アカヤシオは終わってました（涙） 〜 西上州 稲含山 〜

2018年05月05日(土) [日帰り]

• GPS: 03:14
• 距離: 3.4km
• 登り: 465m
• 下り: 451m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:57
• 休憩: 1:02
• 合計: 3:59

9:41 神ノ池園地
9:48 9:48 一の鳥居
10:01 10:01 神の水
10:05 10:06 二の鳥居
10:26 10:35 秋畑稲含神社
10:52 10:00 赤鳥居方面との分岐
11:00 11:05 下仁田稲含神社
11:06 11:50 稲含山
11:55 11:55 下仁田稲含神社
12:00 12:00 赤鳥居方面との分岐
12:30 12:30 赤鳥居
12:33 12:34 茂垣峠
12:37 12:37 一の鳥居
12:45 12:47 神ノ池園地
12:48 神ノ池園地前駐車スペース

1カ月半ぶりの山で身体が重いため
かなりゆっくりとしたペースです

天候

快晴(*^_^*)
・気温急上昇で前橋は夏日　そのせいか空気中の水蒸気が多く、遠景は霞み気味
・登りでは汗をかく気温だが、立ち止まると吹く風が爽やかで汗のひく陽気（山頂では風が抜け1枚着ないと寒く感じました）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道254号線を福島交差点を南へ
県道46号経由で那須集落、那須大橋手前を右折して林道で神の池公園
公園前に20台ほど駐車出来るスペースがあります
※その先、茂垣峠（鳥居峠）を通過して下仁田まで林道が続いていますが未舗装です。以前から比べると道が改修されているようで普通車の方も上がっていかれていました。

コース状況／危険箇所等

整備された比較的歩きやすいコースで、大きな危険箇所もないかと思います。
西上州の山ですので、トラバース気味に進み場所等は下が急斜面になっている場所もありますので最低限の注意は必要かとは思いますが・・・

【神の池公園〜一の鳥居】
・神の池公園南側の比較的歩きやすい斜面を進みます。暖まっていない身体にはちょっと堪える傾斜ですが、5分程度で南側を巻いた林道を横断。その先、すぐに一の鳥居です。

【一の鳥居〜神の水】
・一の鳥居は神の水経由のコースと赤鳥居（茂垣峠）経由のコースの分岐です。今回は神の水経由のコースで登りました。
・しばらくは針葉樹の林を進み、落葉樹に変わるころ南側が急斜面の緩い登りとなります。進行方向がやや北に変わると沢の左岸を進むようになり、すぐに神の水です。

【神の水〜秋畑稲含神社】
・神の水の上部で枯れた沢を渡渉し右岸に進み、斜面を少し登ると二の鳥居。さらいに斜面をトラバース気味に進むと上に秋畑稲含神社が見えてきます。

【秋畑稲含神社〜赤鳥居コースとの分岐】
・神社の東側に進み、すぐにロープの張られたトラバース気味の斜面を超えます。その先は九十九折の階段が続きます。多少崩壊が進んでおり、段差が大きかったり、階段の内部が抉れているところもあり、一部登りにくい場所もあります。
・階段が終わると子尾根を越え北斜面のトラバース箇所があり、これを越えると分岐に到着です。
※ロープ設置個所が2か所ありますが、どちらも使わなくとも問題なく通過できます。但し、下は急斜面ですので落ちないように注意が必要です。

【赤鳥居コースとの分岐〜下仁田稲含神社〜稲含山山頂】
・分岐で東側に進むと赤鳥居（茂垣峠）方面、西側に進むと下仁田稲含神社を経由して山頂方面です。
・以前に滑落事故があった北側斜面をトラバース気味に進みますが、北側には転落防止の金属フェンスが、危なげな場所には2か所ほど鎖が設置されており、安全に下仁田稲含神社まで行けると思います。
・下仁田稲含神社には登山者用ノートが置いてありました。
・神社から南へ進み、階段状の岩場を少し登り上げると山頂です。
※鎖設置個所が3か所ありますが、ここも使わなくとも問題ないと思います。但し、そこそこ傾斜がありますので、下りでは慎重に進んだほうが良いと思います。

【稲含山山頂】
・ツツジやアセビの低木に囲まれた山頂で、三角点と方位盤が設置されています。以前に山頂西側にあった山頂標識はなくなっていました。
・360度の大展望で、南には白髪岩、赤久縄山、御荷鉾山、西には小沢岳や桧沢岳など南牧村の山々、その先には八ヶ岳を望めます。北には妙義山、荒船山、浅間山、志賀の山々、それ以外にも榛名や赤城も眺めることが出来ます。

【稲含山山頂〜赤鳥居（茂垣峠）コースと神の水コースの分岐】
・往路を戻りますが、登りより下りは傾斜が気になる場所ですので、慎重に下ったほうが賢明です。

【赤鳥居（茂垣峠）コースと神の水コースの分岐〜赤鳥居（茂垣峠）】
・進路を東にとり、鎖の設置された斜面を越え、階段状の下りを進むと赤鳥居に到着です。
※この鎖場も使わなくとも問題ありません。
・赤鳥居の先、すぐに茂垣峠です。
・茂垣峠は下仁田方面から車で来ることが出来るようで、数台の駐車スペースがあります。（甘楽町側からの林道で神の池公園から先に進むと、この峠の東側に広いちゅしゃスペースがあるようです）
※ここには行ったことがないので詳細はわかりません

【赤鳥居（茂垣峠）〜一の鳥居】
・少しだけ斜面を登り、高圧線の鉄塔に向かって下ります。その先、傾斜が緩くなりすぐに一の鳥居に到着です。

【一の鳥居〜神の池公園】
・林道を横断し往路を戻ります。



【トイレ情報】
・神の池公園付近、秋畑稲含神社、下仁田稲含神社に比較的綺麗なトイレがあります。神の池公園付近のトイレは水道もあり手も洗うことが出来ます。（飲用出来るかは不明）

写真

5/5 9:35

7時起床、8時半出発
途中のコンビニでランチを購入しても約1時間で神の池園地に到着！
地元の山って近くていいですね♪

5/5 9:35

本日の嫁のウェアリング
当初はマムートのジップアップの予定だったようですが、GW中に「激○り」した体形が丸出しでNG
山シャツで体形カバーすることにしたようです(^▽^;)

5/5 9:35

まずは神の池園地内のミズバショウを見に行きます

5/5 9:36

いい感じの若葉

5/5 9:36

シャクナゲも咲いていましたが、今年は暖かいためかピンクは終わっていました

5/5 9:37

ミズバショウは・・・花は終わっていて巨大化してました

5/5 9:44

さて山頂を目指しましょう

5/5 9:46

まともな山は1か月半ぶりなので、初めから身体が重い！
林道を横断する頃にはもう汗が・・・

5/5 9:48

すぐに一の鳥居
入山させて頂きます・・・と一礼して進みます

5/5 9:48

コースはいつもの周回コース
往路は神の水を経由して、復路は赤鳥居へ下ってここに戻ります

5/5 9:52

岩のある西上州らしい風景の中を進みます

5/5 9:55

杉林の奥には見事な一面の若葉
おじさんでも絵になります

5/5 9:55

振り返ると杉林

5/5 9:56

本日は3台のカメラを携行
本気撮り用のDP1sで西上州らしい場面を1枚

5/5 9:57

左側は切れている箇所を通過

5/5 9:57

岩を回り込むと神の水下部の沢沿いになります

5/5 10:01

ここも若葉が素晴らしいです

5/5 10:01

神の水を1枚

5/5 10:02

縮小された絵では美しさが伝わりませんね
後ほど現像で追い込んでみたい1枚です

5/5 10:02

ここを通過してきました
微妙に危なげな雰囲気ですが、西上州では普通の道ですね

5/5 10:02

神の水を横断し階段を登ります

5/5 10:03

新緑の中を進むおじさん

5/5 10:03

視界が開けると青空と新緑が眩しい

5/5 10:04

すぐに二の鳥居
ここでも一礼！

5/5 10:09

今日は夫婦二人してダメダメなので
足元に咲く花をめだてながら進みます

そんな中見つけた楓の花

5/5 10:11

この辺りは九十九折の登り
汗が出ます(^^;

5/5 10:11

新緑の中を吹き抜ける風が爽やか♪

5/5 10:18

油断すると隣に大きな岩
この下で立ち止まりましたが、落石が怖いのですぐに移動しました

5/5 10:18

一カ月半で筋力が低下しているうえ、久々の登りで精神的にもやられている嫁
表情には余裕があります

5/5 10:21

ハナネコノメ発見！（名前はあってますかね？(^^;）

5/5 10:26

そうこうしてるうちに秋畑稲含神社に到着
境内で小休憩しました

5/5 10:35

お社の右脇から登山道に戻ると微妙な感じのトラバース

5/5 10:35

この辺りまでくると若葉がさらに若い雰囲気

5/5 10:36

トラバース箇所で1枚

5/5 10:36

休憩後なので余裕が出た嫁

5/5 10:37

はい！ここから鬼階段スタート！

5/5 10:39

ちょっと足元を作品風に1枚

5/5 10:39

今日は通称「リングシューズ」な嫁

5/5 10:43

名前がわかりませんがあちこちに咲いていました

5/5 10:49

しばらく階段状の登りを進み傾斜が緩くなると乗越して北側に出ます

5/5 10:50

このコースはホントよく整備されていて有り難いです

5/5 10:51

ちょっとした段差を登る嫁
今日はいつもに増して「どっこいしょ」な感じ(笑)

5/5 10:52

赤鳥居方面からの道と合わせます

5/5 10:54

以前に滑落事故のあった場所でしょうか
お地蔵さんが安置されていました

5/5 10:58

今は木製柵やフェンスが設置されていて安全です

5/5 11:00

山頂直下の下仁田稲含神社に到着
お社においてあるノートに記入しました
宮守の岩井さんは今日で931回目の登頂と記載されていました（驚）

5/5 11:03

オーダーメイドのカレンダーでしょうかね

5/5 11:04

さて山頂に向かいますかね

5/5 11:06

いつもは山頂下部で見えてくるアカヤシオですが、今日はまったく花色が見えていませんでした
今年は暖かいのでやはり落花してしまったようです

5/5 11:06

ミツバツツジはいい感じ

5/5 11:08

はい！
稲含山1370m到着！

5/5 11:11

三角点を1枚

5/5 11:12

山頂からの眺め（八ヶ岳方面）

5/5 11:12

荒船山が見えます

5/5 11:12

こちらは北側の展望

5/5 11:13

東側の眺め

5/5 11:13

御荷鉾山が良く見えます

5/5 11:13

白髪岩方面

5/5 11:13

小沢岳をズーム

5/5 11:14

こちらは桧沢岳

5/5 11:14

白髪岩方面

5/5 11:14

表妙義ですね

5/5 11:14

裏妙義

5/5 11:14

浅間山は霞んでいます

5/5 11:15

奥に浅間隠山

5/5 11:15

赤城山ですね

5/5 11:15

富岡の街も良く見えます

5/5 11:15

我が吉井の名峰！？牛伏山方面

5/5 11:16

しばらく眺めを楽しみます

5/5 11:28

風で身体が冷えるので、南側斜面でランチにすることにしました
嫁は400kcal以上の大きなおにぎり(笑)

5/5 11:44

食後にはミツバツツジの撮影♪

5/5 11:44

麓ではもう終わっているんですけどね

5/5 11:44

ヤマツツジはこれから開花のようですね

5/5 11:44

おっ！
金峰山も見えます

5/5 11:45

ちょっと作品風に

5/5 11:46

航空母艦のような荒船山

5/5 11:46

鹿岳

5/5 11:46

立岩かな？

5/5 11:49

アカヤシオは終わっていましたが、ミツバツツジを満喫出来ました♪

5/5 11:49

こんな場所でランチしていました

5/5 11:54

いい天気で良かった

5/5 11:55

【ミニ知識】
シベの数が6本だと普通のミツバツツジ
10本だとトウゴクミツバツツジ
※先週の赤城自然園ハイクでSさんに教えて頂きました

5/5 12:00

下りにかかります

5/5 12:02

ミツバツツジも落花し始めていますね

5/5 12:04

慎重に下る嫁

5/5 12:04

緊張感のないおじさん

5/5 12:06

分岐まで来ました
下山は赤鳥居（茂垣峠）方面に下ります

5/5 12:08

こんな穏やかな尾根道もあります

5/5 12:11

まるでハイキングコース♪

5/5 12:13

・・・と油断していると
こんな鎖場も(^^;

5/5 12:14

もう少しツツジは楽しめそうです

5/5 12:15

珍しくおじさんにひざ痛が出たので、展望の良いベンチで早くも小休憩

5/5 12:22

さて下りますかね

5/5 12:25

こちらのコースも階段があります

5/5 12:26

新緑に癒されながら下ります

5/5 12:26

この時期の1000m級の山はいいですね♪

5/5 12:30

杉林を下る嫁

5/5 12:31

大きな岩が西上州っぽい

5/5 12:31

赤鳥居を通過
一礼でお礼をして下ります

5/5 12:33

茂垣峠まで来ました
右側のコースで一の鳥居へ下ります

5/5 12:38

この辺りも新緑が見事でした

5/5 12:37

鉄塔の脇を進みます

5/5 12:37

遠くから稲含山を探すのに目印になる高圧電線の鉄塔

5/5 12:40

鉄塔を下から1枚

5/5 12:39

すぐに一の鳥居
安全に下山出来たことに感謝して一礼

5/5 12:40

林道を横断して

5/5 12:41

もうすぐ神の池園地です

5/5 12:42

新緑でお腹いっぱいになりました

5/5 12:42

時間が早いので嫁は新緑撮影

5/5 12:43

作品としては・・・(^^;

5/5 12:43

これもどうなん？

5/5 12:43

まあまあですかね

5/5 12:44

マクロ風に1枚

5/5 12:44

クヌギかな？

5/5 12:44

こんな登山道です

5/5 12:45

あ〜
知ってるのに名前が出てこない！（加齢による健忘症(;^_^A）

5/5 12:45

ホテイアオイ！？の花

5/5 13:08

神の池園地のトイレをお借りして帰路につきました
途中の那須集落のコイノボリを上から

5/5 13:08

毎年見ていますがなかなかのものですね

5/5 13:10

すごい数です

5/5 13:10

先程までいた山頂方面

5/5 13:11

コイノボリと稲含山

お疲れさまでした

撮影機器：

COOLPIX S6600 ニコン

LUMIX DMC-GM1 パナソニック

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

SIGMA DP1s シグマ

装備

個人装備

レインウェア（上下）

1

ノースフェイス　レインテックプラズマ

ウィンドシェルジャケット

1

モンベル（緑）

エマージェンシーキット

1

エマージェンシーブランケット・薬類、ナイフ、テーピング、ライター他

カメラ（M4/3機+APS-C機）

3

GM1+12-32　DP1s　EM5MK2+14-150

手袋

2

ウィンドシェルタイプ、簡易レインタイプ

帽子（キャップ）

1

マムート（グレー）

スマートフォン

1

外部バッテリー1個

ヘッドライト

1

予備電池1set

速乾性タオル

1

60ｘ30サイズ

水（1.0L)

1

0.5L　PET　ｘ2

多機能ウォッチ

1

SEIKO

ダウンジャケット

1

モンベルアルパインダウンジャケット

ストック

1

LEKI　サーモライトAS

サングラス

1

オークリー

熊よけ鈴

1

ダウンパンツ

1

フェニックス

共同装備

GPS

1

eTrek30J+予備電池1set

自動車

1

ジムニー（茶）

行動食

1

菓子類

タブレット

1

電解質タブレット

地図

1

1/25000地形図コピー

昼食

2

コンビニおにぎり他

感想

air_4224

GWはどこに行っても激込みで高速道路も渋滞必死なので、今年も渋滞も混雑もない近場の山に出掛けてみました
毎年恒例となっているGWの稲含山
直近では昨年の秋に登っています
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/step4_imp.php?did=1452704

今回もアカヤシオ目的でしたが、暖かな陽気で残念ながら落花していました
ヤマツツジには少々早く、ミツバツツジがいい感じで満喫出来ましたし、久々の山でペースが上がらないので足元に咲く山野草を眺めながら歩きました

先週の赤城自然園ハイクでSさんに教示頂いた知識が役にたち、今まで気が付かなかった花も見つけることが出来ました

新緑の西上州の低山
熊の多い山域なので少々不安がありましたが、そこそこの数のハイカーさんが先行していたので心配も杞憂に終わり、のんびりと歩けた稲含山
また来年もこの時期に登ってみたいものです

最後になりますが数年前のこの時期に山頂の南側から登ってこられた単独男性と登山口でお会いしました
県境の山々をバリエーションコースで歩かれていると話されていたこと、使い込んだバックパックとヘアーバンドが印象的だったので声を掛けさせて頂きましたが、快く応えて下さりうれしく感じました
今日は白髪岩へバリエーションコースで登り、復路で稲含山を登頂する上級者向けの周回とのことでした。

コメント

tatsuca

今年は花が早いようですね
air_4224さん　こんにちは。

アカヤシオ終わってましたか。今年は全般に2週間くらいはやいようですね。
私は今日はＧＷ恒例の高尾山にしましたが、例年5月中旬のベニバナ芍薬はさすがに咲いていませんでした。早い早いとおもってフライングでしたね。^^;)

それにしても、いつもながらウチからさくっとこういう山に登れるのはいいですね〜。高尾山は観光客、家族連れの方がいつにも増して多くて薬王院から高尾山頂までは繁華街並みの大混雑、押すな押すなのハイクでした。

久しぶりの標高差のあるハイクお疲れ様でした。

air_4224

Re: 今年は花が早いようですね
tatsucaさん

コメント有難うございます。
今日も高尾山ハイクとはこまめに出掛けられ体力も筋力もしっかり維持されていらっしゃるのでしょうね
お目当てのベニバナシャクヤク（名前は知っていますがどんな花なのか・・・）に出逢えなかったのは残念ですが・・・

しばらくまともな登りをしていなかったので３時間程度で周回出来、GW渋滞の心配のない稲含山にしてみました
新緑の中、ゆっくりペースが幸いして、普段は目にしないたくさんの山野草も愛でることが出来ました

来週は週末連休なので天候さえ良ければ５月恒例の蓼科山残雪ハイクに行きたいと考えています（暖かさで歩きにくい残雪になっていなかればよいのですが・・・(^^;）

ありがとうございました