーレン小屋まで来ると、とても寒く、気温は氷点下になっていましたので、上下のレインウェアに、ダウンベストを下に着て、手袋もして、峰の松目に向かって出発しました。
オーレン小屋から歩き始めてすぐに登山道は雪に覆われていました。さらに、雪もちらつき始め、不安が心をよぎります。
分岐で峰の松目に向けて右ルートを選択し、夏道が定かでないなか、赤テープを頼りに樹間を縫って歩きました。
途中、赤テープを見失って、ルートを外しましたが、稜線に向かって直登し、コースに戻ることができました。
稜線にのってからは、勾配が厳しくなり、スパイクを効かせながら、ガシガシ登っていきます。
勾配が緩くなってしばらく進むと、木々に囲まれた峰の松目の頂上に到着しました。
三角点があるくらいで、眺望も望めない頂上ですが、登ってきたコースを考えると、感無量でした。
峰の松目を後にして、稜線沿いに硫黄岳を目指しましたが、高度を上げていけばいくほど、風とみぞれはひどくなり、体感温度もどんどん下がっていきました。
赤岩の頭に着いた時には風がとても強く、横岳に行くことは、まったく考えなくなってました。
赤岩の頭からは、強風にさらされながらも、着実に高度を稼ぎ、大きな岩を迂回して、硫黄岳の頂上に到着しました。
頂上を見ても、真っ白で、頂上標柱が見えませんでしたが、進んでいくと、避難小屋と標柱が見えてきて、安心しました。
写真を何枚か撮るだけで、どんどん体温が奪われていくのがわかりましたので、すぐに夏沢峠に向けて下山を開始しました。
夏沢峠への登山道は、ちょうど風が抜けるのか、赤岩の頭からのルートよりも、風が強く、なんども立ち止まって様子を見たりしながら、慎重に下りました。
夏沢峠が見えるころには樹林帯に入り、風に悩まされることはなくなりました。
夏沢峠からは、オーレン小屋、夏沢鉱泉と、順調に下り、桜平に到着しました。
硫黄岳からの横岳のピストンを楽しみにしていたのですが、またの機会にチャレンジしたいと思います。
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